
昨日(4月29日)は、我が家の愛犬の
17回目の命日でした。
17年も経ちますが、彼と過ごした楽しかった日々は
今でも色褪せることなく、鮮明に目に浮かびます(*^▽^*)
仕事から帰宅するといつも、どんなに遅い時間でも
シッポをブンブン回しながら嬉しそうに全力で飛びついてくる
彼の純粋で真っ直ぐな笑顔がすごく嬉しかった( 〃▽〃)
「大好き~」って気持ちをひたすらストレートに伝えてくれたことは
私にとっての大きな幸せ《*≧∀≦》
そして、家族全員が帰宅するとほっとしたような穏やかな顔になり( 〃▽〃)
「自分の顔を見て嬉しそうにしてくれる相手が居る」ことの幸せを
彼は教えてくれました(*^▽^*)
「家族が毎日、無事に帰ってくる」そんな当たり前だと思いがちなことが
実はとても幸せなことなのだと、気づかせてくれました(*^▽^*)
彼の喜ぶ笑顔が見たくて、毎日毎日あげていたオヤツを
嬉しそうに美味しそうに食べる姿や
ときどきプレゼントしていた首輪を、
自慢気に家族みんなに見せびらかす姿も
私にとっての大きな幸せ《*≧∀≦》
私のプレゼント好きの原点なのかもしれません(*^▽^*)
私が辛いとき悲しいとき苦しいとき、
他の家族には悟られないように装っていても
なぜか彼にはすべて見抜かれてしまうようで…
私の傍らにそっと寄り添い、優しい目で私を見つめて…(*^ー^)ノ♪
「大丈夫だよ!オレ、そばにいるよ!」と言いたそうな顔をして(*^▽^*)
人によっては「犬に何が出来るんだよ?」なんて思うかもしれませんが…
私は彼の「気持ち」が嬉しかったし、それだけで救われました(*^ー^)ノ♪
たぶん、彼は地震とか雷とか台風とかをすごく怖がって
そんなときは私や家族が寄り添っていたので
彼も「家族に何かあったときは同じことをしてあげよう」
と思ってくれていたのだと思います( 〃▽〃)
だから私も、大切な人が辛いとき悲しいとき苦しいときは
いつでもそっと心に寄り添っていられるようにありたい(*^▽^*)
彼は、私のN360の助手席に乗ってドライブするのが大好きでした( 〃▽〃)
周りの人々の中には「ポンコツ」「動くシケイン」などと
ヒドイことを言われることもある車ですが、
彼にとっては「世界で一番の車」だったようです《*≧∀≦》
人間はとかく「相対的な価値観」ばかりになりがちですが
彼は彼なりの「絶対的な価値観」を持っていました(*^▽^*)
私は物を選ぶとき、金額とかブランドとか口コミや世間の評判とかは
わりとどうでもよくて「自分が気に入ったものが一番」なのですが、
それも彼の影響なのかもしれませんね(*^▽^*)
実は「マーチカブリオレが欲しい」と思った一番のキッカケは
「彼をオープンカーに乗せたら喜ぶだろうなぁ~」
だったんですよね(*^▽^*)
残念ながらマカブを買ったのは、彼が天国へと旅立ったあとですが…
彼の毎日の日課の1つは、
私のゴリラ(バイク)とかのタイヤにオシッコかけること(爆)
たぶん、それをやられたら怒る人も多いでしょうね…
でも、私はすごくすごく嬉しかったんです( 〃▽〃)
彼はいつも、オシッコをかけたあと自信満々の笑顔で私の元へと(*^▽^*)
「これで大丈夫!オマエの大事なバイク盗られないよ!」と言いたげな目で(*^▽^*)
彼は犬なので、犬の流儀で
私の大切なモノを守ろうとしてくれていたのですから(*^▽^*)
なので、いつも私は彼をヨシヨシしたり抱きしめたり( 〃▽〃)
そして、彼の気持ちを傷つけないように
彼が見ていないところでタイヤを洗い流し…(^^;
だから私も、時にやり方を間違えたり的外れなことも
あるかもしれないけど、自分なりに
「大切な人」や「大切な人の大切なモノ」を
「自分のことのように大切にする気持ち」を
忘れないように心がけています(*^▽^*)
ある日、どうしても彼だけを留守番させて
他の家族全員で2日間留守にしなければならないことがあり…
彼の「マンマ」をどうするか悩んだことがありました。
彼は「母ちゃん(私の母)手作り」以外のマンマを食べたことが無かったので…
暑い時期だったので2日分作っておくわけにはいかなかったんです。
そこで、初めてドックフードを買ってきて、試しに少しだけ
私の手にのせて彼にあげてみました!
