2015年07月01日
ある日、車庫の壁の角に当たっても傷が付かないようなコーナーガードを付けることにした。
しかし、ここに問題があるとは・・・
コンクリート自体が経年劣化しているため、いろいろな接着方法を試みたが、壁のコンクリごと剥がれるため、コーナーガードを付属の両面テープでは固定できないという罠。
強力な両面テープを使用するのが一般的とのことだったが、どのテープであっても簡単に剥がれてしまった。
しかも、角が90度の直角ではなく、120度くらいの角度になっていて、直角のコーナーガード(コーナン製)の取り付けが難しい。
ということで、まず壁の劣化に対してどうするか。これが課題になった。
これには数日を要した。土木関係ではないので、まずは知識を得ることに専念することになったからだ。
要するに接着面を確保しないとならないので、コンクリートの補強として、接着剤をコンクリの上から塗りつけて、接着面を作ることにした。
コンクリ用の接着剤をホームセンターで購入し、削るためのヘラを用意した。これで弱った表面のコンクリートをガリガリと剥がしてやる。
壁のコンクリに新しい面が出てきたところで、買ってきた接着剤を平らに塗って、翌日まで放置して完全に乾燥させる。
こうするとコンクリ接着剤が壁になじむ間に硬化して、接着面が出来上がる。これなら簡単に剥がれないらしい。
このコンクリ接着剤は、本来は車輪止めを駐車場に固定するためのものだが、こういう用途もあると知恵袋で情報を得た。
次にコーナーガードを購入した。
今度はどんな角度にも対応しているゴム製品のガードで、見えやすいホワイト、反射テープ付きを選択した。(エーモン社)
接着面を作ったが、ゴム製コーナーガードをコンクリに接着するためにも、工業用接着剤が必要なので、またホームセンターへと向かい、セメダインの速効性で汎用タイプを購入し、コンクリとゴム製コーナーガードを接着。
数分で硬化し始めるので、それまでは手で押さえておく必要がある。5分くらいは押さえていたかな。
やがて、ゴム製コーナーガードが手前に戻らなくなったので、ここでしっかりと硬化するまで放置する。
2時間後、コーナーガードがどうなったのか、確認するとしっかりと固定されている。
ようやく見えにくかった一段低い壁のコーナーが認識できるようになった。暗い日でも、夜でも確認できる。
これを付けた後は、まだ一度も車庫出入りを失敗していない。
Posted at 2015/07/01 15:15:57 | | 日記
2015年07月01日
フルタイム4WDを乗り続けてきた自分としては、その内輪差に慣れてしまっており、FFの内輪差という感覚が全くない。
そのため、車庫から出すときも要注意だった。
ホイールベースが長いため、かなりアンダーステアが出る。車庫出しのときすら、FFの内輪差を考えないと曲がれない。
ブルーバードSSSアテーサリミテッドからアベニールGT4-Zと乗り継ぎ、どちらも同じフルタイム4WDとツインカムターボのSR20DETエンジン。
20年はフルタイム4WDの内輪差感覚を培ってきたわけで、FF車を運転するのは、教習所以来かもしれない。あ、レンタカーではFFもあったかな。軽トラとかは、FFだった気がする。
小型車サイズでしか、FFを運転していないので、かなり不安ですけど、ボディサイズは変わらないし、ちょっぴりアングルが高くなって、見ていた角度が違うだけ。なんとかなるでしょ。
その考えは甘かったようです・・・
注意はしていたのだが、ある日の朝は雨で外は暗かった。
サイドミラーに水滴が付いている状態のまま、車庫から出したところ、前後をセンサーが鳴るので注意はしていたものの、左のサイドミラーに映らない、車庫の壁よりも一段突出している下段の壁を完全に見落としていた。
今までの車は車高が低いため、サイドミラーに一段低い下段の壁がバッチリ映っていたのだが、セレナは車高が高く、サイドミラーの位置も高くなったため、下段まで映らないのが原因だった。
ガリガリと音を立てたため、雨粒が付いたサイドミラーを見たが、壁との間はかなり開いている。
どういうことかと、しばらく理解できなかった。何度か切り返してみたが、またガリガリと音が鳴った。
一旦、車を降りて側面を見たときには、かなりショックを受けた。低い壁の角に車体を打ち付けているじゃないか。
おかしいな、サイドミラーを見ていたのに、あの空間はマボロシか何かか?
