
久しぶりのブログになりました。
春風邪ひいて体力消耗ぎみです、、
このところ仕事や家庭を含め、身の回りの環境に変化が生じているからなのか、自分の身の回りのことをあらためて考える機会が増えているような気がします。
仕事のこと、家庭のこと、クルマに対する向き合い方もそうです。自分が「クルマに求めるもの」は何なのか、という、普段、あまり考えない変態的なことも含まれます。
「ちょっと理屈っぽい(変態的だ)なぁ」と自分でも思いつつも、あまり考えたことがなかったので、良い機会と思って考えてみました。(主観的な話になりますので気が向かない方はスルーしてください)
「クルマに求めるもの」理屈で考えると、色々挙げられると思うのです。
たとえば、「美しいボディライン」「官能的なエンジンフィール」「刺激的なエキゾーストサウンド」「ボディの剛性感」「楽しさ」「一体感」などなど。
自分がクルマに求める要素、一つひとつ挙げながら、あらためて確認して納得します。
ところが、挙げられる要素は、その言葉が意味する通りで、「その通り」なのですが、こうして列挙された要素をつなぎ合わせていっても、自分が求めているすべてかという点では、どこか物足りなさというか、全てを表現できていないように感じられるところがあるのです。それは何か。
少し前ですが、718ボクスター/ケイマンがとても気になり、PCで試乗させてもらったことがありました。
試乗したのは、素のボクスターのPDKでした。さすが最新のポルシェ、内外装ともに質感が高く、スポーツテイスト。まさに最良と思わせるものです。着座した際の印象もとても良く、究極のゴッドハンドを持つ針灸師ばりにクルマ好きのツボを運分狂いなく刺激してきます。(柄にもなくオジサンのテンションはマックに 汗)
そして、エンジン特性は下からとてもトルクフルで、なかなか、いや、かなり速いと思わせられるもので、特にワインディングや、筑波や日光などの中小規模のサーキットとの相性はとても良さそうでした。
気になるエンジンサウンドは、6気筒に比べて荒々しい脈動を感じるものでしたが、それはそれで718のキャラクターにマッチしており、私としてはそう気になるものではありませんでした。
ターボと言っても、エンジンはレスポンス良いし(さすがはポルシェです)、速い。回頭性もよく、乗っていてとても子気味が良く、楽しい!!かなりの距離を試乗させて頂きましたが、もっと乗っていたいという気持ちにさせてくれるものでした。
718ボクスター/ケイマン、「こいつは面白いな」と思いました。正直、これはアリだなと思いながら、本気で考えてみても良いと思いました。
夢見心地の中で、気持ちが浮足立ってしまっていましたが、帰宅しようと996GT3に乗り込み、PCからクルマを出してアクセルを踏みこむと、さっきまでの浮ついていた気持ちから、また別の感情が湧いてくるのが分かりました。
「あれ、、、やっぱり996GT3、いいなぁ」と。
718ボクスター/ケイマンは本当い良いクルマだと思います。理屈で言えば、自分のクルマに求める要素を満たしていると言って良いと思います。
でも、最終的な部分で言えば、クルマに求めるものって理屈だけではないのかもしれません。
「やっぱりコイツ(996GT3)がいいかなぁ」と思わせるもの。
それは理屈だけではなく、感性に訴えかけてくるもの。考えるのではなく、感じるもの。
「Don’t think. FEEL!」
ブルースリーもおっしゃっています 笑
理屈や論理だけがすべてではない。感性の大切さ。
ここ最近、色々な意味で痛感しています。
「なんかよく分からないけど、惹かれる」、「なんとなくしっくりくる」「どことない雰囲気が好き」
あいまいかもしれませんが、そんな感性の部分も大切にしたいですね。
※結局自分のクルマが好きっていうオチになってしまいました、、これはあくまで私の主観的なものですので、お気を悪くされる方がおられましたらご容赦ください。
Posted at 2018/05/05 17:08:35 | |
トラックバック(0) |
日常 | 日記