
ついに卒業検定の日になりました。
朝、早めに出向いて気持ちを落ち着かせようとしたのですが、ロビーは教習生や高齢者講習の受講者で混雑しており落ち着かず、緊張度が増してきました。
試験のときは直前に必ず食べることにしているチョコレートを妻が買ってきてくれていたので食べて気持ちを落ち着かせます。
検定コースが貼り出されていたのでまずはイメージトレーニングします。
そして、これまでブログに記載した教習メモを読み返した所で覚悟を決めてスマホの電源を切りました。
受付を済ませ、改めて検定コースの説明を受けると貼り出してあったコースと違っていました。貼り出されていたのはあくまでもコース図としてとのことで、やや動揺しましたが、気持ちを切り替えます。
いよいよ乗車。
最初に1周ウォーミングアップします。
私の課題はなんと言っても右カーブなので、ためてためて曲がると言い聞かせ、右ミラーに集中して回ります。
そして発着所に戻って検定開始。
最初の検定課題はいきなり方向転換。
でもそこに行くまでに右カーブが2つあるので、まずは感覚を研ぎ澄ませカーブを通過します。
無事、右カーブを2つこなして方向転換です。教習では何度か一発でキレイに入っていたのであまり心配はしていませんでした。
結果、駐車スペースに対しやや斜めに入ってしまい、切り返しをしようか迷いましたがトラクタとトレーラーは真っ直ぐなのであくまでも検定合格を優先し、そのままに。
検定員の先生は車体の伸びた状態を確認し、OKと言ってくれました。
ただ、終わってから聞いたのですが、方向転換して右に出る際に右後輪が脱輪スレスレだったとのこと。そこは油断でした。あぶない、あぶない。
次はS字。比較的得意種目ですが、落ち着いて入りました。ゆっくりゆっくりクラッチ板を摩耗させて進みます。普段より慎重過ぎたからか、左カーブで左後輪が縁石まで迫ってしまい、やや焦りましたがギリギリで通過しました。
続いて踏切へ。
その途中、T字路で一旦停止後、発進しようとクラッチを繋いだところ、外周路の奥の方から向かってくる他車があったので慌てブレーキをかけることなりました。そのまま出ていたら減点だったでしょう。
教習中にも指摘されたことでしたが、奥の方の確認が甘かったです。
さて踏切に来ました。
窓は最初から空いていたのですが、あえて「窓、開けました」「右よし左よし」と大げさに振り向き、声を出し発進。横断中にギアを上げたい衝動にかられましたがガマンガマン。無事通過です。
最後の課題は直線で40km/hまで加速。
これは苦手種目です。
この辺りまで来るとかなり疲労していて、ついつい苦手の右カーブで大回りする意識が抜けそうになったのですが、直線前のカーブを気を付けながら曲がり、ミラーで右後輪が中央線の内側を回ってくれそうなのを確認したら、一気にアクセルを踏み込みました。
いつも5速に早く入れ過ぎて40km到達がギリギリでしたが、今日は4速で引っ張り、余裕をもって40kmまで加速できました。
ここで安心してかなり気が抜けたことを自覚したのですが、発着所に着くまで気を抜くなと自らに言い聞かせ、検定終了。
エンジンを切った後、バックギアに入れる所まで抜かりなく出来たかと思います。
そして検定結果について。
牽引免許は他に受験者がいなかったので、立会い人の方が降りた後すぐにその場で検定員の先生から「おめでとう」と声をかけてもらい、冷静さを装いながらも心の中でガッツポーズでした!
フィードバックは、
①方向転換で、「伸ばす」のが早かったのでまっすぐにならなかった。調整する技術も身に付けること。
②そこから出る時に油断して右後輪が脱輪手前だった。
他に大きなミスはなかったとのことで、トレーラー買ったら練習して腕を磨いて下さいと励ましてもらいました。
ようやく牽引免許取得活動のゴールを迎えました。
これもひとえに教習所の先生方とブログにコメントを下さった皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。
次は免許センターに行って交付(形式としては試験)を受けてきます。
最後に教習所で撮影。
いつの日かここにヒッチを装着して引っ張るぞ!
おまけ。
朝は「カツ」を食べられなかったので、「あとカツ」です。
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2016/10/18 12:40:26