AlfaRomeo 4Cは発表されたときから凄く気になっていて、日本でのローンチ時にもかなり悩んだけど手を出さなかった。
Spiderが出たら黄色(ジアッロ・プロトティーポ)で購入!と思っていたけど、もう一つ手が出なかった。普段は欲しいとなったらすぐ手を出しちゃうのだけど。
なんでだろう?
手作りのフルカーボンシャーシに、高ブーストターボエンジン。
それで800万そこそこ。
絶対値としては高いけど、あの内容でこの価格は安いと思う。
こんなクルマ今後絶対に出てこない。
これが現代の世に出てきたのは奇跡です。
正に現代のランチア・ストラトス。
4Cはあまり売れてないけど、そりゃ車高は低くてちょっと段差があると通れないし、トランクスペースは殆どない。フロントボンネットははめ殺し。遮音性も低くて室内はうるさい(らしい)。
同じだけ出せばCaymanも買えますし。当時のCaymanはNAだったし、6気筒だったし、実に良い音だし。乗り心地も良いし。いまだったらAlpine A110という更なるライバルもいますし。
ランチア・ストラトスも発売当時はあまり売れなかったそうだけど、そりゃそうです。他にもっと実用性が高いスポーツカーはいくらでもあったのですから。でもいま見るとランチア・ストラトスは孤高ですよね。4Cだって同じだと思うのです。きっと30年後にはいまのストラトスと同じようなポジションになってるのでは。
などと思ってはいたのですが、しかしやはりいざ自分が買うとなるとなかなか手が出しづらかった。
のだけど、生産中止とか、既に在庫分しか手に入らないというウワサを聞いて(ガセでしたが)、慌ててディーラにコンタクト。
調べてもらうと、まだ受注しているそうだけど、確かにもう欧州では売っていないらしい。日本でもまだ受注は受け付けているけど、いつ止まるかは読めないとのこと。納期は10ヶ月、とのこと。
いまならまだオプションも自由に選べるみたいです。
取りあえず実車を見たかったので、おいてある店舗に伺いました。
これはディーラの会長さんのクルマだそうで、ローンチエディションですな。色はロッソ・コンペティティオーネ。赤メタですけど、鮮やかではありますけど色相は紫が入ったいわゆるワインレッドです。
うーん、このサイドシルの広さよ。
やはりカーボンシャーシは良いなぁ。
でもうーん、どうする?
担当さんに見積もりをもらう。
スポーツパック装着で内装はアルカンターラで。
あ、LHDでお願いします。
購入となると、CaymanGTSを下取りに出すことになるか。
取りあえず前向きに検討してみる。
Posted at 2019/11/23 23:50:23 | |
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Alfa Romeo | 日記