
本日は、我が愛機達ではなく、身内のクルマのお話し(笑)
写真は弟の愛機、DC5であります。
1年程前のブログでも簡単に触れたコトのあったDC5です。
実はこのほど、社長様のステージⅢ仕様エンジン、
つまり・・・、
いきなりフルチューンエンジンに生まれ変わりました!!
ホントのハナシですよ・・・。
それでこのニューエンジンですが・・・、マジでヤバいっス(汗)
めっちゃ速そうっス(笑)
コトの発端は2ヶ月ほど前、弟のDC5はある日突然、とあるエンジン不調に見舞われました。
社長様の診断の結果、このまま修理して乗ってもまぁもう少しイケるかな・・・、とのコトでした。

5月の東北チャレンジカップに参加した際にも、着々と進化している様子を見せたDC5でした。
いろいろと考えた挙句、今回のエンジン不調の修理をきっかけに、いつかはヤルんだし・・・と。
覚悟を決めた弟は、一気にステージアップの大ナタを振るう決断をしたのでありました。
で、社長様への弟のオーダーであります。
「全て、社長様にオマカセ致します。どうぞ、お気の済むように造って下さいまし」
・・・そんなオーダーがあるかオマエ(爆)
でもまぁ、その気持ちはよく分かる(笑)
そんなワケで社長様のお店には、おなじみの戦闘機と将来の戦闘機がしばらく並んでおりました。

いいトシした兄弟が、揃いも揃ってナニやってんでしょう、まったく(笑)
しかし、フタを開けてみれば、やはりこのタイミングで正解!という結果がアチコチに(^^;)
ソコに触れだすとまた長くなりますので、今回は割愛させて頂きます。(またかよ・・・笑)

ちなみに、コレはまだ作業前のK20ブロック。分かる方はコレで分かるのでしょうか・・・(笑)
社長様には何度か作業途中のエンジンを見せて頂きましたが、
B型とK型の違いがいろいろあって、非常に面白いものです。
エンジン元々の基本特性を生かしての、より実用的なレーシングエンジンの製作。
まさに場数を踏んだエンジニアの経験や知識、さらに独自の工夫を加味して造り出されます。
実は半年程前になりますが、オリジナルのインダクションBOXも製作&装着されておりました。
コレも社長様によって、いろいろと工夫された一品でありました。
この吸気システムの製作も、いずれ訪れるフルチューンエンジン製作を視野に入れてのコトであり、
ある意味では、もうエンジン製作に着手したとしても、タイミング的にはOKな時期でもありました。
さて、今回のフルチューンエンジンの特長の一つが、このピストンです。

なんですかコノ、素敵なカタチと輝き・・・(☆∀☆)マブ杉
毎度のコトでございますが、見えなくなるのがホントに勿体ナイ(爆)
この一品、なんでも米国からの輸入品で、ワイセコというメーカーの鍛造ピストン。
二輪エンジンの部品メーカーとしては、かなり有名なメーカーだそうです。
それにしても、EGのエンジンにはドイツのマーレ社製鍛造ピストンが使用されておりましたが、
その他にもCP社とか今回のワイセコ、国内だと有名なトコでTODAとかですか。
同じ鍛造ピストンでも、それぞれが皆違う特性を持っているワケですよねぇ・・・。
それを使い分けて、スペシャルなエンジンを製作するって、やっぱり素人には真似できません・・・。
クルマに関しては、自分も立派な素人の端クレでありますが、
社長様と出会ってからは素人らしくない事を沢山学んでおりまして、大変有り難いコトであります(笑)
それはさておき、遂にDC5のスペシャルK20・2017SPECエンジンが完成致しました。
おそらく、戦闘機EGシビックのB18・2017SPECを凌駕するエンジンだと思われます。
で昨日、完成したエンジンが載ったDC5で、弟と慣らし走行ドライブに行ってまいりました。
まずは出発前にハラごしらえ(笑)

からの、高速道路約600kmの慣らし走行に出発。
途中の道中では悪天候もアリ・・・

しかし、弾丸ツアーで慣らし走行は一日で終了致しました(笑)
お店に戻った時には、既に日も暮れておりました(^^;)

道中のほとんどは弟がドライブしましたが、帰りの100km程は自分もドライブしてみました。
・・・いやはや、コレ公道は速すぎてアブないっすよ(爆)
まだ慣らし走行なのに、なんですかコノ速さとトルクは・・・(@o@;)
それでいて、エンジンはもの凄く静かで、どこから踏んでも滑らかに伸びていきます。
更に、VTECに切り替わるのがほとんど気付かない程の力強いフラットトルク。まるでモーターです。
今日は慣らし走行であり、まだアタリが出る前のエンジンなのに、ナニコレ・・・?(汗)
うーん・・・、コレはいつか、ホントに戦闘機のEGを越えていくマシンになるのかもしれないなぁ・・・。
そんな将来への期待と楽しみが垣間見えた、あっという間の慣らし走行の一日でした(^^)
さて、そんなワケで慣らし走行も無事完了致しまして、DC5は再び社長様にお預けです。
オイル交換やら各部のチェック、最終的なセッティングを経て、近々SUGOでのシェイクダウンです。
弟のDC5も遂にというか、いよいよ戦闘機に向けての大きな一歩を踏み出しました。
まあ、サーキットでの本気走行となりますと、公道とは状況も速度域も一変しますのでね。
ポンと簡単にタイムは出ないとは思われますが、クルマに慣れてきてからが楽しみです。
そしていつの日か、ウチの戦闘機を後ろからブチ抜くレベルの領域までイケたとしたら・・・。
うーん・・・。コレはもう、考えただけでも楽しそうですよねぇ(笑)
いやいや、まだまだそうはさせませんよ(笑)
抜かれないようにガンバろ・・・(爆)