大喜びで美味しそうに食べたので、安心して出掛けて
2日後に帰宅すると…
いつものようにお出迎えしてくれない…
そして、みんなの顔を順番に睨みながら吠える(^^;
「ふざけんな!オレだけ置いて行きやがってバカヤロウ!」と…
そのあと、アゴでマンマ鍋を指しながらまた吠える(^^;
そこには、一口も食べた形跡の無いドックフードの山が…
「マンマ鍋にオヤツ山盛り入れやがって!そんなもん意地でも喰わねぇ!」
ということのようです(爆)
どうにもならない事情があったとはいえ、
彼に寂しい思いをさせてしまったので
家族みんなで誠心誠意謝りました(*^▽^*)
でも、遠慮なく文句を言ってくれたのは、家族のことを
「絶対的に信頼してくれている」からこそだと思うんです(*^▽^*)
もちろんそのあと、「母ちゃん手作りマンマ」を
ちゃんと用意しましたよ(*^▽^*)
彼にとっては「母ちゃんのマンマが世界一のご馳走」
だったのでしょう(*^▽^*)
彼は、家族が仕事に行くとき必ずお見送りしてくれましたが
当時の我が家の玄関前は、道路とは40㎝くらい?の
大きな段差がありました。
段差に上がらないと歩いていく姿が見えないのですが
最期が近づいてきた頃、彼にはその段差は大きすぎて
上がるだけの体力はほとんどありませんでした。
でも、父ちゃん(私の父)のときだけは、力を振り絞ってよじ登り…
段差から「降りる」ことはもうできなくて
「転がり落ちる」ことしかできないのに…
それでも最期のその日まで、彼は段差の上から
父ちゃんをお見送りし続けました。
彼は犬ですからね、父ちゃんは群れのボスで
絶対的な存在だったのでしょう(*^▽^*)
転がり落ちたあと、彼は
「今日も父ちゃんのお見送りできた!」
と満足そうな顔してました(*^▽^*)
彼の肉体的なことを考えれば「やめさせるべき」
という考え方もあるかもしれません。
でも、我が家は彼の「意思を尊重」することを選びました(*^▽^*)
もっとも、止めても言うこと聞くような彼ではありませんが(*^▽^*)
彼の最期は、私が仕事にいっている間に
天国へと旅立ってしまいましたが…
ほとんど何も食べることが出来なくなっていた彼に
母は「シャケ(鮭)マンマ」をあげたそうです。
彼の大好物の脂ののったシャケを
ご飯にいっぱい混ぜこんだマンマ(*^▽^*)
それを彼はとても美味しそうに
幸せそうに完食したそうです。
そのあと気づいたら、眠るように旅立ってしまっていたと…
その顔は本当に安らかで幸せそうで眠っているようでした…
なんとなく、ちょっと口をモゴモゴしているような感じで、
きっと美味しいシャケマンマを食べている夢をみながら
旅立って行ったのだと思います。
彼からは、本当にたくさんの大切なことを教わりました。
これからもずっとずっと、
彼への「ありがとう」の気持ちを忘れずに
想い出を大切にしていきたいと思います( 〃▽〃)