【GHアテンザ】フロントドア/内張りの分解手順(初心者向け?(笑)
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新型(GH型)アテンザのフロントドア分解手順です。
まずは、内張りの外し方です。
デッドニングや、スピーカ交換の参考にどうぞ。
ただし自分(初心者)が自己流で実物を見て(説明書などは無いです)「ああ、こうか…!」と思いながら外すという事をしているので、
正式な外し方ではない可能性があります。
…また、このような説明を書くのは非常に時間を要するので、
適当な書き方ですがご容赦いただければ幸いです。
「それは違う」「これを参考にして破損した」とかいわれても関知しません。あくまで自己責任で作業してくださいね~(^^;
※
配線やコネクタの抜き差しするときは、念のためエンジンルームにあるバッテリーの、マイナス端子を外しておくことを推奨します。
(機器類の設定が初期化される場合があります)
ハイウェイパッケージや、DSC、AFS搭載車では、バッテリーを長時間外した後に始動すると警告状態(それぞれのランプが点滅して動作しない等)になります。
これらの症状はエンジンを始動して数十メートル走行すれば元に戻ります。
2
まずドアミラー裏のパネルを外します。
※BOSEサウンド搭載車は「ツイータ」が装着されてます。
※ハイウェイパッケージ搭載車にはRVM(リアビークルモニタリングシステム)のインジケータLEDが搭載されています。
私の車は両方とも付いています。
写真のように内張り剥し工具…もしくは、小さいマイナスドライバを隙間に差込み、こじってください。
白いプラスチックのクリップ(2箇所)で
止まっているだけなので引っ張れば簡単に外れます。
ツイータやRVM搭載の場合は、
配線が付いていますので気をつけてください。
写真は助手席側ですが、運転席側も全く同じです。
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上で外したドアミラー裏のパネルの写真です。
(親指の位置が上側です)
青色矢印で示す白クリップ2個で固定されています。
黄色矢印で示すツメで位置決めされています。
元に戻すときは黄色矢印のツメを差し込む位置を合わせながらパネルを押し込むとクリップがはまり、取り付けできます。
※BOSEサウンド搭載車は「赤色」矢印のコネクタを抜きます。
※ハイウェイパッケージ(RVM)搭載車は、「緑色」矢印のコネクタを抜きます。
…予談ですが、後ほど別の整備手帳で記載する予定ですが、
BOSEのツイータのデッドニング(簡単で効果がありオススメです)のみなら、
ここまでバラせば終わりです。
4
次にドア内張りの固定スクリュー(ネジ)の取外し。
まずは助手席側から。
黄色の矢印部分(計3箇所)がネジで固定されています。
ドアオープンのノブの裏側に1個。これはドアを開けるときのドアノブの奥のパネルをマイナスドライバーでこじればパネルが外れてきます。
その中にネジが一個隠れています。
次に、ドアグリップの銀色パネル(低グレード車はグレー色パネル?)の取り外し方を右下の写真で示しています。
下側から小さなマイナスドライバーを差込み(赤色矢印)
軽くこじればパネルが外れてきますので剥してください。
すると黄色矢印で示す部分にネジ(プラスドライバー)が2箇所ありますので、それらを外してください。
ネジは紛失しないように小箱に入れるなど
管理を気をつけてください。
あと次の写真の運転席側で説明している「カテーシ灯」のカバーも外してください。
5
こちらは運転席側です。
ドア内張りを固定しているスクリューは黄色矢印で示す2箇所です。
・助手席と同じくドアノブの奥のパネルを剥すと1個。
・運転席側ではスイッチ類の後方にある「窪み」の底に敷いてあるフェルトを剥せば、その下に1つのネジが隠れています。
これらを外してください。
次に青色矢印で示す「カーテシ灯」のカバーを外します。
こちらもカバーの下側中央から小さなマイナスドライバーを差込み軽くこじれば取れます。
中に電球がありますので外します。電球は指でつまんで手前に引くだけで抜けます。
(点灯後は熱くなっているので火傷に注意してください)
次に、いよいよ内張りを剥します。
赤色の矢印の部分(というより内張りの周囲)の隙間に
指などを入れ(多少無理矢理でかまいません)、手前に引っ張ってください。
これはドアの下側からやります。
赤色の矢印のあたりが白いクリップ(ドアミラー裏のカバーと同じようなもの)で固定されていますので、思いっ切り引っ張れば「バキ!」「バキ!」と音がしながら剥がれて行きます。
大きな音がしてビックリするかもしれませんが、正常です。
白いクリップがドアの鉄板側に残ってしまった場合は全部取っておいてください(これが曲者です)。こうなってしまうとクリップが取り外しにくく、内張り剥し工具などでこじって頑張って取ってください。
取ったら、ドア側の元ある場所にクリップを取り付けます。
周囲が一回り剥がれましたらドアの内張り全体を支えながら真上に持ち上げてください。
緑の矢印で示している部分がガラスのほうに引っ掛けてありますので、上に持ち上げれば内張りが外れます。
このとき、緑の矢印部分がどのように引っ掛けてあったか?