サイドミラーの高さを確認して、ようやく状況を理解した。車高が上がったせいで、一段低い壁が見えていないのだと。
車体といっても、エアロパーツのサイドガードが当たっただけなので、これは諦めよう。
ヤスリで傷のバリを落として、パテ盛りしてコンパウンドで磨いて・・・まぁ、なんとかなる。
買ったばかりの新車で、傷を付けてしまったときのショックといったら、もうヘコむしかない・・・
でも、今回は違った。というか諦めていたのが幸いだったかな。
前の車でも、車庫に入れるのは苦労したものだった。とにかく狭いので、何度も壁に当たったのだから。
4WDも曲がるのは苦手で、小回りは利かないし、切り返しながら収めるしかなかった。
夜になると街灯がついていても、車庫までは照らしてくれないので、時折壁に当てていたわけだ。
FFといえども、ホイールベースが長いミニバンは、同じ宿命を背負っていると割り切っていた。
実際、同型セレナに乗っている友人の車に同乗していたとき、左サイドを傷つけた。
左の花壇が見えておらず、ハンドルを切ったタイミングが悪くて、サイドを打ち付けた。
私のケースと全く同じミスといっていいだろう。
このホイールベースに慣れている、FF車の内輪差をわかっている人ですら、このようなことが起きたのだから、FFに乗り慣れていない自分なら、当然のごとくヤルだろうな、と最初から諦めていた。
ま、こういうこともあると元々考えていたので、少しは気が楽になったというわけだ。
しかし、低い壁が見えないのは厄介だ。どうせ、また打ち付けることがあるだろう。
Posted at 2015/07/01 15:13:43 | | 日記
2015年07月01日
ウチの車庫は狭いし、若干の傾斜が付いている。
車庫へ入れるためには、段差を乗り越えないとならないのだが、後ろから入れると、いままで使っていたスロープはコンクリート製のため、雨の日は前輪がスリップすることがわかった。
仕方が無いので、やや傾斜の緩いゴム製のスロープを買ってきた。
それでスリップはしなくなったが、前輪が乗り越えるときに勢いを付けないと、後ろから車庫へ収められない。
今までは4WDのおかげで、後輪も引っ張ってくれるのだが、今度はFFなので後輪の恩恵は無い。
前輪の力だけでバック入れしないとならないのだ。
これには問題があり、グレードをアドバンスドセーフティにしたため、バックのときのアクセル踏み込み過ぎを抑える機能が付いていて、いくらパワーがほしい場面でも、後ろに激突することを避ける機能に上手いこと邪魔される。
うまく駐車するには、ほどほどの速度を維持したまま、スロープを乗り越えないとならない状況になった。
タイミングが非常に重要なので、車庫入れが最も難関だと思いました。
Posted at 2015/07/01 15:04:48 | | 日記
2015年07月01日
セレナを購入して1ヶ月が経過した。まずは感触的なファーストインプレッション。
セレナのハイブリッドって、いわゆるアシストモータなので、ガソリンエンジンが動力になっているが、
燃料の消費を抑えるためにモータでアシストするというシロモノ。
はずかしながら実は当初、「カン違い」をしていました・・・
他メーカでは、ガソリンを燃料にしたエンジンから電気のモータへ完全に切り替わるので、燃料を消費しなくなる。
日産のハイブリッドは、電動自転車と同じ仕組みで、メインとなる動力は変わらないのだ。
それでもアシストモータの効果は感じる。アクセルペダルをあまり踏み込まなくても、加速するのだ。
これがS-Hybridか、という感じをはっきりと受けました。
このアシストモータは電気を使うため、バッテリーが2つも、しかも寒冷地仕様の容量が大きいタイプ。
これらの装備があるだけで、重量は結構増えています。
8人乗りですから、座席とか増えていてそれなりに装備で重い上にだ。
