ウォーターホース3ウェイジョイント修理

ウォーターホースの樹脂ジョイントが劣化の為、折れて冷却水が噴き出してしまいました。

問題のホースは、
エンジンとスロットルボディとリザーバータンクを繋ぐ樹脂ジョイント部です。

一旦、部品入手までの応急処置の記録です。（漏れる前に交換の場合は、冷却水を抜いてから交換してください）

13年目に入り樹脂部品の劣化が気になる年頃ですね。

【取り外し準備】
1. エンジンカバー外し
　・ボルト２本、ナット2個を外しカバーを引き上げます

【破損ホース取り外し】
2. エンジン側ホースバンドを緩め抜く
3. スロットルボディ側ホースバンドを緩め抜く
4. リザーバー側ホースを緩め抜く
注意:リザーバーが劣化している場合は外さずにした方が良いです。

【損傷具合】
樹脂製のジョイントは、硬化して軽い力で崩れるほど脆くなっていました。
外観はホースを止めているカバーの亀裂が大きくなっています。
このカバーがホースバンドの役目をしているので破れていたら交換した方がいいですね。

【応急処置】
1. カバーを外す
　亀裂から割って外しました。

2. ホース内に残ったジョイントは
　軽くホースを叩くかプライヤーで挟めばば崩れます。

3. 市販のＴ型ユニオンとホースバンドで
繋げる
・ホース内径8〜9mm程度でしたが手持ちの10mmユニオンにねじ込みました。

4. 車に取付ける。

【冷却水補充】
1. フロント右側タイヤを外す

2. タイヤハウス内のフェンダーライナーを外す（参考: フロントクラムシエル外し　その1の6.フェンダーライナーを外す）

3. 室内ヒーターを全開にしてヒーターバルブを開ける（ヒーターコア内循環の為）

4. ラジエターホースのエア抜きバルブを緩めリザーバータンクに冷却水を補充する

5. エアー抜きバルブから溢れるまで入れたらバルブを閉じリザーバータンクの液面を合わせておく
（溢れてこない場合はバルブを閉じてラジエターホースをペコペコ押し放しを繰り返し冷却水に圧力をかけてみて下さい。）

6.リザーバータンクのキャップを外した状態でエンジンをかけて水温をあげ冷却水を循環させる

7. リザーバータンクの液面が安定したらキャップを締めてエンジンを切り完了です。

追記
エアーが完全に抜けてない事があるので数日は水温の確認とリザーバータンクの液面を確認して補充して下さい。
液面が変化しなければ良いです。

注意:リザーバータンクのキャップは、冷却水が冷えてる時に開ける。
暖気中は圧力がかかっている為に危険です。