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akio62のブログ一覧

2016年12月07日 イイね!

秋のK-CARミーティング in セントラルサーキット レース報告 PART1

秋のK-CARミーティング in セントラルサーキット  レース報告  PART1
レースの後、合同オフ会の準備でバタバタして、とても手をつける余裕がなかったレース報告ですが、ようやく一息つきましたので、これから順次アップして行こうと思います。
今回は、長い長いプロローグがあり、前回よりも遥かに長文になるかと思いますので、何度かに分けて書いて行きます・・・😅






6月の岡山国際サーキットでのレースの後、レース活動はすっかりお休み状態で夏を過ごし、9月になってようやく重い腰を上げて再始動となりました。

本来は、10月前後からの始動、という予定でしたが、『Option』の取材要請がFlatwellにやって来て、9月9日にセントラルサーキットで和田Q選手が足廻りを一新した大社長号をテストする事になり、それではそこに便乗して、少し予定より早いものの、11月23日のレース向けての再始動をしよう、という事に相成りました。


このセントラルサーキットテストに向けて、大社長号は、サスをFlatwellとRS★Rのコラボで作った新型に変更し、発売第1ロットのATSのレース用のLSDを投入して、更に水冷OILクーラーとサブラジエターに車体の補強まで、とガラリとモデルチェンジしました。
ここまで、akio号と常にほぼ同じ進化でやって来ましたが、ここから大社長号がFlatwellの先行試作車で、akio号がその市販モデル的な位置づけになって行き、見た目以上にお互いの仕様はドンドン異なって行く事になります・・・




6月のレース後、ライバルであるMC平田選手も44Gヨシタク選手もATSのLSDを入れる、と聞かされていましたので、仕方なく私も入れざるを得ないと観念しており、セントラルサーキットのテストでLSDのシェイクダウンをする大社長号に、和田Q選手のドライブの後に乗せてもらう事になりました。

この時のテストでは、タイヤもZESTINOの新型をテストする事になっており、初めてドライブする完全ブランニュー状態の大社長号の乗り味を楽しみにして臨みました。



テストでは、気温29度の下、和田Q選手が1分41秒1で走って来て、足に関しては絶賛のインプレを残して大社長号のドライブを終えました。
ただ、正直なところ、GTドライバーのドライブで一体どんなTIMEが記録されるのだろう、とワクワクしていた側からすると、期待外れのTIME(こちらは、5月のレース前日のテストで39秒台に入っていたので・・・)に、やや拍子抜けとなりましたが、取材も全て終了した午後から自分がドライブしてみたら、合点が行きました。


30分枠の前半を大社長が乗り、途中で交代して、初めて乗る大社長号をテストしてみて、3ヶ月ぶりのサーキット走行と生まれて初めて経験するLSDの違和感に翻弄されたとは言え、私のTIMEは41秒8で和田Q選手の0.7秒落ち(ベストの2秒落ち)・・・自身のドライビングもさる事ながら、大社長号のサルーンのような全体的にシットリとしたフィーリングと、伸びを欠くストレートスピードに、これでは確かにTIMEは出ない、と実感させられました・・・😅😅




急遽入ったこのテストと同時進行で、2日後に愛知県のスパ西浦MPで開催されるK–CARミーティングのS660トロフィーに、大社長号のテストを兼ねてFlatwellのRYU1選手が出場する事になっており、セントラルサーキットから戻って、あれやこれやと原因を探る中で、行き着いた主要な原因が、ZESTINOの過剰なグリップと重さにある、となり、スパ西浦には使い古しのNEOVAに履き替えて臨む事になりました。


そのレースでは、RYU1選手が圧巻のドライビングで、HKSのGTタービンを投入して110馬力以上を絞り出して来ていると言われていたPANDORA号と、こちらと同じくATSのLSDを装着して来ていた44G号(タービンはこちらと同じくノーマル)を、ブッチギリで退けて優勝し、いくつかの貴重なデータを得られる事になりました・・・




TO BE CONTINUED


Posted at 2016/12/07 11:18:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | セントラルサーキット | 日記
2016年10月21日 イイね!

