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ウルトラ黒豹のブログ一覧

2019年12月19日 イイね!

【SIA】ジェマニア「千葉技研」さんによる2気筒サンバー車検の記録 のおまけの話

【SIA】ジェマニア「千葉技研」さんによる2気筒サンバー車検の記録 のおまけの話



サンバーを半日掛けて引き取りに行き、授業まで時間が余ったので普段は行かないコンビニへ寄った。







おばあさんにコピー機の操作を説明している若い定員を横目で見ながら店内に入ると、彼は昔の生徒で挨拶しに来てくれた。










「不定詞とか」をしっかり教えてもらっていたから、高校の英語が楽だった、ありがとうございましたと。









そして一昨日、地元の工大の指定校推薦の面接が無事に終わったと。







そして昨日、東大で行われた物理的アイデアと工作力・デザイン力を競う高校生の大会で優勝したのだと。






それで「スッキリ」に出るから見てくださいと。













中学時代の彼は、「十五にして心すでに朽ちたり」といった感じで、しかし自分が無力な自覚もあるから、周囲が言うことは逆らわずに聞いときますわ、という態度の子だった。




中学生相手でも、必ず品詞・文の要素・文型を理解させてから勉強させるこちらの教え方に対しても、やっぱりそういう反応だった。





なにしろ1年間、一度も笑ったことがなかった。















その彼の変化を、サンバーを遠く離れたお店まで車検に出さなかったら、知らないままのところだった。

















その大会のHPを見ると、大会の様子ともに、優勝した彼とそのチームメンバーの集合写真も載っていた。









あれ?



3人のメンバーのもう1人、白衣を着たやたら目力のあるこの子は・・・。











エジソンやんけ。








エジソンは、まさに少年時代のエジソンのような子だったが、しかし目力以外にも光るところがあり、親御さんにも彼についてはエジソンなんだと思って接してあげてくれと話したこともあったのだった。













「スッキリ」の放送をYouTube(削除済み)で見た。




大会は「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されているような高校の科学部の作品を、建築家的な発想で設計された彼らのチームのメカが圧倒するというドラマチックすぎる展開だった。











やっぱり彼はエジソンだった。











優勝を告げられ、ノーリアクションで立ち上がった3人を、




「黙って立ち上がる理系男子かっこいい」




とコメンテーターが褒めていたが、それに関しては理系関係なく彼らの性格が感情を表に出すものではなかったからだと思う。














インタビューで、2人とも指定校推薦が決まっていたことがわかった。










「建築家になろうと思います。」








とエジソンが宣言する姿もしっかり映っていた。












彼にとって居心地のいい場所は、日本には無いかもしれないと思っていた。


しかし今回のことで、自分の居場所を少し見つけやすくなるだろう。




Posted at 2019/12/19 15:22:39 | トラックバック(0) | SUBARU KT2 | 日記
2019年12月16日 イイね!

【SIA】ジェマニア「千葉技研」さんによる2気筒サンバー車検の記録

【SIA】ジェマニア「千葉技研」さんによる2気筒サンバー車検の記録



XT6を千葉技研さんへ送り、








まぁサンバーがいるから日々のことは大丈夫と思っていたら、その後すぐにエンジンから打音が出るように。



走行距離およそ11万キロ。





だがまだまだ走りたいとサンバーはもがくのだった。











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








悲しい話…

不調エンジンをお客様提供のヤフオクエンジンに乗せかえる途中

クラッチを外したところで





同じ型式のエンジンなのにの
ブロック…違うやん

四駆とそうでないやつで
違ってミッションつきません

ダメじゃん






そんなことあるのを
僕もお客様も知らなかったのです

いや、普通はエンジンは一つで
ミッション側で差があるのが大多数でしょ…と思ってましたが、勉強不足だったみたいです

この車は
立派なキュウシャであり

中古品なんて、ない!
リビルトも、ない!

