予選結果は、予想通りにMC平田選手が38秒台(1分38秒985)に入れて来て、レコードTIMEでPOLEを獲得
私はセカンドポジションで40秒284と、1.3秒も水を開けられてしまってます。
3番手はMorito選手が自己ベストを大きく更新して40秒396の好TIMEをマーク
4番手はこちらも乗れている様子の通勤快足GTR選手が41秒027で、5番手はrun丸選手が41秒829でこちらも自己ベストを大きく更新して上位ポジションを獲得しました。
クラスは違いますが、44Gヨシタク選手はMC平田選手を上回れずに私との間に入ってしまっており、心配していた通りの展開になりそうで、決勝は益々難しくなる事が予想されました・・・😓
さて、今回もチームクルーのパグミさんが、毎度の事とは言え、ひとりで段取りしてくれたランチ(何と45人分!)ですが、寒い時のセントラルサーキットでのスプリント班の名物となっている、心のこもった豚汁を決勝前にいただきました。
何故だかMC平田選手までがテントにやって来てちゃっかり食べてましたが、下剤でも入れておけば良かったと気付いた時にはすっかり平らげられており、見た目と違って何かと素早い事に感心させられました・・・😅
【決勝】
13時50分からの決勝(10周)を前にして、ポツポツ降っていた雨も何とか止みましたが、低い気温と相まって路面コンディションが非常に気になる状況でした。
クラッシュ以来どうしてもペースを掴むまでが慎重過ぎる感じで、微妙な路面状況ではそれがより顕著になりそうで、スタートダッシュの得意な平田選手に対しては、そこが結構シンドイところです。
混走のレースでなければさほどの問題ではないのですが、間に関係のないクルマが何台か入ってしまって引っ掛かってると、一気に逃げられてジ・エンドという、岡山国際の時のパターンになってしまいそうで、とにかくスタートで後ろに付かなければ勝機はない、というところが一番のポイントとなるでしょう。
決勝のコースインが始まりましたが、予選とは違って急ぐ必要はなく、2輪の時からの私のルーティンで最後尾からコースインしました。
スターティンググリッドはイン側の10番グリッドからで、コペンのチューニングカーが前にズラリと並んで、その後にMC平田選手のノーマルS6、44Gヨシタク選手のチューンドS6、ノーマルコペンにも1台入られてしまい、その次に私、というポジションで、スタートで44G号が平田選手の前に出て、チューンドマシンのストレートスピードで頭を抑えてくれれば面白い事になりそうですが、その逆のパターンだと最悪の展開となります・・・😅😅
グリッドに来ていた応援団が退去して行き、いよいよスタートです。
5秒前ボードが引っ込んだと思ったらシグナルレッドが点灯・・・そして消えたっ!
いつもよりクラッチミートは上手く行きましたが、周りがもっと良くて、左斜め後ろのMorito選手にポンと出られてしまいました。
中段でイン側のポジションなので外に振る事が出来ず、1コーナーはそのままインに位置取りするしかなくMorito選手に外からまくられてしまいました。
MC平田選手はチューンドコペンの集団の後方に付いて、私から5台前方に見えますが、その間にチューンドコペンが1台とノーマルコペンが1台、それに前に出て頭を抑えてもらわないといけないはずの44G号がいて、1コーナーで前に出られてしまったMorito選手までが・・・希望的観測は木っ端微塵に砕け散って最悪のパターンになってしまいました・・・😱
2コーナーの立ち上がりでMorito選手のスリップに入り裏ストレートに
スリップが効いて裏ストレートの中盤過ぎにはイン側に出てブレーキング競争に備えます。
この時点では路面とタイヤの状況に不安があり、無理はし難い感じでしたし、相手がチームメイトでもあるのでおとなし目にインに入りましたが、フリー走行から予選にかけて、自己ベストをドンドン更新して乗れているMorito選手がアウト側を5コーナーまで並走して来ます。
こちらはこんなところで遊んでる暇はないので、5コーナー立ち上がりからS字の進入にかけての加速競争で車体半分ほど前に出たので、外から一気にかぶせてパス・・・レースなので、この辺はチームメイトでも遠慮はしません・・・😁
44G号の後ろに付いてS字の1コ目を抜けて2コ目に・・・というところで、真ん中にスピンしてこちら側を向いているコペンが!