セントラルサーキットからフラットウェルへ

セントラルサーキットからフラットウェルへ
今日明日とお休みでクルマ三昧です!😬




今日は朝から、大社長とセントラルサーキットにテスト走行に行って来ました。


私が30分寝坊したために、朝一の1枠目は走れずに2枠目から走行を始めました。

今日は、前回で感じた違和感を、ちょっと思い付いたセットで解消出来るか、という事と、前回の平均ラップを0.3秒ほど上げてラップ出来るか、という事を主眼に走行に臨みましたが、サーキットに来る途中の中国道を走っている時からクルマの感触が良くて、実際走ってみてもやはり前回の違和感がかなり解消されて、気持ち良く走る事が出来ました。


ただ、今日のセントラルサーキットの路面コンディションはとっても悪くて、全周に渡ってのOIL処理跡と、そのライン以外も明らかにスリッピーで、クルマを滑らせて遊ぶにはもってこいの状況でしたが、タイムアタックをするにはリスキーだったので、テストの主眼はすぐに果たせたために、私の走行は1枠で切り上げました。
平均ラップは、前回から0.5秒ほど速いタイムで楽に周回出来ましたし、ベストラップも再び更新出来ましたので、テストとしてはほぼ満足の行く出来栄えでしたが、ドライバーの調子がかなり上がって来ているので、本当なら2枠目に、渾身のアタックをしてみたかったところですね・・・😅


次の走行はNEWアイテムを投入してのテストとなりますので、ここまでの仕様でのタイムはこれにて打ち上げ、となりますが、自分の考えて来た通りのタイムが出せてますので、ヨシとしましょう。



大社長ですが、今日は色々なセットを試させてみまして、最終的にほぼ脚のセットが固まったかな、というところまで行きました。
ベストラップは、前回記録した自己ベストに僅かに届きませんでしたが、平均ラップは前回を0.3秒ほど上回って周回出来てましたので、良い感じで進んで来てます。
本番までに40秒を切れるんじゃないかなぁ、と思わせられる仕上がりになって来てますので、ホントにどこまで行くのか楽しみです・・・🤗



サーキットからの帰りにフラットウェルに寄って、ジュニアとあれこれと相談しました。
私の走り方に合ってるのでは、というセットを教えられて、次の走行で試してみようと決めました。

ここまで貯め込んで来た中古タイヤがまだまだありますので、本番用のタイヤ以外は購入しなくても全然大丈夫で、しっかりと走り込みをしておこうと思います。



明日のスプリント班のミーティングでのドライビング講習会で使う動画を事前チェックして、ジュニアのコメントを聞いてましたが、やっぱり今回の講習会は目からウロコの貴重な体験が出来ると確信しました。
レースに向けての、スプリント班メンバーの大きな糧になると思いますので、ホントに明日が楽しみです。




いやぁ、結構いい流れになって来てますよぉ!
もっともっと気合い入れて行くぞぉぉぉ!!




Posted at 2016/10/21 19:54:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | セントラルサーキット | 日記
2016年10月10日 イイね!

セントラルサーキットまでテスト走行に行って来ました!

セントラルサーキットまでテスト走行に行って来ました!
今日は朝イチから、大社長とセントラルサーキットまでテスト走行に行って来ました。



8:30からの1枠目と9:50からの3枠目を走って、サッサと引き上げて、午後は明日からの東京出張に備えてお仕事してます・・・😅





さて、フラットウェルに預けていた間に、ジュニアが各部を丁寧にチェックしてくれて、乗った瞬間に久しぶりの好感触を得られたakio号を、鈴鹿の走行会で試したセッティングのイメージでセントラルでもやってみようと思ったのが、今回のテストの主眼でしたが・・・



1枠目のインラップの翌周に、ミスだらけで全然良くないドライビングだったのに、ほぉ、というTIMEが出まして、一気に気を良くしてそのままペースを上げて行ったら、スンナリ自己ベストを更新してしまいました。


5月のレース以来、4ヶ月半ぶりに走ったOption取材の日の走行では、あまりの自分のダメダメぶりにショックを受けておりましたが、今日は、まだまだシックリ来るというところまではいかないまでも、2枠目では、そうだそうだこの感じだ、というくらいにまでは来まして、平均ラップではこれまでで最高のTIMEで余裕で周れて、ベストも更新出来たので、かなりフィーリングが良くなりました・・・😁

やはりLSDがないと、ちょっと苦しいコーナーがいくつかあるんですが、それでも少し光が見えて来た感じがします。まだ本番に向けての投入アイテムを残しているのと、ドライバーの状態も全然足りてない中での結果ですから、一筋の光明が・・・という気がして、モチベーションが上がって来ました。


これからの1ヶ月あまりは、投入アイテムのテストと自身の走り込みをしっかりとして、本番に備えたいと思います。




あぁ、このちょっと張り詰めた感じが堪らなく好きなんですよねぇ・・・頑張るぞぉぉぉ!






