
先日、仕事で福島県は相馬市へ。
1番機DB8、久々の業務発進(笑)
で、最近出来た新興住宅地まで行ってまいりました。
ココに近々建築する物件がありまして、
設計前の敷地現況確認というヤツです。
ナンにも、問題ございません。結構な土地でございます(笑)
小一時間ほど、現地で種々の確認、測量、現況撮影を終え、さーて帰るかなと。
でも、せっかく隣県まで来ましたので、天気も良いコトですし、
インテに乗ってるコトでもありますし、ちょっと遠回りして帰りましょう。
相馬市から福島市へ抜け、仙台方面に帰るルートです。
通る道はやっぱり、国道115号線。伊達市霊山町を抜け、ひとまず福島市へ。
途中の伊達市霊山町。

なんとも美しい空の青。あの頃と何も変わってないな・・・。
ココはいろいろと、思い出多き場所。インテの頭上に見える看板は、

遊びに行ったコトのある方も多いでしょう、「りょうぜん こどもの村」
子ども達がまだ小さかった10年位前は、10月になると毎年遊びに来ていた思い出の場所です。
アスレチックや体験館、工作教室など、子どもにはスゴク楽しい遊びと学びの施設なのです。
10年ほど前は自分、クルマ遊びは冬眠中の期間でした。
勤務先の倒産を機に独立して生計を立て始めるも、クルマ遊びはやはりお金の掛かる遊びです。
例外もあるでしょうケド、子ども達を連れ歩いて遊べる期間はいいトコ小学校卒業くらいまでです。
家族で遊び歩けば、当然おカネも掛かるワケでして・・・。
そんな事情で、なかなかクルマ遊びにおカネを廻す余裕はありませんでした(^^;)
その分、この時代は子ども達をアチコチに連れ歩きました。もちろん常にクルマ移動です。
最も遠方だと姫路まで行きました。2番機のファミリーカーで。
走りたい気持ちを抑えて、費やしたおカネと子ども達と過ごした多くの時間。
子ども達が大人になってからも、親に連れて行かれた多くの場所を覚えていて、
見聞が広がるコトで子ども達にとっての良い経験になっていけばイイなと、そんな感じでした(笑)
その中でも、ココは子ども達にとっては特にお気に入りの場所でした。
これは平成20年頃の写真かな?この日も同じように、それは美しい蒼空でした。

子ども達の背後にそびえる名峰霊山。剥き出しの岩肌が、大自然の雄大さを感じさせます。
この場所は10月が最高で、本当に美しいトコロなんですよね。
あのツリーハウスや多くの遊具、楽しかった地下の体験コーナー。今はどうなったんだろ、とか。

子ども達も成長して嬉しいような、寂しいような、もう家族で訪れるコトもないだろな、とか。
さすがに施設の駐車場まで行くと、当時を思い出してホントに泣けてきそうなのでヤメときました。
そんなムカシを思い出してしまった、ちょっとだけ寂しく、美しい秋の蒼空でした・・・。
さて、とりあえず思い出に浸ったところで、次に目指す福島市の山の中・・・。
福島市の山ん中といったら(笑)

?・・・なんでよ(爆)
いや、ココにお昼を食べに立ち寄ったんです。(ウソつけ・・・)
ホントにおいしいんですよ、名物のリンク弁当(笑)
この日は天気の良いサーキットシーズンでもあり、平日にも関わらず、なかなかの台数でした。

リンク弁当は既に到着しており、遅れて到着の自分の分だけがポツリと残っておりました(汗)
そんなワケで、先に到着していた友人のしゅうさんに頼んで貰ってたリンク弁当を頂きました。
なんとも美味でした。・・・弁当は、SUGOよりリンクに軍配(笑)
はい・・・、もうお分かりですね(爆)
仕事のついでに、知り合いが集まっているリンクへ行くのが本日の目的でございました(^^)v
誰ですか、リンクが目的で仕事がついでだろとか言ってるヒト(笑)
しかし本日は、インテで走るためにやって来たワケではありません。

リンク弁当も目的ですが、友人たちの走る姿を見学にきたのであります(笑)
そしていよいよ、本日のお目当てです。
PITの中には、久しぶりにサーキットに現れた、あのスーパーマシン・・・。

