
今年も残すところ僅か数日。
こないだお正月だったと思ってたのに、またお正月?
みたいなカンジがするのは気のせいでしょうか(笑)
1年は早いものですが、この時期には特に思います。
今年も無事に年越せるなぁ・・・って。
上達の秘訣は長く継続するコトでもあり、
その為にはやっぱり無事が一番なのかなと。
なんていうワリには、今年も結構ガチで走ってきましたが(爆)
年末ですので、今シーズンをサラっと振り返りたいと思います。
まずは4月5日のサーキットゲーム1st。今年初戦は、2017SPECのシェイクダウンでもありました。
この日からEGにはニューアイテムのアンパネが装着され、旋回中の安定感が増しました。
ベスト更新はならずも予選2位、決勝はトップチェッカーで今年初の表彰台中央をゲット。
お次は4月22日、本命の東北NO.1決定戦Rd.1。
予選総合8位、クラス5位からのスタート。総合5位、クラス3位でチェッカー。
DC5を駆るHさんとの決勝バトルは、アツく楽しいレースでした。
ベストタイムは決勝中に1分37秒429に更新。レースラップも37秒台中盤に揃ってきました。
ブレイクタイムの5月5日、こどもの日はみんなでピクニック・・・、じゃなくてリンクでワイワイ(笑)

ガチ気分を忘れ、峠を走りに来たような、のんびりと楽しい一日でした。
3回目の走行は5月17日、サーキットゲーム2nd。
この日は人生初のポールポジション。前にクルマがいないって、いろんな意味でステキ(笑)
季節的に暑くなってきたコトもあり、ベスト更新ならずも初のポールtoウィンでした。
このあと梅雨に入り、資格学校も始まり約5ヶ月のインターバルの後、秋のシーズンを迎えます。
思えばこのインターバルの期間が、結果的に後半のタイムアップに効いているのかもしれません。
不思議なハナシですが、走っていない期間にこそ改善点に気付くのかも。
さて、秋に入り10月4日のサーキットゲーム4th。

ホイールを前後とも、SSR/タイプCからRAYS/TE37に変更。あらためて剛性アップに驚きました。
この日は気候的な好条件も重なり、予備タイヤなのに練習走行からサラりとベスト更新。
予選では得意の寸止め(笑)、1分37秒021までベストタイムは更新され、
決勝では36秒台も狙っておりました。
ところが・・・。
今年最大の危機が訪れます。クラストップを走行中、7LAP目で突然のエンジンブロー(泣)
言うまでもなく、そのままリタイアでした・・・、無念なり。
1ヶ月後には東北NO.1決定戦Rd2が迫る中、まさかの不測のアクシデント。
しかしココで、社長様の本気の底力を垣間見ました。
ピストンの納期やブロックの修正など、多くの問題を解決しながらも、
僅か4週間で2017SPEC.ver2エンジンを仕上げる凄技を見せて頂きました。
休日返上での激務の1ヶ月、社長様への一番のねぎらいは、NO.1での結果と考えておりました。
目指すは当然、クラス優勝とシーズンタイトル。そしてラジアル36秒台のベストラップ。
復活した戦闘機で今の自分に出来る最大限の走りをしたいと、本当に気持ちが入っておりました。
そして迎えた11月4日、東北NO.1決定戦の最終戦です。

今シーズン2度目となる予選での慣らし走行を経て、総合7位、クラス3位からのスタート。
慣らし走行で抑えていた気持ちは決勝で全開放。スタートからEGの本領を発揮し、一気に前へ。
ラジアルクラストップで、時折前方のSタイヤクラスに割り込みながらも周回を重ねた決勝。
後続を引き離して先行するNAモンスターみたいなマシン達。なんとか食いついては行くものの・・・、
ラスト2LAPの7周目、痛恨のデスビトラブル・・・、またしてもリタイア(涙)

なんとなく、山の上からSUGOの魔物が笑っているように思えてきました(泣)
グリーン上の無念な姿もしっかり撮影されておりまして、ホントこの写真見る度に思いますよ。
そのおナカ、もう少しなんとかしなさいっての(爆)
やはり軽量化のためにも、もう少しダイエットしよう・・・(そーでなくて)
タイトルはおろかクラス優勝も逃してしまいましたが、しかし、ベストは遂に1分36秒台に突入。
この日の不完全燃焼のリベンジは、12月の耐感180minで晴らすことになります。
続く11月25日、サーキットゲームFINALは1年ぶりのDB8での参加。

年に1度か2度と決めたインテでのSUGO全開走行は、厳しいコンディションに太刀打ち出来ず。
今年の心残りは、やっぱりインテでのドライ全開走行が出来なかったコトですねぇ・・・。
今の自分が、ドライでの全開走行でドコまでイケるのか、非常に興味がありました。
まあ、天候だけはどうにもなりませんので、コレは来年のお楽しみにとっておきます(笑)
そして、走り納めとなったSUGO耐感180minFINAL。

