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今日明日と本社で鬱陶しい会議のために、東京に来てます。





モノレールから、旧友に美味しいお店がないかと聞いたら、一緒に行こうという事になって、旧交を温めることになりました。


2輪のレースをしてた時のチームメイトで、その後は私が関東にいてた時の競技ゴルフ仲間で、現在は世界を股にかけるスーパービジネスマン・・・全然予定してなかったので、何かメッチャ嬉しいですねぇ・・・🤗



S660のレースに興味が沸いてるようですから、引っ張り込んじゃいましょう！😁😁😁





さて、午後からは長〜い会議です・・・😅

日曜にブラリと梅田に出た時に本屋で見つけて買いました。


流転の海の第八部になる『長流の畔』ですが、最初の流転の海を書き出してから35年になるそうですね。
いよいよ次でフィナーレとなるようですが、学生時代からずっと読み続けて来て、果たしてこのペースで書いてて宮本輝が生きている内に終わるんだろうかと、いらぬ心配をいつもしておりましたけど、書き下ろしを連載している『新潮』には、最終巻の第1章が始まっておりましたので、本当に終わるんだなと安心しました。

しかし、こんなに長い間に渡って、他の沢山の創作活動をやって行きながらで、よくこんがらがっちゃわないもんですねぇ。（笑）



ほぼ全ての作品を読んでいる作家としては、高校生の時に受験勉強のために死に物狂いで読んだ小林秀雄と、中学生から大学生まで読み続けた司馬遼太郎と、この宮本輝の3人が、私の読書のかつての柱で、先の2人は故人となっておりこれ以上の作品が出て来ないんですが、宮本輝は現役で書き続けているので、今回のように新作が出て来るんですよね。

初めて読んだ『青が散る』で夢中になって、貪るように全ての作品を読み漁りましたが、ここ最近の新作は、この流転の海の続き以外は読まなくなっちゃいました。
どうも、作者の宗教観に基く思想の押し付けが色濃くなって来て、お説教臭くて素直に読み難くなっちゃったのが原因ですが、自分もそうでしょうけど、歳を取るというのはどうやらそういう事なんでしょうねぇ・・・😅



さて、流転の海ですが、この小説を読むと、父の事が頻りと思い出されて切なくなります。
敢えて言うと、そうなりたくて読んでる、というところもありますね。

35年に渡って宮本輝がライフワークとして来た物語の結末は、一体どうなるのか、知りたいような知りたくないような複雑な思いですが・・・

今日はお休みでした。

昨日の送別会の二日酔いでお昼過ぎまで寝てましたら、大社長の電話で起こされまして、NSXを見に行こう、という事で引っ張り出されました・・・😅




行ってみると、ビッグマン前に鎮座しておりました！

いやぁ、実物はカッコイイですねぇ・・・画像ではもうちょっとボテッとしてるように見えてましたが、さすがに素晴らしい仕上がりですね🤗



大社長さんは、100台の1枠目の納車の抽選はハズレてしまいましたが、次の2枠目は抑えられたようで、再来年の8月以降に納車される事になったようです。
年末にはポルシェのGT3RSが納車されて、2年後にはNSX・・・2台合わせて、およそ6000万！
世の中不公平ですなぁ、全く・・・😁



ビッグマン前からそのまま地下に降りて、三番街の『グリル ロン』でお食事を
ここのハンバーグは美味しいんですよねぇ・・・久しぶりでしたが、大満足でした！🤗🤗🤗

月曜の深夜に赤穂に帰って来て、金曜まで、少し遅い夏休みです。



朝までオリンピック中継を見て、お昼過ぎに起き出して、夕方から赤穂御崎に走りに行く、というパターンを繰り返してます。



まぁ、ひたすらノンビリしてるだけですが、そんなのもいいでしょう。



大阪に戻ったら、公私共に激動の日々に突入しそうな流れに陥ってますが、人生そんなもんでしょう・・・😅

浅草寺のほおずき市の事が書かれているエッセイに目が止まり、また今年も逃してしまった事に気付きました。

関東にいる間に行っておこうと思いながら、ついにその機会を失したままに関西に戻り、毎年今度こそは行ってみようと思うのに、気付くと通り過ぎている、という事を繰り返しています・・・





♪ いくつかの水たまりを残して 梅雨が駆け抜けてしまえば
湿った風の背中越しに 君の好きな夏が来ます ♪


グレープ時代のさだまさしの名曲『ほおずき』の出だしの一節ですが、この曲のお蔭でほおずきを知り、そこからほおずき市も知る事になりました。



東京（江戸）の下町の風情はいいですね。
大阪の下町にもいいところはあるのですが、風情は東京の方がいいです。


この曲は、樋口一葉の『たけくらべ』をモチーフに、本歌取りのようにして書いたと、私は勝手に解釈して来ていますが、久しぶりに『たけくらべ』を読みたくなりました・・・





♪ 戯れに刻んだ二人のたけくらべ
背伸びして 背伸びして 爪先立っても届かない

あの日のお祭りに 今夜はひとりで行ったよ
思い出の他に拾ったものは 誰かが落としたほおずきをひとつ ♪



少年さだまさしは、一葉（本名は奈津）に、きっと淡い思いを抱いていたに違いないと思います・・・