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りやういちらうのブログ一覧

2025年11月06日 イイね!

ワイパー後期化

ワイパー後期化スマホのSDカードが突然死してバタバタしていたせいで下書きのまま放置していたが、いい加減書いてしまわないと…
(写真が結構消えていたのでそれなりに落ち込んでいる)





430セドグロのワイパーは、前期がピン式のサイドロック、中期と後期が7mmバヨネットである。

うちの430は1979年もしくは1980年生まれのド前期なので、前者にあたる。

このサイドロック式、替えが効かなくて本当に困っていた。
今はどこにいってもそんなワイパーブレードは売っていない。
(ヤフオクならダブルワイパーとかあるけどあれは目的とは違う)

純正のワイパーブレードにも勿論寿命は存在するし、いつまでも替えゴムだけでやっていけるわけではない。
何でも最後は土に還る日が来るのだ。

純正ブレードはそれっぽい雰囲気こそあれど、カッコいいからと身勝手な理由で無辜の市民を危険に晒すのはとても褒められたものではない。





実は10年前に430を買ってまず最初にやったことはワイパーブレードの交換である。

PIAAのアダプターをオートバックスで買ってきて、これが初めてのクルマ弄りというべきか、ニヤニヤしていた記憶がある。

だがしかし、430はスタンダード以外はフルコンシールドワイパーで、このアダプターだと格納時にボンネットに干渉してしまうのだ。

また、写真のように干渉部分を切り飛ばして中に収まるようにしても、ワイパーの位置が変わってしまいボンネットからブレードが丸見えに…
これではせっかくのコンシールドワイパーが台無しである。





それからは日本で入手できるあらゆるアダプターを試した。

Y30セドグロやTVサンバーのワイパー
アームを買ったりもしたが、どれもあともう一つのところで使えずに終わっている。

オールウェザー&オールテレーンが信条の自分にとって、小雨にさえビビり散らかさないといけない現状は屈辱的であった。

なんとかして新品のワイパーブレードを手軽に…
悪戦苦闘すること10年。




結局は最終手段であるワイパーアームの後期化に着手した。

これはヤフオクで買ってきたもの。





これは日産ディーラーでワイパーブレードだけを買う奇々怪々な図。




そしてなぜかまだ新品で買える7mmバヨネットでL=450mmのワイパーブレード…

PITWORK C450R。
奇跡としか言いようがない。
もはやオーパーツと言っても過言ではない。

こんなオーパーツが、モノタロウもしくは日産ディーラーに行けば普通に買えてしまうのだ。

値段は安くはないが決して高くもない。
接合部などの品質はかなりしっかりしている。

日産というのは鬼畜なのか聖人なのか分からないメーカーである。

株主の爺さん達や一部新車オーナーにとっては鬼だろうが、少なくとも自分のようなノーマルで乗っている普通の感性の旧車乗りには優しい。

ワイパーブレードだけなのに席を用意されてお茶まで出して頂いて恐縮しきりであった。





暑さが少しマシになってきた頃、シャーシブラックで自家塗装した。

プラサフが要らないので、隣家にアンパンを食わせる時間を最小限に抑えられる。

一応錆取りや足付け等は済ませてある。





多少面倒だが真夏のオイル交換よりは簡単である。

速乾タイプなのでテキパキ進められる。




ワイパーアームの再塗装となれば、おおよその方は艶消しブラックだろうが、自分はワイパーブレードに合わせたかったので程よい艶のシャーシブラックを選んだ。





接触乾燥後、可動部のマスキングを剥がして1wk放置する。




運転席側の目に入りやすいこの面だけは、離して吹いて梨地仕上げにした。





完全乾燥後、取り付けた。

思いのほか隠れ具合は完璧で、さすが純正といったところか。





動作確認。

キレイにスパッとキマる。
これに10年を費やした…





ボンネットに干渉することもなくしっかり使命を果たしてくれる。

それでもミリ単位のクリアランスではあるが…





だが問題が一つあって、ブレード取付部のあたりが擦れて塗装が剥げることが運命付けられている。

これは日産クオリティとかではなくて、当時はワイパーブレードが今よりも薄型だったからである。

C450Rも、いくらオーパーツであるとはいえ根本的にはあくまでも現代の需要に則っている(…則っているのか?)ので、これは仕方がない。

これは時代が悪い。





"U字ロック化してその辺で買ってきたワケの分からんワイパーブレードをポンポン買い換える計画"は断念したし、妥協の産物ではあるが…

ちゃんと供給のあるワイパーブレードで替えられるようになったし、兎にも角にも雨でも安全なクルマになったので良しとしよう。
Posted at 2025/11/13 23:19:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年11月05日 イイね!

