
まずお詫び。 前回のブログで「高雄」と書きましたが、「武雄」の間違いでした。 すみませんでした。
西海市瀬戸港を目指して必死で走る。上り下りドタンバッタン。
なんか焦げ臭いが止まれない。 走りながら見れる届く範囲で配線をチェックするが特に大丈夫みたいなので構わずぶっ飛ばす。
フェリー乗り場についたのは出発時間の5分前! 乗る車もあまり無くガラガラでどこに止めたらいいのかもようわからん。
適当に止めて急いで窓口へ。 でも誰もいない。 ゲゲッ 待合所にいた人曰く 「船が着いたけん 綱取りに行っとるよ」 だって。 まあ大丈夫みたい。
実にゆるくて助かった。 手続して車へ戻る。
焦げ臭かったのは佐世保市内の坂をドタバタ走った際 リアカウルが外れてひっくり返って発電機の排気管に当たったみたい。 2回目。 なんちゃあない。帰ってからまた作り替え。
色々あったが落ち着いて 出港~。 気になった台風もそれてくれて影響無し。晴天無風。
「あ~青い風~ 切いいってぇ走れ 池島へ~」
到着~ 上陸~
やはりテレビやネット画像とは全然違う。 迫力。 圧巻。
坑道入口
トロッコ軌道
周囲4km程の島に工場施設と居住施設がギュウッと詰め込まれていてまさに異空間。
廃アパート
現居住区
コムスで回るには丁度いい。 でも… 発電機ガス欠。 朝入れようと思っていたのだけれど、時間なくて。 バッテリーはまだあるので丘へ帰ってから入れよう。 しばし休憩。
島で唯一の信号機。 学校校門前。
「池島小中学校」 現役。 全校生徒3人。 食堂のばあちゃん曰く。
大きく立派な校舎やグランド。最盛期にはたくさんの生徒たちがいたのだろう。
そのすぐ上に上ると、島で唯一の食堂「かあちゃんの店」。
入り口は「猫だらけ」
周りも「猫もぶれ」

(港の近くにはヤギもおるよ…)
電気温存で次の船まで飯でも食おう。 中に入る。
入口の猫イジイジ…
中は昭和の食堂&売店。 珍しくなくあたりまえに「落ち着く」。
昼にはツアー団体客の予約が入っているらしく食器コップが並んでいる。
10時48分発の便までゆっくりと過ごす。 静かだ。でも暑い。
帰りの便には瀬戸から団体ツアー客がいっぱい乗っていた。 みんなが下りた後に帰りの便に乗船。
現実の光景は けっして「カッコイイ~」なんて軽々しく言えたものではなかったです。
一種独特の迫力、威圧感があり、かと言って廃墟の悲壮感だけではなく生命の息吹も無音の圧力空気を感じる。
「夏草や つわものどもが 夢のあと」 ~何茶~
さらば池島…
~追伸1~
「富国強兵」「高度成長」の名のもとに命をかけ身を粉にして働いた人たち。 いや大義名分などなく 生きるため、自分のため、家族のため必死で生きた人達、その周辺の共に生き支えた人達の 時間を超えた「息吹」を感じ取れたかもしれない…
「働き方改革」「一億総活躍」 とか言っているが 基本常識や考え方は昔とそう変わっていないのがまだ今の現状 みたいな気がするけど…
~追伸2~
池島で感慨にひたったのも束の間。 現実に戻り これからがジェットコースターの始まり…
続く…
Posted at 2018/08/31 20:40:47 | |
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