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こんばんは。
このマウントブロックなんですが、これは取り付けの4本のボルトの対角線の交点とストラットの取り付け部分の中心(キャップの中のナットで締まっている部分ですね)がわざとズレて(偏芯)作られています、なので隙間が広いところと狭いところがあるわけですね。
それで、このマウントブロックの向きを変えると中心がズレて作られてますのでストラット取り付け部分の中心の位置も変わるわけです、すると・・ストラットの下側の取り付け部分はそのままで上側の取り付け部分の位置が変わるという事になりますよね。
つまりストラットの上側の取り付け位置をマウントブロックの向きで変える事でストラットの取り付け角度(ホイールアライメントのキャンバー角とキャスター角)を調整出来るようになっているのです。
マウントブロックの向きでどの程度のホイールアライメントが調整出来るかといいますと、整備書によればキャンバー角とキャスター角がそれぞれ28分となっています。
角度は60分で1度ですから、28分というと1度の約半分ですので非常に少ない調整範囲です。
ホイールアライメントの狂いが左右で極端に差があれば運転して気が付きますが、少しの狂いであれば運転しても気が付かないと思います、コスモの場合は先述のように調整幅が少ないのでマウントブロックの位置を変えても極端にハンドリングが変わる事はないと思いますが、もちろん正常な向きにするのは大切な事です、タイヤの磨耗にも影響しますから。
4輪アライメントテスターという機材でホイールアライメントを測定してみればどの程度のホイールアライメントの狂いがあるのか一目瞭然ですが、測定料と調整料で数万円の料金が掛かるので簡単には踏み切れませんね。。
こんばんは、マウントブロックの事はX208さんから伺いました。
この位置の意味ですが、これは前輪のホイールアライメントを決めています。
ホイールアライメントとは・・自動車の車輪は肉眼では分からないほどの微妙な角度で車体に取り付けられています。
例えば車を正面から見た場合、肉眼では左右のタイヤはそれぞれ路面から垂直になっているわけですが、実際には極端にいうと左右のタイヤが正面から見てハの字だったり又は逆ハの字で付いているのです(キャンバーといいます)
また、前輪が付いているストラット(コイルバネが付いて伸縮するようになっている太い棒)は進行方向に対して後ろに傾斜させて取り付けてあります(キャスターといいます)これも肉眼では分からないほど微妙な角度です。
この他にもありますが、このようにタイヤや足回りの部品に付けられた微妙な取り付け角度をホイールアライメントといいます。
このホイールアライメントはハンドルの操作力を軽くしたり、直進性を良くするため(ハンドルから手を離しても直進するのはホイールアライメントが付けられているからです)といった目的があります。
コスモのマウントブロックは取り付け位置を変える事で前輪のホイールアライメントを調整出来るようになっています、位置が間違って付けられていればホイールアライメントも左右で狂いますが、位置が違っていても狂いは僅かなので運転している分には気付かないと思います。
直すまでそのまま乗っていても壊れる事はありませんから大丈夫ですよ(^^)