現物が直るしかないのですね







すこし時間は戻って
乗せかえる予定だったあわないエンジン

(合うと思っている)







タイミングベルトを交換します

ベルトカバーの中にプラグあります

このエンジンは
車のエンジンのセオリーが通用しないところが多数ありますね






無難に外して
オイルシール交換しています
(無駄…)






ウォーターポンプは

不安になる錆び汚れ?
いえ、

この車は
クランクケース内のチェーンてインペラ回してます。
オイルと水路を小さいシールで蓋してます

オイルと水が混ざってしまうエンジンなのですね






ギタギタにしてシールを抜きます

スバルのおじさまメカニックに聞いたら
ここは抜く道具なんでないので

こじったり気合いで抜くとのこと






何がなんだかわかりますか

汚れはほじってもこのくらいにしかならないです

軸より向こうがクランクケースで、オイルの部屋... もっと見る






当て物で叩いて入れたら
羽にセラミックシールつけて取り付け

(無駄)






シム使って
隙間を0.5近辺にするらしいです

シックネスで測定






真ん中のネジもかなり痩せますね






掃除






下ごしらえ終わったと思いますので

車から不調な打音エンジンを下ろします
(すぐ終わると思っている)






色々外してエンジンだけ下げるのです






脱着は
結構早いです






トランスファ一体のミッション






キャブは動いてたやつを使いたいので分離






コンタクトポイントも良好
二気筒なので山が二個しかない






んで、
最初の事実が発覚

ダメなほうのエンジンが直らないといけないことになりました

いつもの予定外牛歩モードの始まりです






エンジンかけたときの音は
「カカかカカカカカカ!」とかなり早い下半分打音です

オイルパン外してコンロッドメタルを確認します

爆発側が結構減ってます

クランクメタルは通常
保持多くあまり減らないです






一応プラスチで確認
0.08以上あります



資料は
近所のスバル→ない。対応不可
スバル(メーカー)→ない。(えっ??)

二番目に近いスバル→くれた!
販売会社の本社に問い合わせてくれて
見つけてくれました

整備も好きなフロント対応おじさまで
とても楽しく昔の事例を説明してくれました
ありがとうございます

コンロッドのキャップはだいたい3キロくらいなので適当でもなんとかなりますが

この車は約4キロです。部品がでかくて結構強い締めです
ニュートンじゃないところが時代を感じます

四気筒は24ニュートンメートルとかでした






コンロッドメタルのクリアランスは
どんなエンジンも世界共通です。
ご覧の通り
トヨタでもフェラーリでも多分。

0.08では音でると思います






数日待って到着

四つしかない(*´∀`)♪
二気筒最高です






まあ、すこし動いたスジかな?
こんなもんでしょう






0.038くらいになりました
これなら良好でしょう






組み立てて閉じます






タイミングベルトも交換…






ウォーターポンプも交換希望

あれ?
キレイ

やっぱり安易な乗せかえより
いま乗ってるエンジンのほうが全然いいですね

キュウシャの方は参考にしてくだされば幸いです





こっちはこじったら軽く抜けた!

キレイなエンジンはいいです






取り付けて隙間を見ます
スペーサーは一つでいいみたい







ミッションつけます

トランスファがあってデカイ






オイルパンに結構被ってます

下ろさずにメタル交換は
やりにくい形してます

できるか不明…






ミッション前側マウント剥がれて金属乗っかってますので

交換します

3000円で買えました

後ろは終わってました……






台車にキャンバーついてしまいました…






現在ジャッキ台車が使えないので(10気筒が乗ってる)
コツだらけの搭載です







組み立ててます

ドライブシャフトはノックピン固定







冷却水は運転席後ろ

簡単にエア抜けます






始動

ファーン!ファーンと回ります
良さそうです
アイドリングは古いバイクのような味のある感じ
キャブも調整しました

すいませんオイルはフルワコーズにしました

車検時期になってしまったので
点検作業に移行します








ここからは普通の作業です






三角ワッシャーとハブがとれないところがあるので
スラハン攻撃






この車は4輪ドラムです

前輪の足まわり
すごい形です






ツーリーディング型
前進は両方のシューがサーボ効きますが

バックはやや弱い形です

しかし、隙間調整のシステムがなく
減るほどにあそびが増えるシステム
軽いKだからいいのかなぁ~??

