
【その1】の続き
ラジエーターのドレンを抜いたら二度と付かなくなった件wwwwww
についてであるが、まずそもそもこれは"ドレンプラグ"ではない。
バカオーナーなので、自分の車のドレンプラグが本来どんな物なのかを知らなかったのである。

430セドグロの場合ふつうこういうタイプの樹脂製のものが使われている。
中学校の日産の授業で習うので半ば常識らしい。
当時MOPAR信者だった自分は排気量と馬力の足らない日産の授業をほとんど寝て聞いていなかった。
どの時代のオーナーがやったのかは不明だが、謎の鉄製のネジがブチ込まれており、固着してラジエーターの雌ねじごと捻切れたのである。
今まで問題なかったのは、夏が今年ほど暑くなく、焼き付く手前でなんとか持ちこたえていたためと思われる。
虚しく抜け続けるクーラントと咽び泣くアホオーナー…
こうなればとにかくラジエーターのロウ付けをしてくれる工場を探さないといけない。
しかし、ラジエーター屋さんというのはホームページすら持っていないような昔ながらの零細企業が多く、決め手に欠けるのだ。
かといってバンバン宣伝しているお金大好き臭がするところもなんだか信用できない。
そこで黒ブロアムのT氏が以前コア交換を依頼した実績のある工場に問い合わせたところ、好感触であったので早速ラジエーターの撤去に取り掛かった。
ファンシュラウドとカップリングファンを外してホースを抜いていく。
ただでさえ猛暑でイライラしているのにATFホースが1本なかなか抜けなくて精神力を削られていく…
平成世代のショボい気合と腐った根性でなんとかクリア。
錆びついたボルトにCRC556を浸透させて叩いて、サーモハウジング御開帳。
…なんということだ。
これは元々サーモスタットだったものである。
こんなので8年間乗ってたのか…
こんな簡単なことに気づけないのは完全にオーナー失格である。
つまり、"エンジンが壊れない凄く絶妙な塩梅のクーラントが流れる"ように破壊されていたのである。
ある意味この世の奇跡というか…
ちなみに'79年製造の新車当時のものであった。
ラジエーターは常に水が流れていたため詰まりもなく綺麗。
これはコア交換まではいかなそうか!?
後日、やってきたのは和歌山ラジエーター工業。
ここまで運ぶためにわざわざ京都から白カムリタクシーを手配した。
自分は一途な男なので430しかクルマがない。本当に足車の1台もないのだ。
工場のオイヤンにとりあえずドレンがネジごとモゲたことを伝えると、耐圧テストなどの結果を踏まえて見積をFAXするとのこと。
まぁ水はちゃんと流れてはいるしそこまでの修理にはならんだろう。ドレンが付けばそれでいい。
で、わりとすぐに連絡が来たのだが…
ウソ…えっ…?は?ちょっ…
(まだまだ続く)
Posted at 2023/11/05 23:36:40 | |
トラックバック(0)