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ウルトラ黒豹のブログ一覧

2021年05月27日 イイね!

スバル34年・20万キロ 初代アルシオーネVX車検の記録・・・4 「トルコン太郎によるATF交換とCORE701」「アイドルコントロールバルブとスロットルバルブ洗浄」

スバル34年・20万キロ 初代アルシオーネVX車検の記録・・・4 「トルコン太郎によるATF交換とCORE701」「アイドルコントロールバルブとスロットルバルブ洗浄」














栃木県宇都宮市の「増高自動車」さんによる、初代アルシオーネVX 車検の記録パ
ート④です。








前回の車検から数ヶ月後、前のATF交換から4万キロ程度走ったため交換することに。



その時の交換ではATFオイルパンガスケット交換と同時に全量交換したはずなので、今回はディラーでの下抜き交換程度でいいかと考えたのが失敗だった。






4速ロックアップの際に、グローブボックスの蓋が勝手に開くんじゃないかというくらいの


「ズドドーン!」


という振動が出るようになってしまった。




すぐに千葉技研さんに相談し、D1ケミカルのSOD-1Plusの添加、ATF油量調整をしてもらったところ直った。



SOD-1Plus すげえな!




と思ったが、それ以外に単にATF油量を間違えていたのではなかろうか。





アルシオーネのATFレベルゲージは現代のものと違うし。


若い整備士さんはこちらと目を合わせなかった。




まぁ頼んだこちらのミス。






なので今回は、車に出来る限りのことをしておきたかった。









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オートマチックトランスミッションのオイルパンも漏れがあったためガスケットの交換
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マグネットに鉄粉がかなり付着しています。
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綺麗にして組み付けます。
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内部に残ったフルードは外付オイルクーラーで圧送交換します。
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アイドリング回転の不安があるようですのでアイドルコントロールバルブとスロットルバルブを洗浄します。
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アイドリング中はスロットルバルブをバイパスした空気をこのバルブで調整してアイドル回転数をコントロールしています。
中は結構汚れるので定期的な洗浄が必要です。
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洗浄後
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スロットルバルブ
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洗浄後
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今回、修理も含めて多くの整備を行いましたが、この時代の車両の部品入手は非常に困難で整備自体よりも部品探しの方が時間が掛かります。

当然部品があったとしても部品代も高くなりがちですし時間もかなり掛かります、そのような負担も含めてユーザーには覚悟が求められます。



https://www.facebook.com/%E5%A2%97%E9%AB%98%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A-1587245924851962

https://masutaka.co.jp/breakdown/64062/



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さらに素晴らしいタイミングでワコーズの営業さんが来られたので、在庫切れだったATF添加剤 CORE701 をゲット。


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ロックアップ時の衝撃・・・・・トラブル前よりも減った。




渋滞でたまに出る1~2速変速時のドッという衝撃・・・・・まぁ良くなった。




車が前に進む感覚・・・・・とても強くなった。車が速くなり、普通に日常移動タイムが縮んでいると思われる。


ダイレクト感が増して、ボディまで硬くなったように感じる。

というか、車の性格までちょっとスポーティに変わってしまった。もっとアクセル踏んでみてと積極的にあおってくる感じになった。







アイドルコントロールバルブとスロットルバルブ洗浄の成果で、低速時のアクセルオフでアイドリングが300回転程度まで下がりすぎる現象も消滅した。





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Posted at 2021/05/27 02:05:29 | トラックバック(0) | SUBARU XT-6 | 日記
2021年05月23日 イイね!