ピストンに伸びるネジついてればいいのに

過去に見た4輪ドラムのダイハツは
調整システムアリでした






ショックはオイルにじんでますが
こんなもんならアリでしょう

続行







そんなことより
ブレーキホースが

2年でこうなったわけではない気がします






短い斜めラック





ボールジョイント関係はオッケー






リアのブレーキホースも怪しいです






ワイパー切れてたので交換

雨でも乗れるように!






キャブ車はプラグで結構変わります

プラチナプラグ推進派なので
こちらの品に

結構パワー出ますし
調整出てればカブリもないですし!






前輪の内側ドライブシャフトブーツがヒビあるので交換してしまいましょう

等速ジョイントは近代的な形でした(*´∀`)♪






ブレーキホースはステンメッシュ作らないとダメかなと思いきや、

セイケンのが買えます
純正じゃないです

ところで、このサンバーのお客様は違いますが、

フルオリジナル推進派の方々はこういう優良社外って大丈夫なのでしょうか?

電球とかの消耗品までメーカーから出たものがフルオリジナル??
もしくは消耗品はセーフで社外でもそれはフルオリジナル??

じゃあオイルは?
タイヤは??
マフラーは?
僕には全部消耗品であり、乗ってれば変えざるを得ない物に見えてます

うーん、区分けが難しい







これならどこにでも乗っていける!






フロントデフオイル少ないので補充







リアのホースもね!






車検です
僕が来てます

実は一度アシスタントに行ってもらったら
落とされて戻ってきた…(*´∀`)♪

同じ日の2度目は僕が!

検査の人たちも
なぜか目立つ車は本気でチェックしてくるんですよね
何でですかね??

無事合格したら
あとは100キロ試乗です
終わったら完了になります








・・・・・・・・・・・・・・・







帰ってきたサンバー。





これさえあれば、105キロ以上を出すこと以外、だいたいなんでも出来る。




山奥に気軽に散歩に行ける。



材木もゴミも運べる。



一家の引っ越しも出来る。



キャンピングカーにもなる。



雪の日も安心。



そして運転自体が娯楽だ。








この車も凄いな。



まるで自分の手首から先、足首から先のようだ。











サンバーがいれば、困難に感じる時期が訪れたとしても、容易に乗り越えていける。










ただそれには、しっかりしたメンテナンスが施され、完調状態であることが必要。







とくに、



エンジン(キャブ・ポイント)


シフトレバー


冷却系







なので維持のための一助となる記録をここに残します。









Posted at 2019/12/17 00:46:37 | トラックバック(0) | SUBARU KT2 | 日記
2019年09月03日 イイね!

車の話でいいから

車の話でいいから



毎日懸命に授業して、草を刈っているうちに今年も夏が終わった。






車は故障も無く、エアコンも効き、暑い季節を快適に走り抜けられた。




毎日、その走りに癒やされ、明日がまた来るのを楽しみに思う。










一方で、もうセンター試験4ヶ月前、追い込みの時期ということで、普段はピリピリし始めている。




毎年同じ事をしているようで、内容は結構違う。


今年はレベルが高い生徒しかいない。




ジェミニを真面目に整備していたのに、なぜかややこしい車が集まり出す、

「千葉技研現象」

と似た状態で、IKG(イケテナイグンダン)を応援するつもりで頑張ってきたのに、そういう生徒は増えず、出来る子だらけになってしまった。

(ジェミニは3代目も含めてイケてるが。)