を覚えて置いてください。
BOSE搭載車、ハイウェイパッケージ搭載車は、先ほどのドアミラー裏のカバー取り外しで外した配線にも気をつけてください(どの場所から出ていたか?など。)
元に戻すときは「緑矢印」の部分をまず引っ掛け、
その後に赤い部分の周囲のクリップを鉄板に押し込んでいく形になります。
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上の手順で内張りが外れますが、
そのまま勢い良く外したりしないでください。
こちらの写真を見てください。
赤色矢印で示す部分にはドアノブが付いています。
これはドアの内側からワイヤーが伸びてきており繋がっています。
ドアノブはツメで内張りに固定されていますので、これを取り外し(手前側に外れてきます)、その後、穴をくぐらせて裏側へ取り外すようにしてください。
(元に戻すときは逆の手順です)
次に緑矢印で示す部分の「裏側」には、
パワーウインドウのスイッチから来る配線のコネクターがあります。
これを外してください。
一般的なカプラですのでツメで止まっています。
次に黄色矢印で示す部分、カーテシ灯です。
先ほど電球は外しましたが、残ったソケットにはドアの鉄板のほうから配線が来ているので、ソケットを内張りから外す必要があります。
これもツメで引っかかっていますので、ロングマウス(先の長いペンチのようなもの)でツメを押さえながら、裏側へ抜いてください。
そうすれば、写真のように内張りが完全に外れます。
7
参考までに6番で外した配線などです。
上にぶら下がっているのはドアノブ(ワイヤー付き)
下側の左はパワーウインドウの配線コネクタ。
下側の右側はカーテシ灯のソケットです。
これらを含め、ドアの内張りを元に戻すときが逆の手順です。
ドアノブは取り付けにくいかも知れませんが根気良く付けてください。
(白いクリップが車体側に残ってしまったときはドア側に付け直すのを忘れずに)
あと私もド素人です。
これもある程度不慣れな人向けに書いているつもりですが、
分解するときの鉄則は!!
「元々どのように付いていたかを覚えておく」
(デジカメに撮ったり、紙に簡単な絵を描いたりする)
「取り外したネジや小物は必ず分かるように保管する」
(小箱などに並べておく。
特に暑い日や寒い日などは注意。
しんどくて、面倒くさくて、そのあたりに置いておいて、
後で分からなくなったりするものです…)
8
ここまで剥せば、
スピーカー交換なんて自分でできます。
簡易的なデッドニングもできます(他の人のを参考にしてください)
黄色矢印で示す場所の4つのネジ(プラス)でスピーカーが止まっています。
これはBOSEサウンド搭載車ですが、標準車はスピーカーの形状は違いますが似たようなものです。
あとは赤色矢印のコネクタを抜けばスピーカーが外れます。
社外品スピーカを付ける場合などは、
配線を切ってコネクタ部を交換することもありますので、
そのあたりは別途確認するようにしてください。
以上となります。
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