スバル34年・20万キロ 初代アルシオーネVX車検の記録・・・2

スバル34年・20万キロ 初代アルシオーネVX車検の記録・・・2










栃木県宇都宮市の「増高自動車」さんによる、初代アルシオーネVX 車検の記録パート②です。






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交換の際取り外したラジエータにも冷却水漏れがありました。






ドレンコックも劣化でポキです。





ラジエータを修理に出したところコアは劣化でピンホールが開いているので交換が必要で、サイドのタンクは片側はすでに樹脂から真鍮製に交換されていたが、残った側の樹脂タンクももう限界でなので真鍮作製するしかないとの事でしたのでタンク作成も含めてオーバーホールしました。



このくらいの年代から樹脂部品の採用が増えてきましたが、樹脂部品はこのように経年劣化で必ず壊れます、金属は作成しやすいですし傷むこともありますが再修理が比較的容易になります。





これで冷却水漏れ及びエンジンオイル漏れは解消したと思いますので、テストを続けていると左バンクのヘッドカバーからオイルが垂れてきます。

テストを繰り返しているとカムシャフト前面周りからのオイル漏れがあまりにも酷かったため、いままでわからなかった他のオイル漏れ箇所が見えてきました。






社外品のヘッドカバーパッキンを使用していましたが、このパッキンは現在入手困難なため丁寧に清掃してカーブ部分に液状ガスケットを塗布して組み付け治しました。





シールワッシャはしばらく交換した感じはなく潰れていましたので新しいものに交換します。







ゴムの圧力でヘッドカバーを押さえるので、劣化して潰れてしまうと押さえる力が落ちて漏れやすくなります、実は重要な部品です。








次にエンジンのオイルパンからもオイル漏れが見つかりました。




取付ボルト部分からオイルがにじみ滴化しています。





オイルパンを取り外してパッキン部分を見てみるとコルクパッキンが潰れて切れてしまっていました。









新しいコルクパッキンに交換して組み付けます。



これらの一連の作業を行いオイル漏れ・冷却水漏れがようやく解消しました。



(続く)






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何故ラジエーター屋さんは一回で全てを直さないないのか。


山菜を全て採りつくさないのと同じ理由かと思ったが、増高自動車さんによると、

予防整備をしたがるお客さんは決して多くない、

『高えなぁ』

といわれるのが怖くて、必要最少限の修理しかしないようになってしまっているのだろうとのこと。







Posted at 2021/05/23 23:11:26 | トラックバック(0) | SUBARU XT-6 | 日記
2021年05月13日 イイね!

スバル34年・20万キロ 初代アルシオーネVX車検の記録・・・①

スバル34年・20万キロ 初代アルシオーネVX車検の記録・・・①










栃木県宇都宮市の「増高自動車」さんによる、初代アルシオーネVX 車検の記録です。




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前回の車検は、


「ジェミニを100万キロ走らせる」


埼玉県ふじみ野市「千葉技研」さんにワンオフ作成連発で通してもらった。

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それから2年。

大きなトラブルなく快適に走り抜けることが出来た。

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今回もまたお願いするつもりだったが、


私のこの車に関する目標は、



「自分の車を維持出来ればいい」



ということではなく、


乗り手においても、メンテナンスする側においても、



「より多くの人が、この車を理解してくれるようになること」



なのだ。






なので可能なあいだは、その自分の方針に従おうと、また新しい土地で1から新しいお店を探し、まとまったメンテナンスと車検を依頼することにした。






かといって、特に大きな問題を抱えているわけでもなかったので、故障しがちなイタリア製のラジエーターの水温スイッチ、再発したオイル漏れをなんとかしてもらうことくらいで、タイミングベルト類は前回の交換時期から考えて、次回で良いかと最初は考えていたのだった。







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https://masutaka.co.jp/


https://www.facebook.com/%E5%A2%97%E9%AB%98%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A-1587245924851962




ほぼお目にかからなくなった平成元年式アルシーネそれも水平対向6気筒を搭載したモデルとなります。


オーナー様から前々から様々な整備のご依頼を受けていたのですがこの車両に関する部品は、ほとんど製造廃止で入手困難な状態でした。


それでも部品を海外も含めて少しずつ集めている最中でとうとうウォーターポンプから冷却水が漏れ出してしまいました。

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エンジンを掛けているとポタポタ垂れてくるレベルですので修理は”待ったなし”となりました。