Posted at 2016/10/10 16:47:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | セントラルサーキット | 日記
2016年05月11日 イイね!

『K-CARミーティング2016 in セントラル春』レースレポート Part2

『K-CARミーティング2016 in セントラル春』レースレポート Part2

予選終了後、スプリント班女子メンバーの心のこもったランチをみんなで頬張り、しばし憩いの時間に・・・





毎回ホントに美味しいけど、今回のサンドイッチ&ホットドッグ&ミネストローネスープは格別でした!
前回から登場したドリップコーヒーも更にバージョンアップしていて、予選までのドタバタで張り詰めていた緊張の糸を、一気に緩めてくれました・・・😍



また、観戦&応援にホントにたくさんの方々が来てくれ、とっても嬉しかったです。
いつもの走行会オフなら、もう少しケア出来たのですが、今回はさすがにあまり余裕がなくて申し訳ありませんでした・・・😅





【決勝】

フリー走行&予選で、計算通りほぼ空になったガソリンを、今度は決勝なので1L余計に計算して、7Lをヘルパーに連れて来ていた会社の若手に作ってもらい、減衰のセットは悩んだ挙句予選のままにして、いよいよ本番となりました・・・


予選結果から、私の前にいるのはチューンドコペンのみとなりましたので、スタート直後からおそらく邪魔者のいないS660だけのバトルとなる事が予想され、問答無用の激闘になる事を覚悟しました。
予選2番手のMC平田選手が混戦の1ラップ目で必ず前に出て来ると確信しており、そこに何とかザカーズ ヨシタク選手を絡めないように、2台だけのバトルで終わらせたい、という目論見を抱いての決勝は、13時半からの炎天下の下となり、人車共に本当にハードな戦いとなりました。





スタート直前に、グランドスタンドから大声で「頑張れよぉ〜!」と声援が飛んで来ました。良く見ると、alfa_CVTさんが手を振ってくれてまして、元気をもらいました。



PITアウト直前には、フラットウェルの奥さんと必ず勝つ、と約束をして、社長がトルクレンチでホイールナットの増し締めで気合いを注入してくれ、応援に来てくれてる会社の自分のスタッフ達に見送られて、戦いの場へ



コースインはほぼ最後尾から
これは2輪の時代からの私の習性です。

1周してGRIDに戻って来ると、チームメイトやスタッフ、フラットウェルの社長が迎えてくれました。
選手紹介の後、フラットウェルの社長がグータッチしながら「頑張ってや。頼むでぇ!!」と激励してくれ、いよいよ4輪レースのデビューです!



1分前ボードでエンジンスタートし、S660特有のVSA全解除の儀式をしてると、後ろのコペンがエンジンに火が入らないようでPITレーンへ引き上げて行きました。
再び1分前ボードからやり直しで、やがて30秒前ボードに・・・そして10秒前・・・シグナル点灯・・・消えたっ!

クラッチミート・・・ちょっとホイールスピンが多めではありましたが、悪くないダッシュ・・・が、動き出した瞬間に斜め後ろのMC平田選手がもう前に出てました。
想定内なので全く慌てる事なく、1コーナーへ・・・



MC平田選手は大外のラインから一気にチューンドコペンの集団をまくりに行きます。
私は迷った挙句インに振り、MC平田選手の動きを注視しながら2コーナーから裏ストレートへ

ストレートの伸びはさすがにナビック号も速い!
裏ストレート終わりの進入でチューンドコペンの軍団に割って入ろうと突っ込んで行くMC平田選手に遅れじと、私も限界までブレーキングを我慢して一気に後ろに着きました。

S字ではチューンドコペンよりS660の方が速くて、奥のヘアピンの進入ではつっかえる感じになったところを、後ろからザカーズ ヨシタク選手に刺されそうになりました。

そのまま、下りながらの左逆バンクへ
MC平田選手が、今まで見た事がないくらいの鋭いカットインで切り込んで行くのを見て、さすがだなと感心しましたが、元々このポイントが私はダメダメだろうと感じていたので、初めて見る速いS660に嬉しくなりました!
これでこそレースじゃん、ってところで、こんなのがたまらなく好きなんです・・・😁


