
「何シテル?」でつぶやいてた先日のFLロアアーム破断の件
ショップの取付不良という結論になり、板金を含めた修理対応をしてもらうことになった
今回のブログは内容が暗く、面白くない話なので、スルーされる方はすっ飛ばしてください
自宅まであとわずか1.5キロだったが、自走出来なかったのでレスキューを呼んだ
レッカー車への積載も2時間くらいかかった
上下アームが完全に外れてしまっているので、「ゲタ」をはかせてなんとか積載
ワイド×ワイドなので、積載車の荷台幅ギリギリ
新品時のロアアームの一部
破断した時には、アーム取付ボルトが数ミリしか噛んでいなかったのがわかる
マンガを描いてみた
調整ボルトは手前のツバ付きナットと奥のスリーブナットで締め付ける
ボルト(スリーブナット側)の噛み込み部分は10ミリ弱と、メーカー規定値を大幅に下回っている
ダブルナット相当分をいれても20ミリあるかないか
一般的に、ボルト・ナットの噛み込みは、最低でもボルト径分くらいは噛み込みが必要らしい
この場合、M24の調整ボルトなので25ミリ前後はかかっていないといくらトルクをかけてもダメらしい
きっと締め付けトルクが甘く、走行振動でナットが緩んで・・・
と思ったが、破断直後の写真をみてみると
ナットがゆるんだというより
スリーブナットごと共回りで緩んで、ボールジョイント側へ調整ボルトが徐々に出てきたと思われる
で、かかりが少なかった部分がさらに少なくなり・・・
破断になった?と結論付けられた
強度計算された車検対応品でもあるが、非純正のサーキット使用前提の等の「競技用部品」
わかってはいたが、パーツ供給メーカー推奨値外の取付方・トルク管理なら設計応力もでないだろう
時間はかかるが、取付ショップがしっかりとした対策をしてくれる予定
ショップとのやり取りを聞いていた嫁様が口火を切る
「古いクルマ(ソアラ)なのに¥かけすぎ」
「クルマに無駄遣いしすぎ」
「直すって言ったって、壊れない保証はあるの?」
「またどこか大きく壊れるんじゃないの?」
「それに、いつまでソアラに乗る(所有する)の?」
「後遺症(サーキットクラッシュ時)も残ったまま、完治しないし」
「これからもっと年寄りになって、身体能力も衰える一方だし」
「クルマも、もう走りたくないって、きっとアピールしてんだよ」
「健康診断も悪いトコ出てきているのに、言ってもタバコやめないし」
「こんな調子で次サーキット走行するなら、もっと大きなクラッシュするよ、絶対」
だ、大丈夫だよ・・・!
「あんたの大丈夫は、いつも全然大丈夫じゃないじゃん」
「下手すると死ぬよ」
「ケガ人になって面倒をみるのは誰?ワタシャ嫌だよ」
と、嫁様の溜まった不満が一気に爆発
まぁ、好き勝手やってきたので何も反論できず・・・
特に今年はすでに色々あった
・1月 正月早々嫁のクラウンで追突されムチウチ
・同月 レストラン駐車場で止めていたソアラをぶつけられる
・3月 袖ヶ浦サーキットでクラッシュ大破
・9月 出先でウインドウレギュレーター逝く
・同月 Fアーム破断
・現在 身体も未だに完治せず・・・
今年は厄年並みにツイてない
「もう年も年なんだからサーキットも含めた走りはもうやめて」
「サーキット走行するならソアラやめて」
「これ以上好き勝手やるなら・・・ 離婚だ!」
とまで言われてしまえば
これ以上・・・
わがままを押し通せない・・・・・・
ソアラは、やりたかったコトが大方出来つつある
若かりし頃に妄想してた、やりたかったコトがほぼ出来つつある
まぁ、結果的にM3が買えるくらい¥かかったかな
チャラ仕様のガルウィングは別にしても
NAメカチューンのレスポンスの良さを楽しんだ後、過給機S/C化
OD付純正4速ATからJZA80の純正ゲトラグ6速へ換装
旋回性を求めて叩き出しワイド→ワイドボディキット装着→さらにオーバーフェンダー化
同じ仕様がない、唯一無二の「V8」で「ソアラ」に乗って走ること
それでも、サーキット専用的なGTウイング等つけたりせず、自分では普段乗りからサーキットまで「オールインワン」で行ける、純正路線!?的な延長でやってきたつもりだった
サーキットデビューしてからすでに12~3年くらい
公道では出来ない、全開走行での楽しみ方
GTカーとしてのクルマの素性は、スープラのようなスポーツカーではなく、サーキット向きではないけれど。
特にこの数年は、思う存分走らせるためにだけに特化してクルマを弄ってきた
パワー系はSC化してから何も変化ないが、この3年くらいは足の変更だけで新たな走りの楽しみも味わいながら、結果としてタイムも大幅に更新
まだまだヤリたいことはいっぱいある
保存を目的とした「盆栽カー」としてではなく
現役で「戦うクルマ」として
自分の好きなクルマで、気持ちをのせて思う存分走りたい
メンテして、アクセルを踏みちぎって、好きなクルマで楽しみながら乗る
「戦うクルマ」としてソアラに乗れないのは、今の自分にとって意味がないくらい
人間もクルマも老朽化して、いずれどちらも現役を退く日がくる
どちらかというとクルマよりも、年齢的に近い将来、身体の方が引退を迎えるだろう
それはわかっていたコト
ただ・・・
自分の日頃の行いが招いたコトとはいえ
このタイミングでこの幕引き・・・
しばらくすれば、ソアラは修理が完了して戻ってくる
が、今の状況下ではもう思う存分走らせることができない
ソアラを維持する気力が・・・
戻ってきても・・・
オールペンもして、キレイに永く乗るためにプラチナボリッシュもした
もったいないが、キレイなまま処分か・・・
処分するとしても、ハゲタカが摘まむような、パーツ取り、ばら売りはしたくないなぁ
そりゃ、丸ごとでもばら売りでも、売った方がお金にはなるが、金銭ではなく気持ち的な問題。という心境
思いっきり走れなくても、何とかしてソアラは残す方向性で模索した方がいいのかな
仮にそれで、ソアラ残して家庭不和はおさまるのか?
落ちた自分のモチベーションは保てるのか?
現時点でそんな気持ち
家庭を犠牲にしないために
いよいよクルマ中心だった生き方が終わりそう・・・・・・
Posted at 2017/09/30 14:43:23 | |
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ソアラ | 日記