全国のND車高高め委員会のみなさん、今日も「高め」で萌えてますか?(噓
自分、今日を持って「ND車高高め委員会」を卒業する事になりました・・・(涙
と、言う事で今日はスプリング交換作業をまとめたいと思いますが、いつもの様に恐ろしく長いので、フロント編&リア編に別けて書きます。
しか~し!1分1秒も無駄に出来ない方の為に読み飛ばし用に結論だけ書きます。
車高落ちますです!(演出されたカタログ風味+α)
乗り味悪く無いです!(例えが難しい・・・orz)
コスパがかなりいいです!(騙されても直ぐに戻せますw)
ではでは、クドクドとした本編をスタートします♪
http://www.integral-kobe.co.jp/products/detail.php?product_id=84
このスプリング・・・
うたい文句は「NDの優れたサスペンションをJet`sが鍛え直し更にスポーティーなハンドリングと、しなやかな乗り心地をグレートバランスさせ自然なローフォルムを実現 !」となっています。
SPECは・・・
ダウン量
F・・30mm R・・25mm
スプリングレート
F…32.7N/mm(48%up)R…21.5N/mm(85%up)
ノーマルF…22.1N/mm R…11.6N/mm
となっています。
もともとオートエクゼさんのを付ける予定だったのにいろいろ有ってコレを付けるのですが、最初は純正の味付けから大きく変わってしまうのではないか?(ガチムチ系?)という恐怖が大きかったのは事実です・・・
基本、このレポートは純正大好き&大満足目線からのモノになりますのでご了承下さい。
なにはともあれ!やってみないと解らない!まずはサス交換です!
ローダウン車に欠かせないスロープですが、自分はベニヤ板で自作した激安スロープを愛用しています。
続いてジャッキアップですが・・・
下廻りを覗いて悩む事数分・・・
フロントのサブフレームで上げる決断を・・・(土器土器
こんな感じでゴム板を挟んで上げました。
(ちなみにE46はサブフレームの下にアルミのサブルレームもどき?がついていて見事にベッコリ凹みますw)
たぶん・・・大丈夫でしょう!
馬の方にもゴムで養生して置きます。
リアもサブフレームの所で上げました。
足回りの交換だけなので馬は1番低いロックの所でセットしました。
あ、ホイールナットは接地状態で事前に半〜1回転ほど緩めておきます。
ではでは、フロントバラシです。(写真はフロント右側の作業状態です)
丸印の3カ所のボルトを外します。
右からABSセンサーブラケット・ブレーキホースブラケット・同じくブレーキホースブラケットです。
続いてはスタビリンクを取り外します。
ナットが外れたら、いい感じの位置だと手でスポッと外れますがちょっと位置が悪いとなかなか抜けません。
そんな時は孫の手にもなるNA純正パンタグラフジャッキの登場です。
アームの下にジャッキを入れて少し持ち上げるとスポッと外れます。
お次はショックアブソーバ下側ナットの取り外しです。
車両前方側のナットを取り外します。
ボルトは一生懸命レンチで回しても、ジャッキやバールで良い位置を掴んで引っこ抜いても良いですが、プロが良くやる貫通ドライバーでたたき出すのも自由です。(チキンな自分はレンチ廻し作戦で逝きましたw)
そして、ショックのアッパーのナット3つを外しますが、写真では友締めのブラケットもずらしていますが、その必要は全く有りません、単純に3つのナットを外すだけです。(写真写りを考えるも意味の無い行為だったですw)
最後はアッパーアームのボルトを外します。(赤丸2カ所)
写真ではブレーキホースブラケットが外れていませんが、事前に外しておきましょう。(黄丸)
ガチャと言う感じで外れますので脚(もも)をロアアームの下に挟む等で工夫してそっとバラします。
後は慎重にボディーにあたらないように気を付けてショックアッシー事取り出して完了です。
ここで、スプリングコンプレッサーの登場です。
写真はアストロプロダクツ謹製の最安値の1,500円程度のモノでしたが、上位の2,400円の方が使い勝手が良かったかも知れないです・・・
このタイプは爪が長くてショック本体に傷が付きますです。(気にはしませんがw)
こんな感じで取り付けます。
後はひたすらネジを締めてスプリングを縮めます・・・
この作業、本来?はインパクトなんかで一気にやるのですが、一応この手の商品は全部インパクト使うな!って書いてありますので・・・
漢らしく手締めで逝きます。
(インパクト持ってないってのは内緒ですw)
この季節・・・この作業・・・
正直気が狂いそうになる程しんどい&面倒くさいです・・・♪
良い子はショック4本と交換スプリング&ビール6本セット(350ml)を持ってプロの所へ行った方が安くて速くて確実ですw
最後はアッパーのナットを緩めます。
6角レンチの刺さるボルトになっているので写真のようにすれば外れます。
最初の緩めは車載状態でやった方が楽かも知れないです。
はい、これで全バラです。
インテグラルさんいわくバンプラバーは結構短くなっているそうです。
ブッシュなんかのゴム類は触った感じ柔らかい印象です。
スプリングを比べて見ますと・・・
自由長で50mmぐらい違います。ノーマルはかなりプリロードがかかっています。
ノーマルは荒巻って程では無いですが大体5巻き半、インテグラルさんのは8巻きって感じです。
さて、今度は交換スプリングを縮めて取り付けるのですが、重要な注意点が!
アッパーマウントのゴムシートには三角の突起がモールドされていてそれを車体内側に付けるのですが、ショック下部の方向に注意しながらセットしないと車体にちゃんと付きません。(写真が無くて申し訳ないです!)
つまり、ノーマルと交換用スプリングは巻き数が違うので元有った位置に付けると言うのは通用しないです。
ショックをバラす前にちゃんと三角の突起の位置関係を覚えておき、同じように組付けて下さい!
尚、下側のスプリングシートのスプリングストッパーとスプリング端部との隙間は3mm以下にして下さい。
下の写真は角度がずれていて、もう一度縮める所からやり直した事だけは誰にも言えません・・・><
写真は左側ですが、後は逆の順序で組み付けて行きます。
これで完成です!
と言うのは冗談で、最初は全部のネジを軽くギュッと言う感じで締めておきます。
全部が組み上がったらトルクレンチを使って最終締めを行ないます。
最初に外した10mmのABSやブレーキホースのネジは手締めで締めすぎないように適当に締めます。
スタビの14mmのネジもあまり締めすぎないように適当に締めます。
※素人さんは締め過ぎや締めなさ過ぎが多いので経験が少ない方はディーラーで締め付けトルクを教えて貰うと良いと思います。
その他の重要なネジは以下のトルクで締め付けます。
ロアアーム17mmは53-64N・m
アッパーアーム17mmは53-64N・m
ショックアッパーの14mmは49-59N・m
交換自体はそれほどしんどく無いのでサッと出来ますが(多分左右で1時間30分ぐらい?)例のスプリング縮めが難関ですので2時間30分は見ておいた方が良いかも知れないです。
自分はついでに洗車含めいろいろやってたのでリアと合わせて全部で6~7時間はかかってます(汗
でも、とっても楽しいです!(←ココ重要)
ではでは、続いてはリア交換編をお届けします♪