2016年08月10日
1. 2〜4回目の技能教習はとにかく忙しい
どんどん新しい事をさせられる
初回で動けるようになったとこだというのにもう8の字やS字、クランクなど難易度が高いメニューに突入してしまうのです
2. 8の字はS字やクランク、スラロームの感覚を養う為にぐるぐる回らされます
クラッチを使ってパワーのかけ具合を調整してやります、アクセルはほとんどいりません
目線は円の中心を見る
真ん中に障害物を置かれてm字走行の練習もやります、これはクランクのコーナーの感じです
3. 8の字に慣れるとS字とクランクをやります
S字はそれほど難関ではありません、8の字が出来れば余裕でクリアできます
2速で進入し半クラで速度を調整してやりスムーズに抜けましょう
4. S字の次はクランクです
クランク入り口への進入は出来るだけ離れて大回りに入って行けば入り口のコーンにぶつかる事を心配しなくていいです
クランクは出来れば早く抜けるようにしましょう、低速でバイクを立てて進むと突然失速してこける恐れがあるので、可能ならば半クラも出来るだけ短く使って素早く抜けて行きましょう、後ろブレーキもほとんどいりません
低速で行きたい場合半クラでアクセル開けてリヤブレーキでスピード殺して抜けるような方法もありますが技能2回目、3回目でそんな芸当まず無理です、出来る人もいるかもしれないですが必要ないです
5. 3〜4回目には一本橋とスラロームが加わり、これでほとんどの二輪教習項目を体験したことになります
まずは一本橋、苦手な人も多いみたいですがそれほど難しいものではありません
数センチの段差に乗って真っ直ぐ走ればいいだけです
まずは一本橋手前の停止線に真っ直ぐになるように止まりましょう
ここで歪んでいては段差に登るのが難しくなります
スタートは初速をつけた方が段差は登りやすいのですがアクセルを回すほどの勢いはいりません、クラッチ操作だけのスタートでも十分に登ってくれます
登ってから前を見ろとか遠くを見ろと言われても無視、ちゃんと一本橋を視界に入れなければ真ん中走ってるか端っこでヤバイのかわかりません
7秒以上を目指しますが最初の3秒はクラッチを繋いで、その後は降りるまでクラッチ切りっぱなしにしてやると7秒以上余裕ででます
無意味な遅乗りスーパータイムに挑戦しなくていいです
6. スラロームは逆で素早く抜けなければなりませんが8秒以内は結構余裕があります
スタート位置ではスラローム内の平均速度ぐらいまで加速して入って行きましょう
あまり倒しすぎないこと、パイロンの側ギリギリを攻めないこと、教習車はガードパイプが張り出しているので触れないように気をつけて下さい、検定で当てたら一撃で中止になります
軽くアクセルを当ててやるとタイムは伸びますが寝かせながらでは無く切り返しの丁度バイクが立つぐらいでアクセルを当ててやりましょう
出来るだけパイロンの横付近で立つような曲がり方をすればアクセルを開いてる時間も長くなり好タイムが望めます
7. 5回目では急制動をやりました
40キロ以上で指定位置を通過、ブレーキをかけ指定距離以内で止まらなければなりません
普通自動二輪は晴れで11メートル、ウエットなら14メートル以内に止まれるようにならなければいけません
最初は感覚がわからないのでフロント握りすぎて前のめりになったり、リヤブレーキかけすぎて後輪がロックして滑ったりしますが、何回も繰り返しやるのでそのうちブレーキの力加減がわかってきます
フロントを強く握るとすごく減速しますが、ロックさせるとコントロール出来なくなりかなり危険です
リヤはロックしても真っ直ぐ走ってる分にはタイヤが擦れるだけでふらついたりはほとんどありませんが、ロックすると検定で減点取られるような気がします
急制動は他人がどうこう言ったところで、自分で感覚を掴むしかありません
8. 6〜8回目(みきわめ)
ここまでくると全ての工程を習っているので卒検のコースを回っていきます
ですのでコースをどう走るかが重要になります
ここは何速で走る、ここで合図を出すとかこのラインで寄って行く、当然目視のタイミングなど細かなところもしっかり覚えなければなりません
大変なのは一般道に比べあらゆる物が凝縮されて配置してあるので次の行動を取るまでの時間が圧倒的に短いのです
ウインカー消したと思ったら即次のウインカー出さないといけなかったりほぼ同時にギヤを変えないと間に合わなかったり結構忙しいです
3時間ひたすらコースを回ってれば嫌でも覚えるでしょなんて思う無かれ
コース上には四輪教習車がわんさかいたりします、それも乗りたてだったりするとほとんど亀走行なので、それに付き合わなければなりませんのでどんどん教習時間を削られていきます
それでもなんとかコースを覚えて一人でもグルグル回れるところまでくれば最後にA判定を頂く事ができます
限定解除は8回と明らかに少ないので一気に乗らされた感じのまま終了となります
多少不安が残っていたとしても次は卒検しかありません
自発的にお金を払えばもう少し納得がいくまで乗れるかもしれませんが
卒検は可能な限りみきわめから日を空けずに受けましょう
1日空いただけでも結構操作の不安が増します
卒検は実力も必要ですが運も意外と大きいファクターなのでこればっかりは天にでも祈る他ありません
文字ばかりで想像しにくかったと思いますが普通自動二輪の限定解除教習について卒業したての経験を基に書いてみました
(^-^)/
Posted at 2016/08/11 00:46:05 | |
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