最終コーナーを立ち上がると、チューンドコペンの軍団は一気に先行してあっという間に離れていきましたので、いよいよここからが本当の勝負です。


最終コーナーでMC平田選手の後ろにへばり付いた、と思ったら、立ち上がりでアクセルを踏めない状態になり、ストレートでスリップに入れない・・・『今のワザとやったなぁ、たぶん。なるほどなぁ・・・上手いなぁ、さすがに』と、MC平田選手の一筋縄ではいかない巧妙なテクニックにひとりごちる・・・



1コーナーの進入では、再び迫ります。
複合の2コーナーに掛けてのラインがやや苦しそうなのを見て、MC平田選手のクルマの状態を想像する・・・ここでのS660のフロントのアンダーに散々苦しめられて来てるので、状況が手に取るようにわかります。



こちらは2コーナーをキレイに立ち上がっているので、裏ストレートでは一気にスリップに潜り込みます。
『前に出て一気に逃げてしまおう』
と、スリップから出て前に出ようとしますが、MC平田選手のクルマの位置がこれまた巧妙な位置にいてクルマを持って行くスペースがない!

裏ストレート終わりの複合でも、MC平田選手のクルマの動きはやや苦しそうで、この時点でほぼクルマの状態を見切ったと感じました。

S字では完全にベタ付きでドンツキのヘアピンに
立ち上がって下りの逆バンクへ
『ここはもう1回勉強させてもらおうか・・・』と、1周目よりもジックリと見させてもらい、自分の中に走りをインプットする・・・でも、ホントに見事なスピードコントロールで難しい下りの逆バンクをMC平田選手は抜けて行きます。

最終コーナーでは、前回の手は食わないぞ、と思いながら入って行きますが、やはり微妙に立ち上がりで離される・・・『う〜ん、罠にはめられてるみたいやなぁ・・・テクニックで敵わないなら、気合いで行くしかないなぁ(笑)』


1コーナーの進入から2コーナーにかけては、やはりMC平田選手は苦しそう
裏ストレートではスリップに入り出ようとするが、イン側は絶妙の位置にMC平田選手がクルマを持って来るので行き場がなく、アウトから被せに掛かるが、さすがにこのクラスの相手をアウトから抜くのは難しく、引き下がります・・・

S字をベタ付きでドンツキから下りの逆バンクへ
3度目の逆バンクではしっかり学習出来たようで、離されることなくクリアして行きます。
そのまま状態でホームストレートへ・・・

『ヨシタク選手がちょっと離れてる内に、この周で一気に決着をつけよう・・・1コーナーか、4コーナー、どっちで行くか・・・』と、考えながらMC平田選手の動きを観察します。



1コーナーの進入ではMC平田選手がインを閉め気味で入って来たので、2コーナーではかなり苦しい動きになり、裏ストレートでは完全につっかえるくらいのスリップに



裏ストレート終わりの進入で行けそうなポジションから刺そうとすると、MC平田選手のブレーキングがスーパーブレーキングでかなり深いところまで頑張って進入し、刺し切れない・・・が、MC平田選手は複合の5コーナーに向けて完全にラインを外れており、そのインに頭をネジ込んで行く・・・が、ギリギリで外から被せられてやや失速して立ち上がったところで、左サイドミラーに少し離れていて油断していたヨシタク選手が大きく写る!

S字の進入でヨシタク選手が勢い良くインに飛び込んで来て、思わず引いてしまった・・・

『うわぁ、こんな所でやられてもうたぁ・・・くそぅ、やるなぁ・・・』と、ひとりごちるも、気持ちは全然メゲてません。


そのまま離れじと追い掛けますが、ヨシタク選手の勢いが凄い!
MC平田選手のテールに穴が開くのでは、というくらいの勢いで一気に攻め立てていきます。
『ここで一瞬でも気持ちが緩んだら一気に置いていかれるぞぉ・・・すぐに抜き返したるからなぁ・・・』と、決意してこちらも闘魂注入!


