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ウルトラ黒豹のブログ一覧

2019年03月20日 イイね!

決意と確認

決意と確認





今年の受験も終わった。





高校生の4人は結果を出した。







その他、推薦での合格者2人。


獨協大、洗足学園音楽大学にそれぞれ進学。


全員が、春から望んだ土地での生活をスタートする。








この校舎は本来は中学生のための場所で、自分が来た3年前は、他校舎で行われる高校集団授業について行けなかったり、何かの事情があるらしい子が2人ほどいるだけだった。





そこからスタートして3回目の受験で、ここまでこれた。





というか自分は、


「トンパチ」な男子高校生を、1年間で法政大の不人気学部か、成城大や武蔵大あたりに合格させる


というのを自分の役割と考えて、この業界でも仕事をするようになっていたので、明治大、中央大、法政大文学部の合格は想定を超えていた。





地方の小さな塾で、自分がやりたかった丁寧な指導が出来た。


その「我」を通させてくれた環境に感謝したい。



3年間、人付き合いを絶って集中した甲斐があった。








一方で、高校生活の途中から受験勉強を始める子ばかりの環境では、早慶突破はもはや現実的ではないことを実感した。



というのも、早慶は推薦合格者の割合が年々増えていて、近年では4割5分程度になっている。





残り5割弱の一般入試枠を、浪人生と競い合って奪う。




それが出来るのは・・・・、少なくとも高校生活の途中から

「さぁそろそろ受験勉強するか」

という子ではないと思う。









群馬大と東海大に合格した理系の子のことは、大学生が見てくれていたが、彼もいい指導をしていた。




そう、最近は地方国立大に合格する子が、日東駒専を避けて、滑り止めに東海大を受けているわけだ。


去年あたりから、大東亜帝国はもう中堅大学、日東駒専は準難関大学だと感じていたが、今年はそれが広く認知され始めた年になったと思う。



「そこらへんを目指して勉強する」

というのでは、まず受からないだろう。








なぜ学生数が減っているのにも関わらず、首都圏の私大が難化しているかというと、国の方針で各大学が定員を厳守するようになったからだ。

難化の流れは止まらないと予想されている。









それはいいことだと個人的には思う。



これで潰れかけていた地方のFランク大学は経営が回復し、廃墟が増えなくて済む。


Fランクに落ちかけていた大学も、以前目指していた中堅下位のレベルに上昇し、それはその地域の自信にもつながるだろう。










ただ生徒を送り出す側としてはキツい。






ではどうすればいいのか。


我々も、そして子を持つ親もどうしたらいいのか。







それは推薦で受かるように準備することだ。


すでに4割以上が推薦で、しかも早稲田などはさらに6割程度まで増やすのだという、そういう時代になっているのだから。







なので、高校を選ぶ時点で、


「指定校推薦枠を狙って2ランク落として受験する」


というのは、極めて現実的な手段だと思う 。







その高校がどんな推薦枠を持っているかは、その高校の進学実績を調べればおよそ分かる。(HPにのっている)



「この高校で、毎年この大学に合格者出るものなんだ・・・」

というのは、まず指定校推薦枠だろう。









個人的には学生には一般入試で勝負をかけ、その中で激しく喜怒哀楽して欲しいと思うが、大学が求めているのはそういう人材ではないらしい。




自分としては、推薦枠をもらうための教え方とは別に、推薦枠を分けてもらえないであろうトンパチ軍団のための授業を、より効率の良いものにしていく努力をこれからも続ける。

ただこれから射程とする大学は、獨協大(外国語以外)や文教大となる。








そういう決意を、夏に見つけた忘れら去られた神社の前でしてきた。

そしてこの1年を確認した。








べつに感謝もお願いもしない。




ただ町内会でもらった缶ビールが車にあったので、自然な感情で供えてみた。



ビールは缶のまま置くべきなのか、転がっていたワンカップの空き瓶に注ぐべきなのか?


考えながらとりあえず空き瓶を川で洗っていると、ポケットからビール缶が水に落ちた。



水に軽く落ちただけなのに、引き上げたビール缶は真ん中で裂けて、泡が吹き出していた。


なので注ぐことにした。






決意が天に届いているのだろう、新3年生たちが例年よりも早く入ってきている。











センター試験までもう10ヶ月を切っている。


あまり余力はないが、たまにはこうやって文章を書くようにはしていきたいと思う。








Posted at 2019/03/20 03:12:40 | トラックバック(0) | 進学 | 日記
2019年03月13日 イイね!