先日のブログにてご紹介した通りのクラス優勝。
ラジアルタイヤのNAカルテットは僅差の総合2位となり、EGもベストは遂に1分36秒383に。

仲間達と共に今年最後の結果を出し、いよいよラジアル35秒台も夢ではなくなってまいりました。
ざっと駆け足で、今年のシーズンを振り返ってみましたが、それなりに結構走りました。
なんだか、書きながら腹イッパイになってきましたが、レースイベントばかりの参加でしたね。
EGで走り始めてから2シーズン、最初のシェイクダウンから約2秒のタイムアップを果たしました。
自分自身の上達も多少はあると思いますが、SUGOというコースに慣れてきたのだと思います。
社長様はよく「クルマより、コースに慣れろ」と言っております。
まさしくその通りの事が、この2シーズンで現れていると思っております。
あとは、目線と恐怖心の克服でしょうか。
自分の場合、恐怖心の克服に大変役に立ったのが、86氏から拝借した広角の車載カメラです。
広角カメラで撮影した自分の走行状況をじっくり観察出来た事が、
結果的に視野を拡げるコトになり、それは目線を遠くに置けるコトに繋がったと思います。
コレは「分かると出来るは違う」の典型例で、目線を遠くに置く重要性には気付いていても、
それを実践するのは何気に難しく、自分の場合は難しくする原因こそが恐怖心だったワケです。
恐怖心を克服する為には目線をより遠くに置く事。そのためには視野を拡げる事。
自分が今シーズン学んだ、最大のポイントだったかもしれません。
でも「言うは易し、行うは難し」で、まだまだ甘いとは思っておりますが(笑)
そんなこんなで、多くの事に気付けた今シーズン。当然、全てが順調ではありませんでした。
苦い思いもしましたし、自分のイメージ通りに走れない日もありました。
それでも、それなりの結果も出せたのかなと。
それはやはり社長様のサポートによるところが大きく、自分だけで出せた結果ではありません。
ブログで何度も書いているように、EGのメンテとセットアップは社長様の存在なしでは不可能です。
そして、良き相談役でもあり、毎回のようにサポートをして頂いた86氏。
今年からEKに乗り換え、同じFF乗りの良きライバルとして共に参戦して頂いたしゅうさん。
今シーズン、フルチューンの大ナタを振るった弟、まるる氏。
クラスは違っても、一緒に走ってきた仲間達。
その全ての皆さんから、自分は毎回良い刺激を頂いておりました。
時にそれは良いプレッシャーにもなり、出走時には自分を鼓舞するモチベーションにもなりました。
ACHIEVE最高の戦闘機、EGで走れる歓びとフラッグシップマシンに乗る責任。
そんな想いや覚悟を、毎回みんなから貰って走っていたようにも思っております。
2017シーズンを振り返ってみると、そのように思えてきます。
さて、来シーズンは3年目のシーズン。いわゆる、石の上にも3年の節目の年になります。
SUGOでのラジアル35秒台達成は一つの目標として念頭に置き、そこからどうなるか。
もしかすると、さすがの戦闘機にもラジアルでの限界が見え初めるのかもしれません。
EGの限界はまだ先にあるとは思っておりますが、限界のないマシンもまた有り得ません。
残念ながら、自分の前にEGを走らせていた3人の歴代オーナー達は、
その限界を見る事無く、この素晴らしい戦闘機を降りていってしまいました。
それは戦闘機として製作されたEGにとっても、EGを製作した社長様にとっても、
まだ多くの可能性を残していた中での、止まった時計だったようにも思えてきます。
2年前に再び動き出した時計の針は、いよいよ来年、そこに向かって動いているのかもしれません。

ならば来シーズン、そこを目指してみたいと思います。
実際に到達できるのかどうか、それは分かりません。
しかしマシンの限界を見てみたいと思うのは、ドライバーならば至極自然な願望でもあります。
そんな多くの楽しみを来年に残し、様々なコトがあった今シーズンを振り返ってまいりました。
振り返ってみて、今年もあらためて思いました。
継続に勝る鍛錬なし。継続こそ、力なり。
そんなワケで、来年も継続してまいります。
ドコまでイケるのか、困ったもので夢は尽きないものです(笑)
そして来年も、安全に、ガチで走れる楽しい一年になるように祈っております。
SUGOでお会いした、ご一緒できた全ての皆様、今シーズン本当に有難うございました。
また来年も宜しくお願い致します(^^)
それでは皆様、どうぞ良い年をお迎え下さい。