こちらの車両、ウォーターポンプ交換を行う際に同時に行わなければいけない課題があります。


①冷却水漏れ ウォーターポンプ交換 

②エンジンオイル オイル漏れ修理

③タイミングベルト交換



オイル漏れも冷却水に負けず劣らずポタポタ垂れてくるレベルですのでどうしても改善しなければならない項目となります。


エンジンオイル漏れはカムシャフト前部から漏れているようなので、アクセスするためにはタイミングベルトを外しますのでベルトも同時に交換となります。

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部品は全てが揃った訳ではなかったのですが、最低限そろった状態になったので作業を開始します。


このエンジンはER27と呼ばれる水平対向6気筒2700ccですが、タイミングベルトは左右独立で現代のスバル水平対向エンジンとは異なる構造になっています。
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取り外したウォーターポンプはシールがダメになり漏れ出していました。
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エンジンオイル漏れの特にひどいカムシャフトオイルシール付近
右バンク(運転席側)
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左バンク(助手席側)
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オイルシールからの漏れもひどいのですが、オイルシールのホルダー自体からも漏れていますのでそちらのシールも行います。

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クランクシャフト前のオイルシールも漏れています。
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新しいオイルシール、ウォーターポンプ、タイミングベルトで組み上げます。
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日本国内での部品入手が非常に困難な状況のため全ての部品交換はできませんがゴム関係の部品だけでも交換できたのは幸いでした。




しかし、これだけではまだ済まないのでした・・・ つづく


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Posted at 2021/05/14 00:22:01 | トラックバック(0) | SUBARU XT-6 | 日記
2020年06月26日 イイね!

