トルコン太郎でのATF交換と、CORE701を投入した成果は、走行400キロ位からさらに出た。
低速時のショックも減り、5万キロくらい前の状態まで戻ったような、つまり特にショックを意識しない感じになった。
ただこれまでも定期的にATF交換はしていたので、ずっと何もしてこなかった車に同じようにしたとして、同じ状態になるかは分からないが。
記事にはされていないが、半年ごとに壊れていたイタリア製のラジエーター水温センサーは、発掘された国産純正のものと交換された。
同時に、冷却ファンが常に2つ回るよう、過去に何らかの理由で変更されていた配線も、配線図を発掘してもらって修正された。
なので水温センサー故障の原因がイタリア製のセンサー自体にあったのか、配線が原因だったのかは不明のままとなった。
燃費は、街乗りメインで車検後1回目の給油が10k。
2回目以降は9k。
これからオーナーになる人はほぼいないだろうし、いてもその人が燃費を気にするとは思えないが、これだけ整備されていればこんなもんだし、中央道の登りも十分に流れをリードして快適に走ることが出来る。
イージャンワークスさんに作ってもらったバンパーガードも最高だ。
もう元には戻せない。
増高自動車さんによると、この車の部品の無さはかなりのレベルらしい。
次の10万キロ後の車検は、どのような形になるのだろうか。
それがどんな形になるであれ、もうこの車は
「死なない車」
になったと感じる。
そして前回の車検で千葉技研さんに吸排気系を一新してもらってからそうなのだが、自分の中でモトグッチ・カルフォルニアと並んで、
「あの世まで乗っていく時に選びたい乗り物」
になった。
4速ロックアップ58キロで、どこまでも走って行きたいと感じる。
ER27型エンジンは、本当に素晴らしいエンジンだ。