Bluetooth導入

Bluetooth導入最近は車で音楽を聞く際に当たり前のように広く使われるBluetooth。

送受信過程で非可逆圧縮が避けられないため、mp3データを基本にライブラリを構築している自分としては避けたいところだった。

しかし、仕事車で毎日使っているとその便利さが430にも欲しいと思うようになった。

有線接続と違い、スマートフォンの遠隔操作が可能であることと、何よりインピーダンス的な所で有線接続より音質で勝る場合があるのだ。

あと、DACが独立しているので再生機器に関わらず一定の品質を保てる。
再生側を選曲と管理のみに絞って使える。

後々スマートフォンやプレーヤーを買い替えてもシステム全体を見直さなくても良いのは大きな利点だろう。





そう思うまでには、ドングルDACを使ってみたり、サンスイの昇圧トランスなど失敗に終わった買い物も多く…

ドングルDACはその大きな電力消費に対して、スマートフォン本体を充電できなくなるという点であまりにも実用的ではなかった。

電源分離USBケーブルをわざわざ梅田のヨドバシまで買いに行ったりもしたが…案の定動作が安定しない。

そもそもヘッドホン用の出力なのでそこからチャンデバとアンプに繋いでも整合性は取れないだろう。

イヤホン端子からの有線接続だと、スマートフォン側が常にアクティブなため下手に抜き差しできない。

しばらくはそれで聞いていたが、抜き差しのために別途オーディオ専用のキルスイッチを付けるハメになった。





結局はこの3つを基軸に既存のシステムに追加する形でBluetooth化させた。





レシーバーDACは1MiiのDS220を選んだ。

DACは無難なES9018K2M。
車載なので極端に酷くなければ良い。

それよりも2Vrmsのラインレベル出力が可能というところが、システム全体に良い影響を与える。
アンプの能力を最大限に活かせる。

物理ボタンが付いており、純正オーディオのスペースに埋め込んでそれで操作しようと目論んだが…本体はもとよりボタンが思いの外小さい。

これでは走行中の操作は危険であると判断し、別途キーボードを買うことになった。





FiiOのUSBキーボードと、HUDデバイスをBluetooth化する送信機。
どちらもいい値段がした…

似たような充電式のBluetoothキーボードはアマゾンで安く売っているので、わざわざ送信機を買わなくてもいいのでは?という意見もあるだろうが、あれは技適マークもクソもない上にデザインが良くない。

この2つはUSBのDC5V動作で、ボタンを介さず元電源を入れたり切ったりしても動くので、キーONと完全に連動させられる。

そしてこのキーボードはRGBバックライトなので、PCに接続して色味を変えられる。





430のメーター照明に合わせて暗めのグリーンに。

送信機は日本製で技適マークも取得済。
動作の安定感もバッチリである。




自室でのテスト風景。






どちらもアクセサリーONでスマートフォンに自動接続するようにしている。





接続中のスクショではないが…
スマホのプレーヤーfb2kを遠隔で操作できるようにしている。

aptX HDでの接続だが特別音が悪いようには思わない。
ガタピシうるさい旧車なら特に気にならないだろう。

あと、DS220との接続を検知したらfb2kを自動で起動して再生させるようにした。
(小休憩の後の出発なんかで便利)

音量はキーボードのノブでスマートフォン側を調節するようにしたが…
アプリで仮想的に50段階にしたとはいえ、段数が増えたところで完璧なシームレスとはならない。
そこはアナログが偉いところなのだ。

こと車載で使うという点では、錆から来る接点不良などのリスクを考慮すればフルデジタル制御で音量調節するのは信頼性の面で良いかもしれない。

ギャングエラーといったアナログ的な問題から開放されるのも利点である。
 




実装した様子。
この場所だと、運転中も自然な感覚で安全に操作ができる。

DS220はグローブボックスに押し込む形になった。





レシーバーとキーボードのために2.4AのUSB電源を増設したので、ついでにPD充電器も設置した。





夜中はこんな感じに怪しく光る。





キーをひねればスマホからフルオートでBluetooth接続の音楽が流れ、PD充電ができる45年前の車(笑)

