レースから一週間。かなり遅くなりましたが
『ARC関西戦第4ラウンド』を振り返りたいと思います。
実は「詳細」と書いちゃった手前、妙にハリキッテしまい、恐ろしいまでの長文を2日前に書いたけど、なんやら自己陶酔型の内容だったので却下!?
そんなこんなで、かる〜くまとめてみました^^;
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【プラクティス】
ローター、パッドが新品(装着)そのままなので、数周はアタリをつけるためゆっくり走行。どちらにしても走行台数過多で走りにくかったけど・・・。
終盤になって、恐る恐る(でもそれなりの踏力で)ブレーキを踏んだらビビることビビること!「なんすかっ!この効き方は。半端ねぇ・・・」。すさまじい制動力を良くも悪くも発揮してくれます。 今までと同じ感覚では狙ったポイントより遙か手前で止まってしまう始末。。。 仕方なくアクセル追加しちゃったりして^^;
そんなドン引きシロート走行の結果は
1分52秒台・・・。MR300のアンディに軽く食われてしまいました。なんだかヤバイ感じ・・・。
【予選】
「50秒はなんとか切りたい・・・」その思いで、必死にアタックしますが、相変わらずチグハグな走行を繰り返します。それもそのはず、3年間ずっと“生ぬるいパッド”で走行をつづけたツケは予想以上に大きく、簡単にポイントをつかめません。やっとのことで
49秒台をマーク。まさにギリギリでした。(予選5位)
予選上位は予想通りユニコルセ勢でワタシの1つ前に九州の小西サン。彼のマシンも“やはり”ポテンシャルが高そうです。
【決勝】
最近マシになりつつあるスタートを無難に決めたワタシは、4位の小西サンを抜いて、3位のアンダーレ号に迫ります。しかし展開的に抜くには至らず、そのまま4位を走行。「ま、そのうちチャンスもあるだろ」と安易に考えていたのですが、それは大甘でした。。。ペースを上げるどころが、じりじりとラップタイムは落ちていき、2位争いをしていた、カツイさんとアンダーレ号に大きく置いていかれます。
終盤には後方のツカモトさん、小西サンにも激しく追い上げられる苦しい展開でしたが、序盤の貯金がモノをいいそのままゴール!
SR7台中4位。ベストタイムも初の48秒台。悪くはない結果でしたが夢も希望の無いレース展開にちょっとガックリでした。
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駆け足でレースを振り返りつつ、今じっくり考えてみますと
3つのポイントが浮かび上がってきました。
★レーシングパッドって結局どうなん?
★48秒台は喜んでいいの?
★なぜ後半にラップタイムが落ちるのか?
1つめ。レーシングパッド。
まぁAR150クラスでも常識的に装着されている方が多いので、いまさらアドバイスもへったくれもありませんが、
「やっぱり効くこたぁ効く!」これが感想です。大は小を兼ねるというか・・・。ただ踏力に対し、ダイレクトな反応を見せるので扱いづらい一面もあります。慣れを要するってことかな。ワタシはなんとか1日でそこそこ走れるようになりましたが、3日ぐらいかかる人も居るだろうし、早い人なら3コーナーで慣れちゃう方もいらっしゃるかと。(ワタシが慣れたといっても精度は甘甘、63点ですけどね)
当然ですがブレーキポイントは奥になればなるほど有利なことがレース界では不変。しかし「50キロのコーナーはMAX50キロで回る」ことが最速の条件だとすると(荷重の考えは省く)、車速を落としすぎて「40キロ」になればコーナリング速度と次のストレートで稼げなくなるのですから、ちょっとしたブレーキポイントの貯金なんか簡単に吐き出します。
それを言うなら効きのマイルドなパッドだって同じ話なのですが、「短い時間」で「正確」にこなさないといけないのがレーシングパッド。少し勝手が違うだけで難しいもんです。(やっぱそれだと自己採点30点ぐらいだったか?)
2つめ。48秒台。
1年越しの目標を達成してとりあえずはヤレヤレ。さらに当日の展開が「52秒→49秒→48秒」と上がっていったので喜びもひとしおでしたが、冷静になってみると何も浮かれるようなタイムでも無いことに気づく・・・。
当日はコンディションがかなり良く、自己ベストをマークするマシンが続出してましたからね。さらに言えば優勝したマンダイ組長は46秒台。ムラサカさんや玄サンに至っては44秒台のベストまで持っています。このとてつもない大きな差を考えると「先は長い」のか「これ以上無理」なのかは分かりませんが、やっぱり喜べるようなもんじゃありません。もうちょっと何とかしたいもんですわな〜〜〜!