各車左右に避けながら事無きを得ますが、やはり路面がスリッピーな状態のようで、無理出来ないようです。
44G号に続いてヘアピンを立ち上がって逆バンクへ
予選で後ろに付いてる時にも思ったのですが、春の時も平田選手とヨシタク選手のここは速かったのですが、今回はそれに更に大きく輪をかけたくらい鋭く切り込んで行きます。
ここから立体下にかけて、一呼吸離される感じで、ホームストレートに戻って来ました。
順位はそのままで、1台抜いたので4台前に平田選手がいる状況・・・でしたが、1コーナー手前でチューンドコペンに平田選手が抜かれて、3台前方の状態で裏ストレートへ
44G号は予選の時よりも少し伸びている感じで、スリップに潜り込めるほどには行きません。
その勢いで一気に前に出て行って欲しいのですが、裏ストレート終わりの突っ込みからのクルマの動きを見てると、とても乗れている平田選手の前に出られるようには思えない動きをしているので、こちらが自力で行くしかないのですが、微妙にストレートが速くて難しいところで、完璧に戦前の予想の悪いバージョン通りの展開にハマってしまいました・・・😓
そのままの状態で2周目終わりのホームストレートに
車載計測で39秒6で帰って来ましたが、わずかに平田選手との差が開いているようで、早くも38秒台に入れて来ているのがわかりました。
後ろをチラッと見て問題ないのを確認したので、全力で前を追う事に集中します。
3周目も前3台との間隔は変わらず、集中して走ります。
44G号が前のコペンに盛んに仕掛けて行ってますが、見ていてもストレートが速くて抜くのに苦労してます。
3周目も39秒6で4周目に
平田選手は思ったほど離れて行かないので、まだまだ序盤戦だしチャンスはある、と言い聞かせて、意識を集中させます。
気温が低くて水温が全然上がらずに、おそらく低温の補正が入ってしまっているのでしょう・・・私のクルマはストレートに伸びを欠く状態で、裏ストレート終わりのメーター読みで最速時より4〜5kmほど悪い数値となっているのが痛いところでした。
何かと悪い流れの時というのは、得てしてこういうものです・・・😓😓
4周目もそのままの展開で39秒7で帰って来ました。
44G号のコペンへのアタックは激しさを増して、5周目の裏ストレート終わりで遂に前に出る事に成功・・・そのままの勢いでMC平田選手の前に出てくれればチャンスが巡って来るかも、と気合いを入れ直してS字をフルスロットル・・・となるところが、2個目の右を抜けたところでコースサイドにS6が止まっていて、ドライバーがガードレールの手前でボンヤリしているではないですか・・・
『ガードレールの向こうで待機せんかい、このボケがぁ!』
と、心で叫んでいると、ヘアピンを立ち上がったところで赤旗が出ているのを確認・・・
『ほら、見てみろ、赤旗が出てもうたやないか、あのボケ!』
と、イライラしながらスローダウンして、最終コーナーを回ったところで全車STOP
しばらくすると、コース外に全車誘導されて、その時にスタッフの無線で、4周で終了、と聞こえたのでガックリ・・・😱😱😱
で、結局、そのまま再スタートにはならずに、レースは4周目終了時点の順位で成立、となってしまいました。
フリー走行、決勝と、何とも消化不良な結果に終わってしまい、あの苦労は何だったんだと、やり場のない怒りがこみ上げましたが、レースとはこういうものでもありますので仕方ないですね・・・
という事で、私の4輪レースのデビューシーズンは終了しました。
優勝1回、2位2回、という結果は、果たして良かったのかどうなのか何とも言えませんが、4輪のど素人としてはそれなりに頑張った、と考えても良いのかな、と自分で自分を慰めております・・・😁
来年は、この盛り上がりに呼応するかのように、更なる有力チーム、有力ドライバーの参戦の一報が届いておりますので、今年以上に厳しい戦いとなる事でしょう。
非日常の戦いの陶酔感を求めてサーキットに戻ったので、厳しい戦いであればあるほどやり甲斐があります。
今から武者震いが始まってますので、来シーズンは人車共に更なるレベルアップをして、春の開幕戦を迎える所存です!
ホントにたくさんの方々の応援を頂き、ただただ感謝しております。
もう1年は必ず全力投球で臨みますので、変わらぬ応援をお願い致します・・・😁😁😁