スバリストとは何か。

スバリストとは何か。




「スバリスト」とは何なのか。







これは私の考える「スバリスト」の話です。



















うちはレガシィ登場より古いスバル車を複数所有しています。





だから、きっと「スバリスト」に見えているでしょう。













そして私自身も、レガシィよりも古いスバル車を現在も所有している人は、たぶん全員スバリストだろうと思っています。







現在の話です。





20年前なら、別にそうとは限らなかったと思います。



単に家族等の車を引き継いで、または付き合いで当時のスバル車を購入し、特に意識せずに乗っているという方もまだ多かったでしょうから。










こういう方は、私の考えるスバリストではない。



言うなら「血のスバリスト」でしょう。





この30年で、おそらくほぼ絶滅したのではないかと思っています。












だからここでいうスバリストは、



「霊(精神)のスバリスト」



のことです。










血脈(民族的イスラエル人)ではなく、



「信仰心」



でスバル車とのつながりを持っている(精神的イスラエル人)ということです。
















ではその「信仰心」にあたるものはなにかということになります。











私はそれを、




スバルの、時に意固地にも捉えられる『こだわり』を受け入れる気持ち




であると思っています。
















私がうちのサンバーから最も強くその




「こだわり」




を感じる部分は、リアエンジンレイアウトや独立懸架の足回りではなく、




「シフトレバー」




です。










誤操作防止のため、バックにギアを入れる時はシフトレバーを地面側に押し込んだ上で操作しないとギアが入りません。






いきなりスムーズに操作出来る人は、まずいないでしょう。


初めて操作する際は、ちょっとした恐怖感がありました。





ただその「こだわり」の意図を理解すると、これ以外の操作は考えられないとまで思うようになりました。










その他では、この年代のスバル車ではよくあったようですが、




眠気防止で温風が正面送風口からは出ない。




寒い日の早朝等はかなり不便ですが、これもこだわりを強く感じる部分でした。






長距離を走っていると、シフトレバーにのせた左手に吹き付ける外気の風が、眠気を飛ばしてくれる。



すると、


「これでいい! いやこうでなくては!」


と思えてきます。












当時でも、特に都市部ではもはや考えにくかったであろう路面状況に備えて、




幅広い車種でアプローチアングル・デパーチャーアングルを確保していた。





この点も、こだわりを強く感じるところです。










この3点は、水平対向エンジンや、リアエンジンレイアウト、独立懸架の足回りなどと違って、変えようと思えばわりとすぐに出来たことでしょう。




なおさら「こだわり」でやっていたのだろうと思います。














こういった、偏屈だとも感じられるスバルの「こだわり」、それを理解し受け入れている人。





それが私の考える「スバリスト」であり、レガシィ登場よりも古いスバル車に今も乗っている人は、おそらくもう皆そういう人ではなかろうかと思うのです。














ではレガシィ以降の、世間の基準に自分をより合わせるようになったスバル車に乗っている人はスバリストではないのかと。












社会・環境の変化にもかかわらず、今も「水平対向エンジン」を受け入れ、それを楽しみ満足していれば、完全にスバリストだと私は思います。












では、スバルのバッチが付いた他社製の車をスバル系のディラー等で購入し、あえて選んで乗っている場合はどうなのか。










あえて、なのならば、まさにこれからの



「新しい世代の霊(精神)のスバリスト」



であると私は思います。







より精神性の強い、そして自分を持った勇敢な先駆者だと感じます。













メーカーの境目が年々曖昧になる中で、



「これからのスバリスト」



の主流になっていくのではないでしょうか。










これは全く悲観的な話ではありません。




それらの車はきっとよく出来ています。




故障はより少なく、内装はきしまず、社会への攻撃性は低く、外観には明確な個性が与えられていることでしょう。









そしてまた、一生掛けても楽しみきれない数の旧車たちもこの世界にはいて、私たちを待っているのですから。













もちろんこれは全て私の中での話です。







Posted at 2020/06/27 00:45:51 | トラックバック(0) | SUBARU XT-6 | 日記
2020年06月24日 イイね!

現行スバル車もカッコイイ。

現行スバル車もカッコイイ。














立ち入る人もいない山中に白く輝く物体が。



すわ人目を避けて着陸した宇宙船か!?(ねこかます風)




















いやその正体は リトラクタブルのSUVクーペ VXでした。















「1Hモード」でここまで上がってきた模様。
















































ためらわずに倒木を越える姿がカッコイイ。


























近未来ボディに泥を付けた姿がとてもカッコイイ。














「カッコイイ」



に普遍的な基準などあるのか。





あるはずがない。







限られた時間の中で、自分の考える「カッコイイ」を満喫するだけだ。















筋トレせずに稽古だけで作ったオレの背中もカッコイイ。




「練」、万日の稽古達成。



ぶっちゃけ「鍛」、打ち合いに勝っても確信が持てなかった最初の1000日の方が長くて痛くてつらかった。


















そして今のスバル車もカッコイイ。








レガシィは「戦艦長門」みたいでカッコイイ。





信号待ちで後ろから見るレヴォーグは、筋肉質で無駄がなくまとまっていてカッコイイ。





インプレッサは傑作だ。30年後位に素のモデルを自分流XVにして乗りたい。






フォレスターは先代から変わっていないようでありながら、初代レオーネやサンバーKT6の様な特有のワニワニ感が加わっていてカッコイイ。





BRZがフィアット製だったら、評論家は「サイズだけでなく、現代の様々な制約の中で、それでもFR車の魅力を見事に表現している!」と言っていることだろう。



Posted at 2020/06/25 01:27:54 | トラックバック(0) | SUBARU XT-6 | 日記

プロフィール

「スバル34年・20万キロ 初代アルシオーネVX車検の記録・・・30万キロへ  http://cvw.jp/b/2430311/45195879/
何シテル?   06/14 22:53
強力マグネットを使用し、バランスのとれた高性能タイプのモーター。 SNSでのつながりは持てないので生徒、および元生徒は出禁だ。 ...
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