3つめ。後半のラップダウン。
これは半年前、5月の富士でも全く同じ症状が起こりました。ということでもう一度原因をいろいろ考えましたところ、
「タイヤがいくらなんでもボロすぎた?(下に写真アリ)」「225幅ではやっぱり狭い?(負担集中)」「ドライバーが無茶をさせすぎた?」などを疑いましたが、多分どれもこれも主因ではなさそう。タイヤに関しては、新品なり245なりでそれなりに改善する可能性はあるけど根本的には違うと思う。ですから「タイヤが新品だったら・・・」的な言い訳は無意味。そんなことではいつか虎の子の新品を履いた時にガックリするだけになりそうです。
では原因は何か?・・・
「どうやらリアサスがおかしい」これが結論になりそうです。
前後減衰をレーシング仕様に変更するとき、偶然(狙ったように?)タイムラグがあったので、先にやったフロントのみ時と前後とも仕様変更後のレース結果(ラップチャート)を見ると一目瞭然でした。
前後「ストリート仕様」の時も「フロントのみレーシング」の時も、後半までタイムは安定しています。その経緯からして「リアサス」を疑うのは当然。
今回のレースで起こったであろう現象を想像で書くと・・・
「リアサス(仕様変更後)の路面を捉える力が元々強すぎるとこへ、発熱の遅いリアタイヤの場合、レース終盤にピークが来るので、フロントタイヤのタレが始まる後半に一気に逆転現象となって強アンダーが出る」。こんな感じになりそうです。
参考までに今回のラップはこのようになりました(1周目を除く)。
最終周は“やっとその事態に気づき”走り方を変えたらタイムが少し戻っています。このへんがヘボいんだよなぁ。気づいたのならもっと早くやれよ。。。
ま、どちらにしてもリアサスにはなんらかの手を加えることが必要みたいです。
1’48’794
1’48’639
1’48’864
1’49’098
1’50’593
1’50’247
1’50’506
1’50’459
1’49’507
遅れていくイラレ号。その差はやがて大きくなる・・・
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3ヶ月振りのレース。しかも
結果が『中途半端』ともなると、かえっていろいろ考えることが多く、ここ数日はなんだか逆に楽しい^^;
これだから「自虐」とか言われるん??
OZ監督も、また私とは違った視点でいろいろ模索しているみたい。「フロントキャンバーか?」「リアサスのガス減らすか??」等々。
今回も知らぬ所(?)でデータは取りまくってましたから作戦はいろいろとありそうです。しかも低予算で!?(オイオイ)
しかし気になる一言も・・・「もしかしてボディが勤続疲労でうねりかけてるかもしれんぞ!」だとさ。。。そりゃそうだろうね。あれだけ酷使してれば。。。(これは聞かなかったことにしている^^;)
最後に
ルブロスさんのオイルは今回も絶好調! ブランク関係なくエンジンを快調に回してくれました!(ひつこいけどヨイショでは無い) 本当にEGやオイルが問題ならアタシャ性格的に遠慮なく書いてしまうから。。。
さぁ次は統一戦!
ちょっと前は「引退寸前」だったのに、急にヤル気が出てきました!
統一戦は16位、8位、ときてますから次は4位??? ありえねぇかそりゃ^^;
年の瀬の一大レースを楽しみにしています!!
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【鮮度が落ちたかイラレ劇場!?】 パートイレブン
(写真の半分ぐらいはオネータマ配信!)
スタート前、緊張のひととき。(車内より)
ここ関西戦ではグリッドウォークなるものがあり、少し時間があるのでパシャリ。
「お!」ふと横を見るとアタシの大好きな生き物が・・・
カメラは敏感に反応しました^^
スタート前の緊張なんぞ無縁だったボクちゃん。
ところで九州コニッサンのカラーリングはオーソドックスだけど格好いいですよね〜
〈MR200のお二人。学園風アレンジ〉
リョーサン・・・調子のよすぎの生徒会長(スイマセン!)
SUGIさん・・・内向的なマジメな生徒(大スイマセン!)