最終コーナーを立ち上がって3番手でホームストレートへ

『みんな心配してるやろうなぁ・・・ゴメンなぁ・・・』と、思いながらクルーの前を通過する。

前2台とひと呼吸置いて、立ち上がりでスピードが乗せられるように飛び出して来たので、ホームストレート中ほどでスリップ外しで蛇行する2台にピッタリ食い付きました。



1コーナーの進入では、MC平田選手がインを抑え切れずにアウトへ
インには勢いに乗るヨシタク選手が
私は構わずその真ん中をこじ開けるべく突っ込んで行き、3台横並びで1コーナーへ・・・









ヨシタク選手が1番いいラインでクルマを進めて、2コーナーで前に出ます。
MC平田選手が苦しそうに2コーナーで完全にアンダーが出ており、私はそのままインを取り、裏ストレートへ

立ち上がりのラインがこちらの方が良くて、裏ストレート半ばではMC平田選手のイン側斜め前まで出られたので、4コーナーのブレーキングではキレイにパス
それまでのクルマの動きから、もう刺し返せないだろうと思いながら複合の立ち上がりでミラーを確認すると、やはりポンと差が開いている・・・


『後は前しかみないぞぉ!』と、気合いを入れ直してヨシタク選手を追います。

S字からドンツキでは一気に後ろにへばり付きましたが、下りの逆バンクではヨシタク選手もさすがに鋭く、4輪レーサー達の走り、というものを見せつけられる気分で後を追います・・・

最終コーナーを立ち上がってスリップに入りながらPIT前で確認すると、クルーが拍手してるのが見えました。

『待っててやぁ・・・次はもっと喜ばせたるからねぇ!』と、ひとりごちながら、一気に勝負に出ることを決意する。



1コーナー進入でアウトからフルブレーキングで並びかけて行って、ヨシタク選手の動きをチェック



カットインからの動きはMC平田選手ほど苦しんでません。
2コーナーにかけてはラインが私と違い、裏ストレートでは完全にスリップに潜り込みました・・・

裏ストレート終わりの進入で刺せる!
インから行くかアウトから行くか?
ヨシタク選手のクルマの位置がインを上手く抑えていますので、アウトから行ってしまえ、とクルマをアウトに振りました・・・クルマ半分前に出てそのままフルブレーキング・・・4コーナーで頭を抑えながら5コーナーへ・・・インを刺そうとするヨシタク選手と頭を抑えようとする私の意地が交錯します・・・が、ギリギリで頭を抑える事に成功しTOP浮上!!

お互いギリギリまで意地の張り合いをしましたが、ヨシタク選手のクリーンな動きに爽やかな気分にさせられました。


『一気に逃げるぞぉ! もう絶対に触らせない・・・』と、ブースター点火で逃げに掛かりました。

5コーナーの立ち上がりでヨシタク選手が引いたので、おそらく次へのアプローチのスピードの乗りが少し悪かったのでしょう・・・ドンツキの進入までで少し開き気味になったように見えました。

下り逆バンクから立体下を全開で抜け、縁石に当たるところまで滑らせながら全力で逃げます。


最終コーナーを立ち上がってホームストレートへ
PIT前ではクルーがはしゃいでるのが見えます。
レース前にTypeRさんにお願いしていた通り、ラスト3周で大きく手を振ってサインを送ってくれてます。

『もう心配させないよぉ!』と、手を振り返しながら通過・・・



まだ安心出来る差ではありませんが、裏ストレートに出た頃には、ミラー越しに伝わる空気に違和感を覚え、S字を抜けてドンツキでも、そう感じました。

ヨシタク選手はまだ諦めてませんが、背中に伝わる気迫がどんどん薄れて来てるのがわかります・・・



炎天下で、エンジン、タイヤ、ブレーキと、お互いかなりシンドイ状態になってるのがわかり、ラストは辛抱の勝負だと、言い聞かせながら頑張りました。



毎ラップごとに、ほんのわずかづつですが差を広げて、ラストラップに突入
ここでもラスト1周のサインをTypeRさんが気合いを込めて送ってくれてます・・・


大きなミスをしない限りは大丈夫、という間隔を確認しながら、万感の思いでラストラップを走り切り、最終コーナーを立ち上がって来ました。

クルマを大きく右に振り、感謝の思いでパッシングライトを点滅させながらみんなの前を通過・・・そしてチェッカー!!

『やったぁ! うわぁ、泣きそう!! ヤバイィィィ!!!』



ウィニングランでは、ヨシタク選手が横に並んで来て手を振ってくれました。
MC平田選手との3台のバトルは、ホントにいいバトルでした・・・本当に素晴らしい戦いをさせてくれて、心から2人にありがとう、という気持ちでいっぱいになりました。



PITに戻ると、みんなの満面の笑みがお出迎えしてくれました。
フラットウェルの社長も、良かった良かったと大喜びしてくれており、「これで、肩の荷が下りたよ!」と、笑ってくれました。



会社の若手達にも、ちょっとはいいところが見せられたかな、と私としてもホッとしました・・・(笑)




We've got it !