「馬頭観音」と車とのお別れ。

「馬頭観音」と車とのお別れ。




今年はずいぶん暖かい3月で、まとまった雨も降り川の水も増した。




四季を通じて写真を撮り続けてみると、結局綺麗なのは流れる水なのであって、だから水量が少ない冬場は写真を撮る気にならないのだと気付く。














いつもの休憩場所から見上げると、


「切通し」


のようなものがあることに初めて気がついた。









登ってみる。






やはり切通しだ。



昔はこんな斜面が街道だったのだ。














足元に「馬頭観音」が2つあった。







「寛政十四年十一月吉日 畠新助」


もう一つには、 


「文政三九月 中村波二」


とあった。












馬頭観音は、もともとはヒンドゥー教から続く仏教由来のものなのだが、写真のような馬頭観音は


道端で倒れた馬を弔うために、その場に建てられたものらしい。






もちろん仕事で使われていた馬たちだろう。










日々の仕事のパートナー。



飼い主とのつながりは、とても深かったはずだ。










そんな馬が、高齢化か不慮の事故で、出先で命が尽きてしまう。



動かすことは出来ない。





その当時のルールに従って、その場で解体されたはずだ。















どんなに辛かったろうか。



その気持ちが馬頭観音となって現在に残っているわけで、私たちはそれを見ることが出来る。













生き物と違い、ありがたいことに現代の車、そして車を取り巻く環境は、もはや車を残そうと思えば、ほぼ残せるところまできている。
















でもそれは、人間の方で「その判断」をしなければいけないということでもある。







それぞれ事情があるのだから、その判断を責めようとは思わない。











ただ、たいした手入れもしてあげないまま手放す車を、茶化すような言いぐさで送り出すようなことは、して欲しくないものだ。




まだその車種に対し、愛情を持って接している人達もいるのだしな。

























さて暖かくなり、さっそくバーベキュー集団が来ていた。



子供を20人くらい連れた、父兄会らしかった。







川の中に、新品コンロを浸けたままで帰っていったよ。











「今日はデビュー戦だ!頑張るぞ!


子供達もみんな楽しそうだ!





そろそろお開きみたいだな。



・・・あれ?・・・誰も僕を持って帰ってくれないのかい!?



そんな!置いていかないで!水が冷たいよ!


ねぇ!誰か!」




















そんな想像を、してしまう。









今日山で拾った針金。



これにはもう何も宿っている感じがしない。










でもこのコンロはそう感じられなかった。





だから丁寧に処分した。



お疲れさまでした。




Posted at 2019/03/13 15:53:34 | トラックバック(0) | 暮らし | 日記
2019年03月10日 イイね!

【S I A】ジェミニ界の救世主・・・2

【S I A】ジェミニ界の救世主・・・2




初代アルシオーネVXの車検メンテナンス記事、「千葉技研」さんのフェイスブックページで不定期連載中。

https://www.facebook.com/GEMANIACHIBAGIKEN/


今回はダッシュボードを取り外しの巻。










カーセンサーを見ると、千葉技研さんは「191系専門店」を名乗っておられる。






実際に、



「他店で売られたジェミニを、千葉技研さんが直す。」


というサイクルが出来つつある。








すでにジェミニ界の救世主だ。







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いま大変な思いをしてもらっているけど、こうやって掘った運河は簡単にはふさがらず、沢山の水が流れることになるのだろう。



Posted at 2019/03/10 02:07:54 | トラックバック(0) | SUBARU XT-6 | 日記
2019年03月02日 イイね!