出来る子は、そうは言っても完璧なわけではないから、それはそれで問題は出てくる。


気は抜けない。

集中して頑張る。







たまに聞かれるし、大事な話だから書くいておくと、



教えていて困る子というのは、

暴れるとかそういうことではなくて、

小6以降にもかかわらず、他者との意思疎通を成立させる力が身についていない子だ。











だから、車の話だけでもいい。



一方的でもいい。



「アルトってSOHCエンジンを捨てて全部DOHCに統一することで、結局コストを抑えられているらしいぜ?頭いいと思わないか?」


とかでもいい。






親になった人には、とにかく問いかける形でたくさん話しかけて、子供を育てて欲しいと思う。












そして、コミュ障の自覚がある若者は、


とにかく書け、車のことだけでいいから。







もうこの年度も半分終わる。


急げ。



書くことで、強くなれ。















Posted at 2019/09/23 02:08:38 | トラックバック(0) | SUBARU XT-6 | 日記
2019年08月13日 イイね!

(有)青島文化教材社 エアロフォームバギーシリーズ エアロクリスタル No.3 エアロクリスタル

(有)青島文化教材社 エアロフォームバギーシリーズ エアロクリスタル No.3 エアロクリスタル






猫の手を借りる。

「カッターでバリを綺麗にとりましょう」



フロントサスペンション。




40年近く昔のゼンマイ。綺麗で完璧に動く。




リア。グラスホッパーにちかい。

結構作るのが難しく感じた・・・。





完成。






このラインが良い。マルイの忍者に似ている。



走りは柔らかで直進安定性が良く、「のどやか」で素晴らしかった。

チョロQ プロフェッショナルセットのMDXバギー1を思い出させる。

実車も玩具も、こういう走りが自分は好きだ。




シールは水シールなので貼らなかった。




これを作っていて自分の心にも油をさせた。

多様な安いプラモが大量にあった時代に育ったことは幸せなことだな。

今が子供にとって不幸な時代だとは別に思わんけど。






プルバック。





Posted at 2019/08/13 19:05:01 | トラックバック(0) | ホビー | 日記
2019年06月12日 イイね!

【 S I A 】アルシオーネVX車検に伴うメンテ記録 最終回 

【 S I A 】アルシオーネVX車検に伴うメンテ記録 最終回 












191、190専門店。




醒めない夢を提供するいすゞ系専門店


「ジェマニア」


千葉技研さんによる初代アルシオーネVX車検&メンテナンスの記録です。








冷却水系センサー類交換、始動不良のラスボスと予想されたイグニッションスイッチの交換、オルタネーター周辺プーリー交換。




これにて必要なメンテナンス、全て完了です。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





気合いの日帰り修理です
点検のために1日日帰り
そして当日です

最近気づきました
ご自宅から私の作業場までの往復を
何とも思わないで軽々出来る方々のお車は
どんどん調子よくなる感じ





イグニッションスイッチ不良で、
たまにエンジンかからない

また、アクセサリー電源がたまにしか入らない
(ETCとか何度もチカチカする)

材料は
廃止で買えない





はずしてみました
過去に延長したり、半田したり色々やられてます






【用意したもの】

スバルXTクーペ用
輸入イグニッションスイッチ
輸入ファン用水温スイッチ
多分純正詰め直し品

純正サーモスタット
ガスケット

トヨタ
セルシオ用テンショナー





電源を取ってるみたいなので
同じように加工





取り付ければ調子いい!

純正は…買えません





冷却水が微妙~にゆっくり減るそうで

圧力漏れチェック
ケージは動かない
どこも漏れてない

てことは、スバル伝統の
ヘッドガスケットが緩んできてるかな??