今までのステーションワゴンとは大違いを感じる。
そのため高速コーナーでは、思いっきりアンダーステアが出る。
しかも、低重心でも車体が大きくロールする。
FF車では、一旦アクセルを抜いてアンダーを抑えながら走らないとならない。
4WD車もアンダーが出やすいが、コントロールしやすい程度のアンダーだったのだが、FF車はアクセルを抜くと、とたんにオーバーステアに変わってしまう。
フロントが重いため、重力が抜けると前に荷重がかかり、ハンドル操作に追いついてくるレスポンスが速い。
高速コーナーでは、少し慎重にアクセルを操作しないとならないかも。
ステーションワゴンのほうが操作しやすかったのは、マルチリンクサスペンションのおかげか。
FR車に採用されるサスペンションを持っていたアベニールは、格段に操作しやすかった。
荒っぽい運転でも、後部が暴れなかったし、サスペンションの効果で高速コーナーは得意だった。
ミニバンとなると、車高が高いため重心が高いと重力に負ける。これが車体のロールにつながり、大きく揺れを感じる。
不安定ではないけど、乗りにくさを感じる場面である。
あと、問題はエンジンパワーとCVTだと思います。CVTは加速しないので、アシストモーターががんばります。
アクセルを踏み込んでも車体が重いので、なかなか加速状態に入らないが、モーターが駆動することで一気に加速する。
このタイミングをしっかり把握していないと、ちょっと怖い運転になるかもしれない。
アイドリングストップは、慣れていないせいか、エンジンが停止していると不安になる。
バッテリーがあがるとか、エンジンをかけるたびにセルスタータへ負担をかけているとか、いろいろ考えてしまいます。
前の車では、アイドリングストップも無いのにセルモータが傷んでしまい、新品は高いので安価なリビルト品に交換したが、修理代が数万円になったことがありますし、バッテリーは寿命もありますが、走行中にも関わらず低電圧になってしまったこともありました。
途中のガソリンスタンドでバッテリーを購入しましたが、とても高価なバッテリーに成りました。
それ以来、バッテリーとセルモータには、ビビッています。財布的に。
セレナの場合、バッテリーは2つも交換することになるだろうし、セルモータやアシストモータも交換なんて、修理代がいくらになるのか、考えただけでも寒気がしますよ。
しかし、それらを補っていいところがある。シートアレンジの多彩さと空間の広さ。
これには、家族全員の意見が一致しており、圧迫感の無い広々とした室内が大のお気に入りポイント。
後席モニターをつけているため、DVDを見れるので子供も大のお気に入り。どこに行くにも確実に、まず駐車場へ駆けていく。
保育園は歩いて行ける距離なのに、車を出せと要求するくらい、セレナを気に入っている。
オートスライドドアのため、ボタンを操作することで自動的にドアが開いてくれるので、子供も乗車しやすい。
自分でドアを開けて、チャイルドシートに乗り込む姿は、前の車では見られなかった。
ドアが開けられないわけではなかったが、駐車場の壁のせいでドアが開く範囲が狭いので、自分で乗り込む空間を探すのに時間をかけるし、つかまるものもなかったので、自分からは乗らなかった。
スライドドアでは、ドアピラーに手をかけてよじ登り、チャイルドシートにも簡単によじ登り、ベルトを締めろと要求する。
そして座ると、さっそく後席モニターに電車のDVDを見ると言い出す始末。
ちょっとした映画館みたいで、モニターを見つめているときは、騒いだりせずにいい子になります。
シートアレンジを気に入ったのは、車内で子供の面倒を見るのも、空間が広いために動きやすい。
シートアレンジ次第では、犬も前後の席を行ったり来たりできるので、とてもいい子になる。
セレナとは、長い付き合いになりそうだ。
Posted at 2015/07/01 15:02:09 | | 日記