この黄色いEK9を3年ぶりに見るコトができて、これまた懐かしい思い出に浸ってしまいました。
(今日は思い出巡りの日?)
そのマシンは、友人のKAZ@マイペでさんのEKシビック。
彼のブログには、蔵出しと表現されておりました今回のリンク走行。
あれ・・・?しゅうさんじゃありませんか。奇遇ですねぇ、今日は違う黄色ですよ(爆)

しゅうさんも、良い体験ができた様で何よりでした(^^;)
黄色いEK9。
実はこのマシン、正真正銘の戦闘機です。
誤解しないで頂きたいのは、なんでもかんでも戦闘機と言っているワケではありません。
このEKは、ホンモノなのです。どんだけのマシンなのかってそれはもう・・・。
ウチの戦闘機の前を走れる、トンデモないスーパーマシンです。
自分はオーナーではありませんので、あまり詳しく説明は出来ませんケド・・・。
一つだけ言えるのは、ウチのEGシビック、そしてこのEKシビックの製作者は同じ人物です。
つまり、3年前に社長様が製作した最新鋭戦闘機で、EGと同じDNAを持つバトルマシンです。
本日はこのEK9を見るために、そのためだけにリンクに来たと言っても過言ではありません。
なぜなら、このEKシビックこそ、自分の乗る戦闘機EGシビックを越えるために製作された、
もう一台の超本気マシンであり、長い間サーキットに現れるコトのなかったマシンだからです。
自分は、EGが敵わないマシンがあるとしたら、それはこのEKだけだと本気で思っております。
そのEKシビックがこの日、それなりに元気に走っている姿を見るコトが出来ました。
3年ぶりにサーキットを走行する、旧知のKAZさんの姿も見るコトが出来ました。
それだけでも、今日リンクに来た甲斐があったというものです・・・。ホント来て良かった。
自分もそうですが、長くこの遊びをやっておりますと、走れない時期ってのが必ずあるものです。
KAZさん自身も現在、諸々の事情で走りから遠ざかっており、本日は久々の走行でもありました。
そのKAZさん曰く。
諸般の事情によって、自分はもう、このEKで本気走りは出来ないけれども、
EGが復活したように、いつか次の本気ドライバーが現れるまで、このEKを大切に保管したい。
コレはKAZさんの、真の本心なのだと思います。
とは言え、コレだけの超本気マシンです。
ましてやこのEKは、EGと同様に本気バトルをするためのファイターマシンでもあります。
間違っても、ファッション感覚で乗るようなチューニングカーではありません。
戦闘機だけに当然ナンバーもありませんし、そのような素性のマシンですので、
コンディション維持のため、走ることもメンテナンスというコトでの今回の蔵出しであったようです。
KAZさんからは、その旨の連絡を頂き、リンクへのお誘いを頂いていた次第でありました。
KAZさんとは10年以上前からお互いを認知しあう関係であり、
自分は当時KAZさんの乗るDC2をDB8で追いかける立場でした(ブッちぎられましたケドね、笑)
お互いに走れない時期、走れる時期、それはヒトそれぞれにいろいろな事情があるものです。
しかしあらゆる事情があっても、EGとEKは違う車両であっても、それでもやっぱり、
社長様が本気で製作した戦闘機に対するリスペクト、コレは同じなんだなと。そう感じました。
自分は今現在、社長様のサポートのおかげでEGで走るコトができています。
戦闘機本来のメンテナンスと、完全調子を維持する為の多くのチェックやセットアップ。
これらは、製作者である社長様にしか出来ない事を自分は理解しているつもりです。
コレは自分自身における、いわゆる無知の知というヤツです。
それはそのまま、もう一台の超本気マシン、EKの場合にもあてはまる事だと理解しています。
KAZさんに代わって、いつかこの戦闘機を走らせるコトになるであろう未知のドライバーにも、
願わくば同じ思いを共有して欲しいものです。
そうでなければ、EK本来の走りは不可能であり、真の実力も発揮されない事でしょう。
いまだ見ぬそのドライバーたる人もまた、真剣に考え本気で走る人であって欲しい。
それは、戦闘機に乗れる幸運を得られた一人として、あくまで自分が勝手に願っている事です。
そして、いつの日かこのEKシビックが、EGの前に立ちはだかる最強の戦闘機として、
再びサーキットの本気舞台に戻ってくる日が来る事を、それを願わずにはいられません。
EGシビックを超えるかもしれない、それほどの、ホンモノの戦闘機なのですから・・・。