これは適宜補充の様子見でよいそうです

あとで試乗してみたら
少し液面上下動ある(やっぱりね)





で、こないだから悪いプーリー
プーリーのベアリングはめあいが減ってる

緩くてベアリング交換もできない

よく見たら直径が結構なギリギリ具合でベルト挟まりそうな(*´∀`)♪





外して真ん中のカラーを抜く





カラーを細くすればセルシオ用がつきそうだ




振れちゃうと問題ありなので

センターだし

しかしそんなに精密な箇所でもないので
0.05程度まで合わせれば特に問題はなし





1.5削って
太さで3ミリ追い込みました





当ててみる
オフセットの違いにより

ちょっとクリアランスが狭いのでワッシャ一枚で前に出しました





高さも二ミリ追い込む

これならナットが内側レースを固定できる





付きました

とても静かです

こうなってれば
悪くなったらセルシオプーリー買うだけ。
10マンキロは持つと思います






真似したい方いましたらどうぞ
しかし
カラーを作れないと交換はできません

これ、アメリカなんですね

トヨタ
レクサス
ジェニュインパーツだそうですよ





サーモスタット交換ご希望

純正を変えるだけ

なんか、なんか
単なるフツーな感じ





水温スイッチ交換
古いのは常時オンでファンが止まんない

これ、取り付け部がラジエター屋さんがつけた真鍮の雌ねじなので

純正のOリングがききません

無難に銅ワッシャーでシールも問題なし
XTクーペなので、配線も差すだけ






古い車を普通に乗る
これは特別な事なのでしょうか

そんなことはなくて、ちょっとの工夫で誰でも
できるふうになったらいいのにねと
思います

オプションで
古い車で、新しい車より速く走る
古い車なのに、新しい車よりカッコいい
なんてのもありますよ(*´∀`)♪





調子悪いなんて
ナンセンスですよね

そのうちパワステも…と
考えています

ありがとうございましたm(__)m




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






メンテナンス完了!





最近常に回っていたラジエーターファンの音も、プーリーの雑音も消え、とても静か。


アイドリング時の微妙に不安になるエンジンの揺れは、車検時のメンテの際に既に消えており、これでアイドリング自体をしみじみと楽しめるようになった。

信号待ちも楽しくなる。



信号待ち中のアイドリングは、エンジンが付いた乗り物に乗る重要な楽しみの1つだと思う。

それを止められるなんて、もったいない。



というか、アイドリングが楽しくない乗り物に乗ること自体、時間がもったいなく感じる。






60キロ未満で国道を流していてもストレスがたまらないことは、もともとこの車の美徳の1つだった。



さらに吸排気系を一新したことで、トルクが増し、というか新車状態もこういう感じだったのかもしれないが、全然アクセルを踏まずに、1200~1500回転前後、つまり50キロ前後の車速でも実に気持ちよく流せるようになった。





トルクの下端に高めのギヤを合わせ、グググググッとクランクが回る感覚を楽しむ。





すごく落ち着く、癒やされる。


車から降りたくなくなる。



街乗りメインでの燃費はリッター(レギュラー)9~8.9km。






急に動かなくなることがあったパワステは、止めたまま直さなかった。


重ステの方がやはり運転は楽しいし、なにより真剣に丁寧に操作するようになる。


初代アルシオーネのパワステ、電動油圧システム「サイブリッド」は、試乗した人が真っ先に褒めてくれる良い感じに重いパワステだったのだが、一度重ステを味わうと、やはり「演出」されたものを気づかずに楽しんでいたと感じるようになってしまった。



腕力的にも、正直自分は辛くない。

ヨットを操作しているような感覚だ。






なぜ世間はCVTのエンジンの回転上昇と車速のズレにはとても厳しいのに、

本来は軽いところが重くなり、重いところが軽くなる、現実とは反対の動きをするパワステは平気なのだろうか?


