エンジン乗せ替え当初、さまざまな不調を抱えてきたのが
ウソのように
絶好調になってきました!
まず・・・
【アイドリング不調】
アイドリングの不調といえば、まず疑ってかかるのが
「エアフロ」や「O2センサー」などの制御センサー系。
しかしエアフロは乗せ替え前は問題なかったし、O2センサーに至っては替えたばかり。そこでとりあえず【AFC-imp2】で1000回転(アイドル)時の燃料を極端に濃くしたり、薄くして試してみました。
しかし・・・結果はダメ。濃くすると「モゴモゴ」言い出すし、薄くすると「バホバホ」言います。もちろん『+30』や『-30』だけでなく『0』や『+10』とか、いろいろやったけどダメ。変化はしても“いい場所”が見つけられません。
結局、対策は「何もしなかった・・・」でした。アイドル不調になった原因を、スロポジが3.0エンジンに対して狂っているのでは?と予想します。(いわく尾崎氏)
本来ならスロポジ調整しなければいけないのですが、156は電子スロットルボディが全部担当してますから調整は不可。じゃぁ何で直ったか? これはもうコンピューターが不調を読みとって勝手に調整したとしか考えられません。
とにかく何もせずに直っちゃいました。
今は静かで快適なサ・ルーン。
これでいいのか? ・・・いいです。
続いて・・・
【燃費激ワル】
これも一応、AFC-imp2でマイナス方向に調整して様子を見ていたのですが、抜本的にはやはりO2センサーが“空燃比”を理想に近づけることで解消されてきたのではと、思います。
ただこの場合、O2センサーの働き自体大変結構なんですが、理想の空燃比を求め計器を用いてしっかり調整した時、最終的にはO2センサーを殺さなくては結局、意味がなくなっちゃいます。AFC-imp2などのサブコンとO2センサーはある意味共存できません。
燃費について、このみんカラで一度も報告してなかったけど2.5の時でリッター8キロは伸びました。3.0になっても8はキープしたいな。トルクがあるから今までより早くシフトアップできるし大丈夫だと思う。
そして・・・
【重苦しい吹け上がり】
燃費激ワルとほぼ同じ理由で「燃料が濃いだけ」が原因だったみたい。現在は普通にエンジンパワーを引き出していると思う。その回転フィールは2.5時代とほぼ同じ。6000回転までキッチリ回ります。改めて圧倒的なトルクとパワーはやはり2.5とは全く違う世界。よく雑誌なんかで「排気量アップしたかのような錯覚」とかあるけど、まさにソレ。・・・まさにそうなんだけど・・・。
ところでワタシ性格的にチビリなので、6000回転以上はサーキットでもまず回しません。先日の鈴鹿で2.5リッター最後の勇姿ってことで、7年目にして初めて7000回転を体験しました! といってカタログの最大トルクとパワーを見てもせいぜい6200回転で十分かも。ただ回ってるだけって感じでした。
今後は尾崎氏がデータのフィードバックができる「空燃比計」を手に入れたらしいので、しっかり調整した上でO2センサーを外してみたい。今週末あたりサーキットかシャシダイ上で調整できれば・・・と。
ともかくこの一週間で驚いたことは「156の賢さ」
全然イタリアンじゃなく、その対応の早さはクールそのもの。
「ふ~~~~~ん。ならばこうします。」
「ほう。ではこんな感じで・・・」
と冷静かつ正確にクルマを適正に持っていってくれます。
ただコンピューターがどれだけ賢くてもセンサーの弱体ぶりが・・・。
やっぱイタリアだ^^;
Posted at 2007/04/27 01:00:03 | |
トラックバック(0) |
整備・交換 | 日記