リョー「何、お前職員室に呼ばれたんだって? だめだよ掃除はちゃんとやらなくちゃ!」
SUGI「でもリョーくんだって、サボったでしょ?」
リョー「ハハハッ!俺はい〜〜の!頭痛いことになってるから!」
SUGI「でも全然痛そうに見えないよ」
リョー「当たり前ジャン、痛くないから!仮病だよ仮病!」
SUGI「もう・・・リョーくんにはかなわないなぁ・・・」
リョー「それよりコレ(右手)俺の成績見る?見たい?」
SUGI「もういいよ。だってさっきから何度も見せびらかしてるじゃない」
リョー「あれ? そうだっけ?(笑)ハハハハッーー!!」
ごめんなさい。
「げ! このクルマ、タイヤが付いてない!!」
と、あわてて近づいて見たら申しわけ程度に付いていました。。。
ほとんど海苔巻きみたいなもんですね。。。
レースしながらなのにこのオーナー、ええクルマ乗ってますわ〜〜〜!
「げ! このクルマ、タイヤの溝がない!!」
と、あわてて近づいて見たら自分のクルマでした。。。
ほとんどゴミクズですね。。。
このオーナー、これでレースに全力投球とは思えませんわ〜〜〜!

こちら関西アルファヒストリック界では有名なシノハラさんのマシン。
S30顔負けの不気味なオーラ出まくり。。。
「そのクルマは身をよじらせ、 まるで自ら意思を持つかのように走るという」

組長は言うまでもなく恐い・・・。
カツイさん、ヤマもっさんも恐そう・・・。
と、なれば表彰台ファイトでの私(右端)の作戦は一つ。
彼らに“浴びせるだけ浴びせて”おいて、その場を立ち去ろうって魂胆です。
さらに付け加えると、左端に見えるツカモトさんに全責任を被せる・・・が理想!
組長「おいっ誰や!ワイが風邪ひいてまうやないけ! さてはお前か・・・(怒×10)」
ツカモト「え?僕何も知りませんよ! ヒッヒィーーーーーー!(悲鳴×20)」
う〜〜む、なんかいい!
想像しただけで悦に浸れるってもんです^^;
〈しかし結果は・・・〉
どうやら作戦は失敗に終わっていた。。。
てか、誰よ黒服! ダイジロー氏か?
次回の餌食に乞うご期待!^^;
こちらSR2〜3位のお二人さん。
「壮絶バトル」が、もはや関西戦の名物と化しています。
〈ヤクザ物風アレンジ〉
カツイ「兄貴!どうすか!今日の俺の仕事っぷりは?」
Y本「ええんでないの・・・。」
カツイ「俺はどこまでも兄貴の盾になりますよ!」
Y本「ああ。たしかに『盾』になってたな・・・。」
カツイ「それが俺の仕事っすから!」
Y本「・・・いやもうやめてくれへんか。その仕事。。。」
カツイ「そうはいきませんよっ!(ニヤリ)」
まぁなんつうか、「ARC版韓流ドラマ」っつか、人気スター顔負けルックスのお二人さん。
もちろん“ピンクもや”は私が加工したのではなく、撮った瞬間入っていたこと言うまでもありません。
なにしろ「撮影禁止」になるぐらいですからね^^;
ちなみに2人とも超有名大学を卒業され、超有名会社にお勤めのエリート(何故それを知ってる!)。中卒オール1で「行ける高校無いから・・・」と言われたワタイとの差は“ピンキリ”という言葉を思い出さずにはいられません。 天は2物も3物も与える人には遠慮なく授けるようです。
くそバカヤロウ。。。
何があっても絶対負けんぞ!!!^^;
はい、こちらが当方ピットのご様子。
甘いムードなど皆無で、ユカ様に配給して頂いた『愛のドッグ』をほおばり喜ぶ監督の姿があるだけ・・・。ところがこのカントクも意外や意外高学歴だったりする・・・
チッ俺だけかよ。。。(←もう大人なんだからコンプレックスはやめなさい^^;)
逆光ながらキリリと決まったIIDクン。
KBTプロの片腕として、サポートにメンテに大活躍中!
実はワタクシ、彼のハンドルネームが超お気に入り!
「IIDってそのままじゃんか〜〜!!」「やっぱりイイダ・・・(言うな!)」
・・・と、それを見るたび自問自答。
彼の屈託のない笑顔を含め隠れファンだったりします。(だから何よ^^)
最後はもちろんこのお方。(レースC総合優勝の組長さん)
生命の危険にもなりかねないので(?)必要以上のコメントは避けますが、帝王ムラサカ氏不在のユニコルセを支える大黒柱的存在。関東の145は速すぎるとの評判ですが、戦えるだけのポテンシャルは十分にありそうです。統一戦が楽しみですね!
ところで、この写真は今風で言ういわゆる
「コワカワイイ」ってヤツですか^^;
(いや・・・ど〜みても恐いだけか。。。
あっやばっ!)
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ぜんぜん“軽くまとまって”いませんでした^^