自分には分からない。





走っていると1990年代の250キロ超級スーパースポーツ系バイクのハンドルを思い出し、懐かしい気持ちになる。


ちょうど千葉さんから車を受け取ってから最初にすれ違ったバイクがGPZ1100だった。











今回のメンテで驚いたことの1つは、


高速でおもむろに速度警告音が鳴ったこと。




今まで死んでいた機能が、メンテで復活したらしい。



物理のベル音だった。


そんな機能は無いと思い込んでいたから、鳴った時すごく驚いた。









2つ目は、メンテ中のヘッドカバーを開けたときの写真。





なんとシンプルなヘッド周りだろう。


そして忘れてた。この車は2バルブだったのだ。

ヘッド周りは、とにかくシンプルなのが自分は良い。











自分の中で、最高の2輪のエンジンは



モトグッチのカルフォルニア系 OHV縦置きVツインエンジン。




モトグッチ以外でと言われたら、

カワサキGPz750f いわゆる4気筒「ザッパー系」エンジンになる。








車だと、サンバー2気筒OHC 「EK23」 KT1/2エンジン。







そしてこの水平対向6気筒OHC「ER27」アルシオーネVXのエンジンになる。






つまりみんな「2バルブ」なのだ。



自分が乗り物に何を求めているのか、よくわかる。







ゆっくり走ることを苦とさせず、


乗り手をせかさず、



そして高速では素晴らしい巡航性を見せる。(2気筒サンバーは違うが)




「スバルはレガシィから高速性能が上がった」


というのは、嘘だ。





あれは明治維新を正当化するために、江戸時代を暗黒時代ということにしようとするのと似ていると思う。



時代がもう少し進めば、レオーネの走りもより再評価されることが増えてくるだろう。













時間は掛かったが、メンテナンスが終わった・・・。




漏らさず。


止まらず。


アイドリングは安定、エアコンは冷え、暖房も効く、窓もしっかり閉まる。



オルタネータも早めに変えて正解だった。

電圧計が12Vの目盛を切ることは一切なくなり、安定して2mmくらい上を指すようになった。(ただこの電圧計は実際より低めに表示されているらしい)








セルが回らないことも、イグニッションスイッチの交換でついに無くなった。(今までも最終的には必ず掛かっていたけど)

掛からないことが無くなったどころか、セルモーターやバッテリーを変えた時よりも遙かにパワフルにセルが回るようになった。
















その他、またメンテ情報をかなり世に放つことが出来た。






東京で会社員をしていた頃、15年くらい前。



奥さんがスバルのディラーに勤めていたという上司とタクシーに乗っていて、


「SVX乗ってるんだって?」


と話題を振られた時、



「はい。でも本当は初代のVXに乗りたいんですよ」



と言ったら、上司は否定はしなかったけれど、



「そっかぁ・・・、でもそれは大変だと思うよ・・・」



と仰った。









自分も、とても出来る気がしなかった。


エアサスに限らず、当時は情報が本当に無かった。










新規参入者が1人でアルシオーネを維持するハードルを下げることは、当初から目標の1つだった。


今は、昔とはもう全然条件が違うと思う。


それがまた出来て良かった。















そしてこの初代アルシオーネvxのメンテナンスを通じて、


ジェミニを100万キロ走らせる

「ジェマニア」千葉技研



の名前もまた少し広まったと思う。








これが出来るのも、初代アルシオーネvxだからこそといえる。









千葉技研さんは今ですら重整備は半年以上待ちの状態なので、古い常連さんからは疎まれるかもしれんと思うが、気にしない。


自分だってあまり、1日だって待ちたくないが、ここを超えて拡大していってもらわないとと思っているから我慢する。














またこれはこちらの「願望」だし、他のユーザーの需要があってのことになるわけだが、


スバル系のお店には、旧車のメンテに関して、もっと腕を見せて欲しいと思う。






190.191系 いすゞ専門店の千葉技研さん(30歳代)が、初代アルシオーネvxのメンテを完了させちゃったよ。












今回のメンテ、その情報発信を通じての最後の、本当の目的はここになる。













あぁ、仕事したした。







どこまでも走れる状態の初代アルシオーネVXで、のんびりドライブするとしよう。





Posted at 2019/06/13 01:00:49 | トラックバック(0) | SUBARU XT-6 | 日記

プロフィール

「スバル34年・20万キロ 初代アルシオーネVX車検の記録・・・30万キロへ  http://cvw.jp/b/2430311/45195879/
何シテル?   06/14 22:53
強力マグネットを使用し、バランスのとれた高性能タイプのモーター。 SNSでのつながりは持てないので生徒、および元生徒は出禁だ。 ...
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