車高調なのに“つるしのまま”で
使っている方多いと思います。
『車高調は買ってからも自分好みにセッティングを詰めることできる』なんて謳い文句につられ、大枚はたいて買ったは良いがそのままってパターン。実際ワタシも買ってから2年近く減衰力調整のみでお茶を濁してきました。
街乗りで使う場合、足に対するニュアンスは『ちょっと固い』とか『少し跳ねる』とか抽象的な表現しかできなくなっちゃうので逆に煮詰めるのも難しい所ですが、サーキット遊びなら【タイム】という最も明確な基準があります。
と、なると試さないのはソン。
そして物色しているとバネは安い。
・・・にしてもまさかここまで安いとは・・・
新品前後4本、7800円。。。ですって。
コレ↓
緑だけど・・・。
2本ずつセットで
フロントの2本で3800円
リア2本が4000円でした。
新品ですヨ奥さん! まっさらですぜ旦那!
い~のかな?原価とか流通とか・・・。
ブランドは
【圭オフィス】
そうです、あの有名な彼のブランドです。一応ブランドにも関わらず、ノンブランド品より遙かに安い価格設定はDキンなりのコダワリなのか?
『高いモノがいいのは当たり前。俺はみんなに気軽に使って欲しいんパーツを作っていきたいね!』という心遣いでしょう。
ただこれほど安く売っている所から推察すると
決して評判が良くないことも覚悟の上です。
『このガチガチな足が最高!オレはこんなん大好き!』っていうノリの方ですからいろいろと推して知るべし・・・。あなたは天才だから何でもこなしちゃうだろうけど。
バネレートは
●フロント 18kg
●リア 8kg
現在のバネレートが
○フロント 10kg
○リア 4kg
ですからフロント1.8倍。リア2倍となります。
この数字に特に根拠はありません。
ただ試したいだけ。そうなると極端に固い方が体感できると思って決めました。
だいたい『決めました!』っていう値段ではない。
ダメならまた変更するだけのことです。
人気のスイフトバネは軽量が自慢らしいですが、やはり1本・8000円強は高すぎ。
7800円と32000円では比べる対象になりません。
じっくり煮詰まったら最終的にそちらにしても良いのですけど・・・。
スプリング交換は一般的にバネ4万・工賃4万・アライメント2万の10万コースも珍しくありませんが、なんとか自力で1万以下でやってやろうと思ってます。
直巻きバネには以下の図のような決め事があり、なんでも装着できるわけではなく、あたり前ですが内径が違うバネは使えません。
私の車高調は内径60ミリ・自由長200ミリなら何でも装着可能。もっと言えばアルファスポルトはフルタップ(全長調整)式ですから自由長も多少の違いぐらいは飲み込んでしまいます。基本が前後とも同じ60・200ですから入れ替えは自由自在。となれば・・・
●F 10kg
●R 8kg
●F 18kg
●R 4kg
●F 18kg
●R 8kg
●F 18kg
●R 10kg
など様々な組み合わせを試すことができます。
せっかく美浜で基準タイムが出た所ですから、まずは簡単な10kg/8kg(リア交換)から試して、どう変化するのか実験してみたい所。
バランスを崩して遅くなることも十分考えられます。
すでに落札・入金済みですが装着の手間も含め
8月5日のLF、13日のARCには間に合いそうもありません。
◎ちなみにアラゴスタやビルシュタインの車高調は内径60とか65などグレードによって差違があるらしい。やはりレーシング志向の車高調は65や70など太めになるようです。
Posted at 2007/07/24 01:22:47 | |
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