アルシオーネVXを所有することは、日々の暮らしの中に彩りと癒やしをもたらす。
と同時に、これは自分にとって仕事でもある。
良い状態を維持し、日々実際に走らせること、良い状態であればどういった走りをする車なのかを世間に伝えること。
仕事だ。
走りについては、数年前に作ったHPでほぼ書き尽くしているので、あまり書き足すことはない。
だからこれからは、さらなるメンテ情報を出していくことが主な仕事になる。
ジェマニア「千葉技研」さんでの車検&メンテナンスを一旦終了し、日常使用しながら車の様子を見る。
数週間してエンジンチェックが一瞬点灯。
車検前にも点灯することがあったが、バッテリーを外したからか、エラーコードが不明のままだったのだ。
千葉技研さんがスバルからとっておいてくれた資料でエラーコードをチェックする。
「初代アルシオーネ エラーコード確認方法とエラーコード表」
エンジンを切った状態で、トランク右奥にある『黒コネクター』を接続する。
キーを通電状態まで回す。(始動はしない)
トランクの裏側に張り付いている銀箱のランプが点滅する。
「ぴかー」が10
「ぴかっ」が1
なので、「ぴかー、ぴかー、ぴかっ」ならば エラーコード「21」を表す。
「ぴかー、ぴかー、ぴかっ」「ぴかー、ぴかー、ぴかっ、ぴかっ、ぴかっ」
これが繰り返すならば、21と23のエラーが出たということが分かる。
キーを戻して、黒コネクターを外す。
21番「水温センサー異常」だった。
国内部品あり。
その他の異常として、エンジン始動時に冷却ファンが回りっぱなしになってしまった。
ラジエーターに接続する「水温スイッチ」が動いていない模様。
国内部品なし、千葉技研さんによって海外に部品発注。
とりあえず、「水温センサー」の交換と、ファン回りっぱなしということで、バッテリーと、オルタネーター(国内リビルド品あり)も交換履歴がなかったので、5年先を見て交換しておくことにした。
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アルシオーネです
なぜか電動ファンが常時全開になっており、
調べたら駆動用の水温スイッチが常時どう通している
スイッチは買えない感じ(都合により次回入庫の宿題)
で、その状態は電気食ってるけど
純正の電圧メーターがなんか低い気がして
バッテリーとオルタネーター交換希望ということです
リビルトオルタネーターと新品のバッテリー
なかなか高いけど普通に買えます
L端子用のカプラーが砕けている
端子露出
熱と時間ですね
あとで考えます
オルタネーターは三菱だそうな
ついでにチェックエンジン点灯の
インジェクションの水温センサー交換
これは2000円くらいですぐ買えました
なんか配線も怪しい
テープが特に…
チューブ保護しました
変えるだけ
崩れてたカプラーは平端子なので
汎用の二極が使えます
端子はそのままプラスチックを交換します
ロックはないですが、押し込めば問題ないです
チューブ保護とカプラーの感じ
自然でしょう?
で、ベルトはったら傷んでたテンショナーがごりごりになってしまい
異音…ガー!ガリガリ
プーリーのはめあいが緩んでて斜めになってしまう
とりあえずベアリングを叩き込み、たがねでかしめて固定
音は消えてとりあえず走れそうです
で、みつもりとったら…廃止だそうな
どーすんの!
脳内カンピューラーから検索
確か半年くらい前にみたセルシオが
6PKで似たようなプーリーだった!
真ん中はM10
それを注文しました(*´∀`)♪
オフセットをワッシャで調整すれば付くでしょ
ご期待ください
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無事に交換が終わった「水温センサー」は水温メーターではなくインジェクションと絡んでいるものだったそうで、たしかに交換後は低速時のスムーズさ、トルクが増していた。
ちょっと前から、エンジンがガサツになってパワーも落ちたように感じ、前よりアクセルを少し踏む感じになっていたのだ。
これ以降、また2100回転程度まででドロロ~ンと流す走りをノンビリ楽しめるようになった。
「エンジンチェック」がたまーに点灯するだけの状態といっても、こうやってセンサー1つの好不調で、車の印象は全然変わってしまう。
そういえば痛んだベアリングは前にもカサカサと小さな音が出る不調になったことがあって、その時はゴムだけをうまく交換してもらった。
その時も、それだけでエンジンフィールがとても良くなり驚いたものだった。
センサー1つ、ベアリング1つ。
古い車は必ずどこか、というかたぶんあちこち痛んでいるだろう。
そういうのを考えずに、他の古い車をどーこー言うことなんて、オレにはとても出来ない。
今回の「水温センサー」の交換は冷却水を抜かずに出来たけれども、次の「水温スイッチ」は抜く必要があるみたい。
併せてサーモスタット(部品あり)の交換もお願いすることにした。
自分にもっと知識があり、ラジエーターリビルドの際にまとめてやっておいてもらえばと悔やまれる。
これからアルシオーネのラジエーター修理の際は、千葉技研さんもこれらをまとめて交換することを奨められるだろうと思うし、その方が絶対に良いとお伝えする(仕事)。
ジェミニハッチバックのこのリアウィンドウの部分素敵だな。