
先週末となりますが、D1お台場の最終戦を観戦してきました。
昨年の最終戦観戦よりすっかりはまってしまい、今年の開幕戦に続き3回目です。
以前よりDVDでは見ていましたが、やはり実際に観戦すると迫力が違います。
ご存じの通り、D1はタイムではなくドリフトの見た目と美しさを競う競技です。
興味の無い人が見ると、単なるタイヤとガソリンの無駄遣いで、何が面白いんだと言われそう!
最近はDOSSというコンピューターで進入時の速度、角度等を計算して採点しますが、
同点となった場合、最終的には人間が判断します。場合によってはサドンデスでもう一回!
ジャンルは違いますが、フィギアスケートみたいな感じです。
ある程度のレギュレーションは規定されていますが、他のレースと比較するとあって無い
ようなものです。馬力制限な無し(NOSはNG)、エンジンスワップOK、結構なんでもありで
色々な車種が参加しているのも楽しみの一つです。
AE86と35GTRが一緒に走ることは通常あり得ませんから(笑)
最近の車作りは少々やりすぎ感もありますが・・・
初日の優勝は、1,000馬力のマークⅡを駆使する斎藤太吾選手。
超軽量化仕様のモンスターマシンです。
2日目はランボルギーニムルシエラゴで参戦。
2日目は今年のチャンピオン、GReddy 35RXことR35GTRを駆る川端選手が安定した走りで優勝。
こちらも1,000馬力オーバーのマシン。
各選手の走りも醍醐味ですが、今回はちょっと違った目線、どんなエンジンを使用しているかと
少々マニアックなところも見てきました。
最近のD1マシンは800馬力が普通、1,000馬力オーバーもざらです。
正直、ほとんどのマシンは別のエンジンを搭載しています。NAなら大排気量のV8、ターボなら
直6、特に最近はトヨタの2JZが人気のようです。
以下私が気になったマシンです。
言わずとしれた今年のチャンピオンマシンです。
ある意味正統派の見本です、エンジンは純正のVR38をチューン。1,000馬力オーバーは反則!
こちらも数少ない正統派、最近は見なくなった180SXにSR20エンジン。
私の一番のお気に入りです。なんと言っても音が最高です。
現行86にTRD製NASCAR用V8-NAエンジンを搭載。
日本のスーパーカーLFAのD1仕様、こちらはTRD製NASCAR用V8をターボ化して搭載。
エボをFR化した異色のマシン、数少ない4気筒、4G63が搭載されてますが、縦置きされてます。
まだまだ現役のS15、搭載エンジンも多彩、ある意味日産のエンジン搭載のため正統派?
D1の走るレジェンド?のむけん選手、昨年までの86からR34にチェンジ、エンジンは2JZ搭載。
Z33にもやはり2JZ?
こんなマニアックなマシンもありました。小さな初代ロードスターにREエンジンがきれいに搭載。
ちなみにこの86にも3ロータREエンジンを搭載。
今シーズンで引退となった織戸選手の86、アメリカンなV8エンジン搭載。
2日目の最後、織戸選手の引退セレモニーが開かれ、86トラブルによりD1出場当時に使用
していたRS★Rカラーの80スープラで走り収め、引退するのがもったいない現役最後の走りを
見せてくれました。
織戸選手は同世代で、某雑誌のドリコン出場時からのファン、谷口選手と比較されることも多く、
レースでの結果はあまり残していませんが、常にアグレッシブな走りでファンを魅了、私にとっては
ナイジェル・マンセル的存在(例えが古い!)でした。
非常に残念ですが、本人も世代交代の時期と言われてましたし、時代の流れですかね・・・
Posted at 2015/11/02 00:20:57 | |
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