少々言葉悪く突っ込み入ってますが
ご容赦下さい(笑)
http://cat.cscblog.jp/content/0000208287.htmlより抜粋
市が常呂川の取水口付近に設置した濁度計は1991年から使い続け、メーカーが想定する耐用年数を超過していたことが9日、関係者の話から判明した。
また同日の市議会建設企業常任委員会で市は、今年4月にこの濁度計を浄水場内から取水口付近に移設した際、性能検査をしていなかったことも明らかになり、市の管理体制の甘さが新ためて浮かび上がった。
市は「耐用年数はメーカーの推奨期間と考えている。浄水場でも問題なく使ってきており、通常の週二回の点検で異常はないと判断していた」と話している
ちなみにメーカーの言う耐用年数は10年。6年超過してるねぇ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/39654.html?_nva=30より抜粋
同市によると、六月の断水直前、濁水が取水口を通ったとみられる時間帯の濁度計の値は三百度台だったのに対し、作業員が水を採取して検査する「手分析」の値は一万五千度だった。このため、取水口の濁度計は故障していたと認識されていた。しかし、市は「機械本体ではなく、(付属装置の)配管に問題があると考えていた」(幹部)ため、配管は改修したものの濁度計本体は交換しなかった。
今回の断水でも、濁度計の値は千二百五十三度と、実際の濁度の八分の一しか示していなかった。水の濁りに異常を感じた作業員が市に連絡し取水を停止する一方、手分析した結果、濁度は通常の千倍に当たる一万度に達していた。
あれあれ?週2回点検してるのに故障が分からなかったんですか?
それに配管の改修をした際にチェックしてないの??
濁度計と手分析の誤差の原因が配管だというのなら、
改修した際に誤差計測くらいしなかったの?
やっつけ仕事にも程がある。
断水の直接の原因について同市は、《1》水源から浄水場に水を引く導水管に泥が入り、排出に時間を要した《2》家庭での水のくみ置きなどで配水池の水量が低下した-ことを挙げている。
《1》はともかく《2》ってコレは
断水の原因を市民のせいにしてるよね。
くみ置きしなければ水量は間に合ってたのかい?
それならその旨をしっかり広報車で広報したらよかったんじゃない?
市民は前回の経験もあるんだから断水だなんて言われたらくみ置きするでしょうに。
一カ月の間を置いて二回にわたり濁度一万度超の濁水が取水口に押し寄せたことについて、神田市長は「想定外」と繰り返した。
なんて言ってるようだけど
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/39915.htmlより抜粋
水源の常呂川に関し、大雨が降った場合に土砂などが流入し水が異常に濁る危険性のあることが、専門家らによって八年以上前から指摘されていたことが二十五日、分かった。北見市もこうした危険性について認識していたが、十分な対策を取っていなかった。断水について研究者らは「ツケが回ってきた当然の結果」と指摘、市の姿勢を批判している。
九三年から二○○四年まで、調査の代表を務めた北見工大の伊藤純一准教授(環境科学)は「もともと常呂川は汚いうえ、降雨で濁度(濁り具合)が急上昇する。それを水源にする以上、十分すぎるほどの対策が必要だった」と話す。
8年も前からこう言われてて「想定外」とは笑わせる。
これを人災と言わずして何を人災と言うのか。
Posted at 2007/07/26 15:57:41 | |
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