Flatwellの修復作業のおかげでクルマに問題がない事は確認出来ましたが、人間の感覚が大きくズレてしまっており、レースまでに失った感覚を取り戻せるのか、という事が最大の課題となりました・・・
木曜のテスト走行の2日後、いつものCROSSの走行会がセントラルサーキットで開催されました。
サーキットライセンスを持たない大半のスプリント班メンバーにとっては、この走行会がレースに向けての最後の調整の場となりますので、チームメンバーが大挙してセントラルサーキットに集まりました。
私も、走行会の前後の会員枠で練習走行する予定でサーキット入りしましたが、今回は、コンプリートスピードの新型アルトワークスで、K-CARミーティングのアルトワークスクラスに出る事になったRYU1選手も、足廻りのテストのために一緒に来ますので、私のクルマに乗って状態を確認してくれる事になりました。
朝の早い枠と、夕方の遅い枠しか会員枠がなく、1枠目は9時10分からでした。
私が走り出すギリギリでRYU1選手が寝ぼけマナコでやって来て、いきなり15分くらいで戻って来るから交代してね、と伝えて走行開始・・・(苦笑)
この日も気温は低く、水温が上がらないために、おそらく低温補正が効いてストレートスピードが逆に伸びない、という状況で、ほぼ終わりかけの状態のタイヤでビクビクしながら、RYU1選手のためにタイヤを少しでも温存しておこうと走ったTIMEは40秒3、という酷いモノでした。
15分ほど走ってPITに戻り、RYU1選手に交代して、コースサイドまで走行を観に行きました。
2周目3周目と40秒台で、初めて乗るakio号の確認をしている様子でしたが、残り時間が5分を切った4周目の逆バンクの飛び出しは、明らかに次元の違う速さで来たと思ったら、アッサリと1分38秒5を記録して終了!
その時の立体下を抜けて行くクルマの様子は、何事もないような、どちらかと言えば静かに抜けて行ってるくらいなのに、TIMEはスゴイ、という、レーシングドライバーの技術の高さを見せつけられた思いでした。
戻って来たRYU1選手のコメントは、クルマは全然問題ないよ、との第1声で私を安心させてくれて、その後あれこれとディスカッションしましたが、インプレは自分の感覚とほぼ同じで、akio号の根本的な部分への理解が深まりました。
最後のラップはちょっとだけ攻めたとの事でしたが、頑張れば37秒台まではイケるけど、かなりリスキーな領域に入る、と言われました。
これで本当にクルマは大丈夫だと確信をしましたが、クラッシュ前の自身のタイムや、このRYU1選手のタイムから類推すると、MC平田選手や44Gヨシタク選手も、必ず38秒台に入れて来る事が予想され、一刻も早い自身の感覚の補正が出来なければ、本番では勝負にならないと焦りが募るばかりでした・・・
TO BE CONTINUED
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セントラルサーキット | 日記
Posted at
2016/12/08 11:48:49