先日名義変更して自分の名義になったケイマンは、週末に雨が降ったりして、ほとんど乗る機会がありませんでした。
今日も小雨が降ったりしていたのですが、法事で埼玉まで出向く機会があり、それを理由にケイマンを引っ張り出しました。
実は前日にちょっと乗ったときに、後ろのエンジンルームから「ヂー」という連続音とともに「キュルキュルキュル」という、なにかこすれるような音が聞こえてきました。
そんなに大きな音ではなかったのですが、音からしてベルトがこすれているような感じだったので、念のためポルシェセンターに電話で相談してみました。
おそらくオルタネーター、ウォーターポンプ、パワステポンプのドライブベルト関係だろうということで、翌日に予定しているウインドシールド交換(前回参照)のときに、ついでに診てもらうことをお願いしました。
で、今日。
埼玉の親戚の法事に出かけたのですが、相変わらず「ヂーーー」という音が社内に響いているので、高速道路も法定速度を守り、なるべく負荷をかけないように、おとなしく走って埼玉県に入りました。
関越道の寄居PAの5キロメートルくらい手前で突然、「ゴトッ」という音がエンジンの下あたりでしました。
フロアから聞こえた感じだったので、その瞬間は、大きめの石を踏んだかな?と思いました。
が、メーターの液晶部分に「オルタネーターイジョウ」という無情な文字列が…。
それをみて、「あー、ベルト逝ったな」と思い、思いのほか冷静に現状チェック。
クルマは80km/hで走れている。
おそらくバッテリーがもつ間は走れる。
エアコンから熱風が出始めた。
ベルトが逝ったのでエアコンも止まったはず。
ハンドルが重くなった。
パワステも同じベルトかよーー。
水温計がレッドゾーンに向けて上がり始めた。
ウォーターポンプも同じベルトかよーー。
という感じで、不思議と冷静に。
先にポルシェセンターでベルト周りのことを聞いていたからかもしれません。
これはレッカーは確実ダナと判断し、現状走れているので、3車線の関越道のいちばん左を走りつつ、ナビでいちばん近くのSA/PAを探す。
寄居PAまで4キロメートル。
とりあえずオーバーヒートを少しでも遅らせようとアクセルを抜き、エアコンを切り、なんとか寄居PAまでもってくれと祈りながら、重ステになったハンドルを握る。
ナビに表示される寄居PAまでの残距離がもどかしい!
……。
なんとか寄居PA到着。
レッカー車に載せやすいように、トラックの駐車エリアに手負いのケイマンSを停める。
周りに故障とわかるのが恥ずかしいので、何事も無かったかのように振る舞いながら助手席に移り、まずは保険屋さんに電話。
ロードサービスとJAF会員を使い、距離的には寄居から長野市のポルシェセンターまでは運べるとのこと。
松本まで運ぶには、だいぶ自腹を切らなくてはならないので、長野市まで運んでもらうようにお願いした。
松本のポルシェセンターにも電話して相談したところ、長野市の店舗にケイマンが届いたら、ポルシェセンターのほうで松本の店舗まで運んでくれるとのこと。
もともとウインドシールドの件で代車も手配してくれてあったので、長野市の店舗から代車でお帰りくださいと、至れり尽くせり(^^)。
とりあえずレッカー車が来るまで、寄居PAで昼食をとりつつ待つ。
あ、もちろん法事もキャンセルしました。(ばーちゃんゴメン)
1時間ほどでJAFのレッカー車到着。
スルスルと手際良くケイマンSを荷台に載せる。
レッカー車の運転手さんに頼み込んで、長野市の店舗まで乗せてもらった。
(ホントはダメらしい)
故障はちょっとショックだったけど、事前にリスクを想定していたので、慌てず騒がず対処できました。
高速道路上で止まってしまわなかったことが幸いです。
あー、また臨時出費だよー。
Posted at 2016/03/11 22:06:35 | |
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