【エピローグ】

1年前からS660に乗り始めて、こんな展開になるなどとは全く頭の片隅にもありませんでした。
関西オーナーズクラブのオフ会でワイワイと遊んでる内に、あれよあれよと言う間にサーキットに舞い戻ってしまい、まさかまさかの4輪レースの世界に足を踏み入れてしまうなんて・・・😅


いつも思いますが、S660という不思議なクルマに全て導かれているとしか思えませんね。
素晴らしい仲間と引き合わせてくれたのも、そして年齢に関係なく、みんなでワイワイと大騒ぎさせてくれるのも、ホントにS660のおかげです・・・これからも、もっともっと楽しい思い出を、みんなでいっぱい作って行けたらいいですね・・・😍😍😍




さて、秋のK-CARミーティングは11月23日です。
今回のTOP3台は、確実に進化して再び相見える事となるとおもいます。
ノーマルタービンのままで、おそらく38秒台でのバトルとなることでしょう・・・今から考えただけで、武者震いして来ますね・・・🤗






Posted at 2016/05/12 14:23:17 | コメント(5) | トラックバック(0) | セントラルサーキット | 日記
2016年05月11日 イイね!

『K-CARミーティング 2016 in セントラル春』レースレポート Part1

『K-CARミーティング 2016 in セントラル春』レースレポート Part1
日曜日に兵庫県のセントラルサーキットで、西日本最大のK-CARレース(今回の総エントリー台数は170台!)である『K-CARミーティング』が開催されました。


半年前の秋のK-CARミーティングを、S660関西オーナーズクラブのオフ会として観戦に行って、これは面白そうだからS660でみんなで参戦しよう、というコンセプトで、S660スプリント班を立ち上げ、以来ここを目標にレースという面ではほぼ素人ばかりの集団で右往左往しながら進んで来ました。

メンバーの輪も、中部会から始まって、中国会、四国会にも広がって、総勢で30名以上に達し、20代から60代までの老若男女(笑)が、少しだけ熱く、基本はワイワイと楽しく活動して来ました・・・😁




【プロローグ】

さて、今回のレースですが、数年前から多くの台数が参加して盛り上がっている、コペントロフィーという新旧コペンのワンメイクレースに、発売間もないS660が混走して挑む、というコンセプトを描いて進めて来たのですが、直前に発表されたエントリーリストを見た瞬間から、私の中でコペンとの戦いを楽しませて貰おう、などと考えていた余裕はなくなりました。

S660勢の中では今回は絶対に負けない、と思っていたところに、MC平田選手というトンデモナイ強敵が降って湧いたように登場し、もしかして出て来たりして、くらいには思っていましたが、エントリーリストを見て、その現実に目を覚まさせられた感じになりました・・・😅


K-CARチューンのスペシャリストであるナビックが作ってるクルマですから、どのくらい仕上がってるんだろう? と、あれこれと想像を巡らせましたが、タービンはまだほぼ出回っていないのでやってないだろう、と考えると、エンジンパワーとしては、私のフラットウェルのスペシャルチューンがそう簡単に劣るとは思えない・・・

となると、問題は足だろうと

クルマに関してはまだまだ全然素人の域を出ない私と、MC平田選手とのノウハウの違いはかなり大きいはずで、経験が大きくモノを言う足のセットで差をつけられていると、ドライバーの能力として私がMC平田選手を大きく上回っている事はあり得ないので、大変だと・・・もしLSDなどを入れられてたらお終いだな、と・・・😅😅


その焦りから、本番直前に、18枠使ったDIREZZAで39秒台でラップ出来るくらいにまで仕上がっていたのを、更にもう1歩の進化を、と考えて、借金までして急遽POTENZAを投入する、という賭けに出てしまったのです・・・そして、前日のテストで見えない敵を追いかけてクラッシュ、という最悪の流れに陥りまして・・・😅😅😅



前日夜の時点では、DIREZZAの使えるリアタイヤの手持ちはなく、大社長とフラットウェルの社長が心配してくれてあちこち駆け回ってくれましたが、手に入るはずもなく、フィーリングの合わないPOTENZAで行くしかない、と腹を括らざるを得ない状態になりました。