自分にとって430はオーディオルームでもあるのでこういう所は大事なのだ。
皆んなが皆んなうるさくて速いだけの車が好きなわけじゃない。

エンジンが静かで音楽がうるさい車が好きなヤツがいたっていいじゃない。

とりあえず、今のところ問題なく使えている。
Posted at 2025/11/05 23:53:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年11月04日 イイね!

何から話そう

何から話そう久々のブログ…昨今の短文文化にすっかり染まってしまい、書き方を忘れている。

元はと言えば、ブログ全盛期にYahoo!ブログでオーディオの話をし始めたのが源流である。
今思えば、SNS的な使い方をしていたように思う。

あの時お世話になった諸先輩方は元気にしておられるだろうか。


で、以前止まった時から順に書くと本当にキリがない。

エアコンのブロアユニット魔改造などネタは山ほどあるが…気になる方は直接聞いてみて欲しい(笑)
需要はないだろうけど。




とりあえず今年の車検の話を。
この額はマジである。大マジである。




自分で調達した部品を含めれば30万は軽く超えている。

ちょうどこのクルマを買ってから10年目。
最高額の出費である。







これだけの作業を一度にやって頂いたのだから納得の金額である。
しかもクソ暑い7月での作業なのでその苦労は計り知れない。

以前の自分なら貧乏の一言に尽き、あれやこれやと怪我をしながら自分でやっていただろうが、今は仕事も忙しく時間もない。
30代に突入してから、気力体力もだんだん落ちてきた。

ただ生活水準は格段にマシになってきているので、プロの技術を買おうとなったわけである。





話は車検の少し前に遡る。
月ヶ瀬のカフェセブンでまったりしていると、元31スカイライン乗りのN氏がやってきた。




このV36、当たり前だが峠でめちゃくちゃ速いのだ。

しばらく談笑ののち、針までご一緒させて頂くことになった。

後ろについて、ダムサイトを渡りきって左折…そこから超ハイペースツーリングが始まった。
嫌な予感がした。

高山ダム湖左岸は、以前にトプコン氏の白カムリが足回りをヤッている。
旧車には厳しい線形が連続するのだ。





手加減して頂いていることは百も承知だが、なんとか食らいついて小倉ICまで完走した。

なんだ、うちの430もなかなかやるじゃないかと思った。

しかし、走りきってから明らかにハンドルの角度がおかしい。
真っ直ぐが右に30°切った状態になっている…





それまでも最後に切った方向で真っ直ぐが変わる症状は認識していたが、ここまで来ると車検云々以前に危険極まりない。





悲痛な気持ちを乾いた笑いで誤魔化しつつ、とりあえず帰宅。





タイミングが車検前だったため、思い切って長期入院にならない程度に足回りをリフレッシュすることにした。
(本気でやれば早くても半年はかかる)

今回の整備は足回りに強い東大阪の高田オートさんにお願いした。
ここならアライメントも同時に取れる。

メカのおっちゃん曰く、
「ロアアームのブッシュ抜けとるで…!」

なんと圧入で装着されている、左フロントロアアームのリンクブッシュが1/3ほど外に出てきているではないか。

恐らく高山ダムでのハード走行がトドメになったのだろう。

これでは真っ直ぐ走るはずがない。





まず入庫前に程度のマシな中古のロアアームを調達。
台湾ではブッシュ単体での提供があるらしいが、基本的にはASSYでの交換になる。





555製の社外アイドラーアームもダメだったので、手持ちの純正アームをオーバーホールに出した後に交換。

他は変えて間もないボールジョイントに付属していたブーツも破れていた。
555は恐らく720ダットラ用のボールジョイントASSYを430用として売っているらしく、ブーツが干渉して裂けてしまった模様。

フロントのハブベアリングも初期症状が出ていたので交換…





なんだよ…ボロボロじゃないか…うちの430…
ごめんな、こんなになるまで乗りっぱなしで。




これは必須ではなかったが、テンションロッドブッシュも交換して頂いた。
ハードブレーキング時の制動改善を狙った。





あくる日、一通りが終わって工場から出庫した。
その瞬間、今までとは別のクルマになったことを悟った。





まるで新車だと思った。
たった30万で新車のグロリアを買ったのだ。

もうタイヤはそっぽを向かない。
自分の思った通りの場所に、しっかり路面をトレースして走る。

このクルマに乗り続けてきて良かったと思った。





こんな情けないオーナーだけど、これからも宜しく頼むよ。
Posted at 2025/11/04 21:45:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年08月19日 イイね!

