
スープラくん、10日ほど前からインパネまわりの内装が剥がされたままになっています。
昨年12月、
このブログに書いたオーディオの怪奇現象の発生頻度がだんだんと激しくなり、ついに先月末、ウンともスンとも言わなくなってしまいました。
これはついにヘッドユニットが逝かれてしまったと思い、やむを得ずインパネの内装をすべて取り外し、ヘッドユニットを取り出しました。
まあ15年も使用したのだから、逝ってしまわれても仕方ないな、と、汎用のヘッドユニットに交換することにしました。
ところが実際には、怪奇現象の発生源はヘッドユニットではなく別の場所にあったことがわかりました。
原因は助手席床下にある巨大な「パワーアンプ」の故障で、もちろん新品は生産終了してます。後でインターネットで調べてみたところ、10年超のスープラで同じ症状が発生したという事例を発見しました。ただこれは2諭吉弱で修理可能、ということで修理して使うことにしました。
ところで僕のスープラは「スーパーライブサウンドシステム」搭載車です。90年代初めに登場したこのシステム、トヨタの電子技術部が総力を挙げてそのクルマ専用に開発した(と、メーカー時代聞きました)ものですが、それゆえに困ったことになってしまいました・・・
何と、
「システムを汎用品で一切代替できない!」
ことが判明したのです。
もし汎用のヘッドユニットを使おうとすれば、すべての配線引きなおし。せっかく修理したパワーアンプも意味がなくなってしまいます。
ゆえにヘッドユニットも配線の都合上汎用品が全く接続できない構造になってることが判明。実際には当初から搭載されてる純正ヘッドユニットが生きていたこともわかったので、できればユニットを交換して内装の雰囲気を変えてみたかったのですが、やむを得ずそのまま使用することにしました・・・
十数年前鳴り物入りで発表された「トヨタスーパーライブサウンドシステム」、いろんな車種に搭載されてましたが、今になって欠点が露見してしまいました。
ただし、エスティマなど車種によってはパーツメーカーなどが発売している専用変換コネクタで対応できるそうですが、たまたま80スープラは対応できる部品が開発されてなかった、ということです。これも生産台数が極端に少なかったゆえの結末なのかもしれませんね。
ちなみに僕が乗ってるタイプの80スープラ「スーパーライブサウンドシステム」、H5年5月~H6年8月まで1年4ヶ月間のみの設定だったらしいです。
Posted at 2008/10/17 16:40:00 | |
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