【レース当日】

少しだけマシになる可能性がある、と思える事があり、意外に夜は気持ちよく眠れて、朝もスッキリと目が覚めて、早い時間からセントラルサーキットに向かいました。


スプリント班のメンバーとは、大体6時半くらいにゲート前に集合(事前にPIT割りをしてくれていたので、むやみに順番取りをしなくて済みました!)しよう、という事でしたが、6時に到着し、先着のメンバー達とワイワイしていたのですが・・・

私のクルマを見ていたMasakiくんが、OILが吹き出しているのに気付き、大騒ぎに!
TypaRさんとMasakiくんがあちこちチェックしてくれていましたが、思い当たるところがあり、エンジンカバーを外してみると、ブローバイホースが折れ曲がってまして・・・😱

原因はほぼ特定出来ましたが、それで治るのか、という問題を抱えながら、入場し、PITへ


この時点での気分は、昨日からの自分が招いた悪い流れが、とうとうここまで来たかと、ほぼ出走を諦めかけており、放心状態に・・・



しかしそんな中、TypeRさんとMasakiくんが黙々と作業を進めてくれており、重い足を引き摺るように渋々行った受付から戻って来ると、ほぼ全てのチェックを終えてくれていて、吹き出したOILの量が多いので、TypeRさんが持って来ていたカストロールを継ぎ足すか、交換するか、という段階に至っており、交換することに


これが、フリー走行の直前で、「きっと大丈夫!」と、TypaRさんに励まされ、急いでレーシングスーツに着替えてドタバタと走行準備にかかりました。




【フリー走行】

20分間のフリー走行は、コペンとの混走で41台ものマシンでひしめいてました。

クルマの状態を慎重にチェックしながら、初めて一緒に走るコペンの動きを入念にチェック。
3周走ってPITインし、空気圧とダンパーの減衰を調整し、エンジン周りを確認して問題なし! と、TypaRさんに太鼓判を押してもらい、ようやく頭が切り替わりました。😁



再度コースに戻り、渋滞の中、決勝を想定しながらインからアウトからラインを変えて抜く練習をし、集団の先頭まで出たので、軽くアタックを・・・車載のラップタイマーが41.06を記録し、そこでチェッカーが振られてフリー走行終了



PITに戻ると、S660ではTOPタイムとのことで、気分を取り直しました。



クルマの状態は問題なく、ストレートでは伸びていて、ゴールライン通過速度はメーター読みで136kmとこれまでで最高の数値を記録し、途中で後ろについたOzeki号(Kansaiサービスのタービンが入ってるそうです)と、最終コーナーを用意ドン状態でチェックしましたが、ほぼ引き離される事なく、1〜2kmくらいのスピード差かな、というくらいで、フラットウェルのカスタムデータに感謝の思いを新たにしました。😍



フリー走行の結果は、MC平田選手が42.061で1秒差、四国代表の通勤快速GTRさんが自己ベストをまたしても更新して42.919で3番手に、4番手には岡山での開幕戦のウィナーで絶対に絡んで来ると思ってたザカーズ ヨシタク選手が43.381と予想外に伸びていない様子(後で聞くと、幾つかのトラブルとスピンで、まともに走れなかったようでした)

スプリント班の他のメンバーは軒並みタイムを大きく落としており、クリアラップの取れない混雑の中で自分のペースを掴めない、というところでしょうか・・・まぁ、これは経験を重ねるしかないでしょう。




フリー走行には、予選までこなせる量を計算して8Lのガソリンを入れました。
前日から、全てのガソリンをセントラルサーキット内でのGS(外のGSよりオクタン価が高いんですよ、実際に)のガソリンに切り替えていて、サーキット到着時にほぼカラになる計算で来ました。
レースをやってる人間なら、サーキットのGSのガソリンと外の違いは常識で、尚且つスプリントレースで無造作に満タンで走るなどという事は考えられないのですが、みんなその辺は全然お構いなしのようでしたねぇ・・・¥70/Lの差をケチってるようでは、レースの神様は絶対に後押ししてくれません(笑)

また、念のためにオクタン価を上げる添加剤を、TypaRさんに借りた携行缶の中で時間をかけて慎重に混合しました。これも、無造作に給油口からジャバジャバと入れるのを見ますが、サーキットでのタイムや順位を求めるというのは、そういうホントに小さな積み重ねの結果で、0.1秒上がる、車速が1km伸びる、というもので、その0.1秒、1kmの違いが結果としては天と地ほどの差になるものだと、かつての2輪のレースで散々経験して来ました。