【S I A】 ジェミニ界の救世主

【S I A】 ジェミニ界の救世主


初代アルシオーネVXの車検メンテナンス記事、「千葉技研」さんのフェイスブックページで不定期連載中。

https://www.facebook.com/GEMANIACHIBAGIKEN/











末期いすゞ車の魅力を探っているうちに、ジェマニアこと千葉技研さんのページにたどり着き、ここを見た。

http://gemania.dip.jp/gemania/kuragari2012/kuragari2012.htm









『ジェミニは激減で。

やはり修理しにくい、よく修理してくれる人がいない、だからだと思います。
そんなジェミニ界の救世主になりたい私です。』





















決意を持って、スバルの旧車を扱っている人というのは、どれほどいるのだろうか。







秘めた決意を持っている人はいるかもしれない。










しかし、それを実際に宣言し、活動を続け、その目標にたどり着き、仕事を回している人は、実際にいるのだろうか。













もちろんそれは、やる側だけの問題ではない。


仕事を頼む側に、大きな問題があると思う。





それについてはまた書こう。











ともかくこのページを見てから、いつか千葉技研さんを応援したいと思っていたのだった。









Posted at 2019/03/02 01:20:21 | トラックバック(0) | 日記
2019年03月01日 イイね!

【S I A】 末期いすゞの乗用車の謎な魅力

【S I A】 末期いすゞの乗用車の謎な魅力


初代アルシオーネVXの車検メンテナンス記事、「千葉技研」さんのフェイスブックページで不定期連載中。

https://www.facebook.com/GEMANIACHIBAGIKEN/












三学期は任意の車のインテリアデザインだったので、インテリアのスケッチを量産した感じがある。


このセメスター(学期)で、いすゞから中村史郎が派遣されてきた。


クラスは違ったが、彼は物怖じしない性格と抜群の英語力に加えて、特にGM流の仕込みと思える秀逸なスケッチ力を見せたので、すぐに注目を浴びた。



本人が言うには、


「絵は光を放つように書くんだ。」


という言葉通りに、フルスケールレンダリングなどは見事な出来栄えだった。



私はデザインを習いにきたが、彼は教えに来たように感じたものだ。




「スバルデザイナー放浪記」  碇穹一 著   125ページより。














先日目の前を、



「末期いすゞの乗用車」



つまり中村史郎氏が在籍しておられた頃のいすゞ車に似た雰囲気を出す車が走っていた。





新しいアルファロメオらしかった。








また少し前に、それは不思議なことではないのだろうが、日産の新しいセダンを後ろから見た時も同じように感じた。






ちょうどこんな感じよ。
















自分が中3の頃、3代目ジェミニが販売されたのを見た時、不思議な車を作るなぁと思った。









その頃は、パッケージングとか、いろいろな要望・制約の中で車はデザインはしなくてはならないのだということを理解していなかった。



だから、ちょうど同時期に出た日産プレセアと比べて、どうしてこういう風に作らなかったのだろうか、とか考えたものだった。








ハッチバックのリアスタイルは、女性の社内デザイナーが担当したはずで、そこだけはマガジンエックスがいつも通りの上から目線で褒めていたのを覚えている。


あとは総じて不評だった。












が、ジェミニに限らずこの頃のいすゞ車のデザインには、何か自分の琴線に触れるものがあった。





カマロっぽい、分かりやすいカッコよさがあるPAネロだけでなく、







ファーゴからすらもそれは感じた。






そしてだんだん惹かれていった。







元々は当時のデリカスターワゴンやボンゴのような、直線的なデザインの箱車が好きだった。


(なのでビックホーンは元から好きだった。)




一方で、ファーゴのどこに魅力を感じているのかのか、それは自分でもわからず、いすゞに対する判官びいきの感情が、自分の視覚を狂わせているのではないのかと、困惑したものだった。













分からないまま、ネットでいすゞ関連のページを見ていたところ、ジェマニアこと千葉技研さんのページで


「カプセルフォルム」


という言葉を発見し、あぁこれだったんだと分かった。


















アルシオーネとはまた違った、未来感が、当時のいすゞのデザインには含まれていたのだった。


















そしてそれは、アルシオーネとは違い



「実際に到来する未来のデザイン」



だったのだ。





Posted at 2019/03/01 01:45:12 | トラックバック(0) | 末期のいすゞ乗用車 | 日記

プロフィール

「スバル34年・20万キロ 初代アルシオーネVX車検の記録・・・30万キロへ  http://cvw.jp/b/2430311/45195879/
何シテル?   06/14 22:53
強力マグネットを使用し、バランスのとれた高性能タイプのモーター。 SNSでのつながりは持てないので生徒、および元生徒は出禁だ。 ...
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