生存報告

生存報告皆様ご無沙汰しております。

仕事が忙しく(時間というより体力的な問題)、各SNSを等しく維持するのが難しい今日この頃…




中年に差し掛かり毎日毎日へばっているオーナーを尻目に、車は元気にやっております。

足回りの修理やオーディオの現代化改修など…あれこれ沢山やりましたが、詳細はまた機会があれば書きます😇


点火時期17.5度ハイオク仕様

気温40℃快晴、エアコン稼働、国道309号美原付近の渋滞で水温85℃安定。

気温38℃快晴、エアコン稼働、長原IC→海南ICを3ATの3速4050rpmキープで水温82℃安定。
直進時、進路変更時の安定感よし。

気温32℃夜間、エアコン稼働、某カーブ登り120km/hキープで水温油圧ともに問題なし。


これがうちの430の現在の姿です。
ここまで来るのに10年かかった😱

夢にまで見た、真夏の阪和道の右側を矢のように走る430の爆誕でごさいます。

もうボディは歪みまくってガタガタなので、もはや車として色々限界に到達しつつありますが…
(貴重なロアアームも一度壊してしまいました)




それでもようやく本来の意味でのGTカーと呼んで差し支えないようになってきたと思います(当社比)

来たる冬を無事にパスできれば、もう何も言うことはありません😌

20代のうちは親世代が見てきた風景を見てみたくて当時の雰囲気に拘ってきましたが、自分も気付けば記憶に残る若かりし頃の両親よりも年上になってしまい…

"当時の風景"云々はもうやり切った感がありますので、これからは"現代を生き抜いていく430"に路線変更してバリバリ走らせていこうと思っています。

そうなると、うちの430は変化に適応し続ける必要があるため、完成という概念が存在しません。

幸い?にも、まだまだやりたいことはありますので、順次やっていきます🤗
Posted at 2025/08/20 00:15:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年01月05日 イイね!

ブレーキシュー交換

ブレーキシュー交換オイル交換しようと思ってツナギを着た後で、まだ1,000km走れることが分かって暇になってしまった。

そこに主治医に取寄せをお願いしていたブレーキシュー到着の一報が来た。




カッコつけて「自分で選びます(キリッ)」とか言って思いっきり間違えてしまったので、工場のほうで探して貰っていたのである。
(たぶんハコスカ用だけど誰か要りませんかね?)





幸い仕事が休みなので、早速取り付けをお願いしに伺った。




なんだこの品番は…見たことがないぞ…




あーっ!君はトヨタ!
安心と信頼のトヨタじゃないか!

ついにデフオイルに続きブレーキシューまでトヨタになってしまった。

もはや日産グロリアではなくトヨタグロリアである。
こうなればリセールが倍額に跳ね上がることは確実であろう。

なぜだか知らないが、ものすごい安心感である。

限界を超えたキーキー音もなくなって快適そのもの。




私は私に帰っていく…
今日もTOYOTAパーツの信頼性は感動的だ(n回目)

サイドブレーキの異音も診て頂いたが、ドラム側の末端のブッシュが消し飛んでいた。
取り急ぎアリモノで対処して頂いた。

こういう的確な診断は職人さん流石の芸当である。




で、近いうちにこの寸法でブッシュを作らなければならないが…そうなるとウレタンが有望だろうか。
加工性含めて吟味したいところである。




44年間働いたAKEBONOくん。
お疲れ様でした🙏

将来ASSY供給がなくなったら、貼り替えてまた働いてもらうこともあるだろう。


さて、お次はサーモのガスケットとATFだ…


Posted at 2024/01/05 18:08:37 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「明日は昼間を買い物に費やすので、堺浜は日曜日に行く予定🙄」
何シテル?   11/14 17:15
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