そこにこだわらない人ほど、出た結果だけにこだわって言い訳をいっぱいする、というのが、レースでよく見る日常茶飯事の光景だと・・・




【予選】

予選は15分間ですが、予選だけはコペンとは別にS660だけでの走行となり、フリー走行とは違ってクリアラップは簡単に作れると思われますので、このあたりは運営側の良く考えてくれた配慮だと思いました。



コースインは3番手でしたが、すぐに1台パスして前方遠くに見えるMC平田選手を追い掛けたものの、距離があり過ぎて走りをチェックするには至りません。
クルマは単独で走っててもやっぱり良く伸びてくれており、レースとなればマシンにもアドレナリンが出て来る、という事を経験して来ましたが、今回も天候としてはクルマがシンドそうにするほどのコンディションなのに、ホントに何かプラスアルファの力が加わっているかのようでした。

タイヤのフィーリングは、前日より更に空気圧を落とした事でマシにはなりましたが、好みのフィーリングとはほど遠いところで、決勝に不安を抱えながら臨まなければならない、という状態に・・・😅



2ラップ目に40秒台に突入してから、ずっと40秒台でラップして、徐々にMC平田選手に近付いて行ったところでチェッカー・・・フリー走行の感じからするとPOLEは取れたかな、と思いましたが、PITに戻ってTOPタイムだと聞くまでは安心出来ませんでした。




予選結果ですが・・・
結局2ラップ目に記録したタイムを上回る事が出来ませんでしたが、40.827で私がPOLEに

2番手はMC平田選手がやはりタイムを上げて来て41.377で、フリー走行の1秒差から0.5秒差まで来られました

そして3番手には、やはりという感じのザカーズ ヨシタク選手が41.756と、フリー走行から1秒半以上も上げて来ました・・・予想していた事ですが、さすがだな、という思いと、決勝でのバトルに厄介なドライバーが1人増えたなぁ、という感じでした・・・😨

4番手には関西スプリント班のチームメイトのMoritoさんが、本番で自己ベストを更新しての41.774で、これまたフリー走行から見事に大きくタイムアップして来ました!

5番手は大社長が42.182と、こちらもフリー走行から大きくタイムを上げて浮上して来ましたが、直前の練習で41.2まで来ていたので、本人的にはやや不満の様子でした(笑)
しかし、還暦を過ぎて、それまで全くやった事もないクルマでのスポーツ走行を始めてまだ3ヶ月弱ですよ、この方・・・ヒール&トゥなんて、まだ2回に1回は上手く出来ないのに、もしかしたらスゴイ才能を持ってるのかもしれません、マジで・・・😅

6番手には中部スプリント班のOzekiさんが42.769のタイムを記録しましたが、Ozekiさんは今回がセントラルサーキット初走行で、フリー走行の9周と予選の7周でここまで詰めて来たというのは驚異的で、さすが実力者の面目躍如というところでした!!(秋には必ずTOP争いに絡んで来るでしょうねぇ・・・)


以下のチームメイト達も、フリー走行とは違って走り易かったためか、軒並みタイムを上げて来ましたので、決勝ではそれぞれがそれぞれの戦いを楽しめるのでは、という感じでした・・・😄



予選終了から決勝までは2時間・・・長くなったので、続きは後ほどに・・・









Posted at 2016/05/11 13:06:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | セントラルサーキット | 日記

プロフィール

「予選終了・・・自己ベストは更新しましたが、みんな速くて予選5番手、という過去最低のポジションとなってしまいました・・・ヤバイなぁ(^^;;」
何シテル?   12/24 12:02
結婚以来大きなファミリーカーばかりを乗り続けて来たのが、いきなり小さなスポーツカーに変身しました。2輪のレースをそれなりにやっていたので、バイクのライディングの...

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重~い純正バッテリーを何とかしよう 
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マツダ デミオ マツダ デミオ
5年目を迎えてたステップワゴンからの乗り換えで、デミオとS660を買いました。 結婚以来 ...
ホンダ S660 ホンダ S660
最初で最後の私だけのオモチャです。 外見メインで色々と遊んで行こうと思ってましたが、時々 ...
スズキ RGV-Γ250SP スズキ RGV-Γ250SP
苦楽を共にして一緒に戦い続けた本当の意味での愛車・・・今はガレージで永遠の眠りについてい ...
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結婚と同時に買い替えた(とは言っても結婚祝いに先方の母が買ってくれたのですが・・・汗)2 ...

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