2年前にヒーターコアが破裂し、そこから千葉技研さんでの大規模メンテ&4回目の車検。
一昨年はそれで大変だった感じ。
それ以降、あらゆる漏れも異音も無くなっった。
暖房も、エアコンも寒いくらいしっかり効き、安心して走れるように。
日々うっとりしながら走っている。
セルが回らないことがあった件は、最終的に千葉さんにバイパス配線を作ってもらって完全に解決。
この夏も、どんなに気温が暑くても一発でエンジンは掛かり続けた。
去年は、このメンテ中にエンジンから異音が出たサンバーを動かせなくなったことが印象に残る年だった。
山まで散歩に歩くことや、草刈り機を運ぶことが大変だった。
そのサンバーも千葉技研でメタル交換、その他の整備、5回目の車検を受け昨年末に復帰。
これも奇跡的に心地良い車だ。
キャブがちゃんと調子出ていれば、簡単に手放す気にはなれないと思う。
すると年が明けて2月半ば、
庭に出したワンコが、右の後ろ足を浮かせて戻ってきた。
痛がってはいないが、足を着地させない。
右膝の前十字靱帯の断絶だった。
モグラ塚にでも落ちたタイミングが悪かったのかも知れない。
獣医は「手術しない限り治らない」と言ったそうだが、自分はそれを信じなかった。
前十字靱帯は自然治癒しないという意見が多いが、実際には人間では自然治癒事例は確認されている。
なぜ動物ではそれが無いと言い切れる?
それに12歳を過ぎた年齢で麻酔しての手術、その後数ヶ月のケージ内でのリハビリは、マイナスの方が生き方全体としては多いと思った。
なので、好きなだけ運動させ、それに付き添うことにした。
靱帯が無くても膝が大きくズレはしないが炎症を起こしやすくなる、という意見はわかるが、それならもう十分な分別があるワンコ自身が、自分で歩かない方を選ぶだろうと思った。
それに我々だって、つらいことがあってもやりたいことはあるではないか。
ただ保護サポーターは付けることにした。
しかし犬の後ろ足用サポーターは実用に耐えそうな物が無い。
ネットで見つかる前後兼用の巻き付けタイプは、前足はともかく、後ろ足だとそのままではどれも使えないだろう。
そもそも「前後兼用」と言っているが、実質は前足用のデザインで合わない。
サイズが実際にあてがってみるまではわからない。
犬の後ろ足の形状と、サポーターの構造上絶対にずり落ちる。(履いて腰で吊るタイプのは使えそうにも見えるが・・・)
なので大改造。
裁縫力がアップした。
これくらいしないと使い物にならないと思う。
ただそれでも、ベースとなる物を1500円程度で売ってくれていることには感謝。
これを装着して、毎日2回ワンコが歩きたいだけ歩いた。
1日8キロくらい歩くことになった・・・。
2~3週間で、立っている時は足を着くようになった。
そこで一度停滞したが、2ヶ月で4本足で歩けるようになった。
4ヶ月後には、小走りするようになった。
5ヶ月後。
6ヶ月弱。
不安感が無く、もうサポーターがかえって邪魔な感じ。
ただこれは、「手術なんてしなくたっていいんだよ!」ということを言いたいわけではない。
体重のある大型犬や、制御が効かないまだ若い子犬の場合、手術した方が良いのかも知れないと思う。
「手術しないと直りません。」といった獣医の気持ちもまたわかる。
おそらく彼は、「自然治癒で治るケースもあります。」と言ってしまうことで、飼い主がペットを適当に扱ってしまうことを恐れているのではないだろうかと思う。
オレはそんなことしない。
でもここまでリハビリに寄り添うのは、半年でもなかなか大変なことだった。
さあまた歩こう。
Posted at 2020/08/30 00:22:28 |
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