かれこれ数年前からS207風のリアバンパーサイドダクト(エアアウトレットグリル)を取り付けたいと思っていたのですが、よい品物に巡り合えず伸び伸びになっていました。
今回やっと取り付けできたので、顛末を記しておこうと思います。
まず最初に買ったダクトはヤフオクで落札した台湾製のモノ。

表面がデコボコしてるのわかりますでしょうか。
とても取り付け出来るレベルの品物ではなく、取り付けは断念しました。
そして今年、某ショップ製のリアバンパーダクトの存在を知りました。
これは両面テープ留めではなくネジ固定できるタイプで、脱落する恐れも無いと考え二度目のダクト購入を決意いたしました。
2時間近くかけてショップまで出向き商品を購入。
ところが家に帰って検めると、ダクト部の網の貼り方が縦向き、横向き、表、裏と4か所ともバラバラな取り付け方でビックリ!
慌ててショップに連絡したところ、交換してくれるとの事で数日待ちました。
ところが、代品として届いたリアバンパーダクトの出来の悪さに愕然( ゚Д゚)・・

まずこれ。
網の貼り方がおかしいと申告して交換してもらったのに、貼り方の向き(表裏)が合っていません。
そしてこれ↓

購入の決め手となった取り付けネジ。あきらかに斜めってます。
交換前の品物は網の貼り方はダメだけどネジは真っ直ぐ生えていた。代品で届いたのダクトの方があきらかに品質低下しています。
加えてダクト部の穴の反りがたまらん状態

これらの写真3枚をショップにメールで送りました。
すぐにショップの社長から電話がかかってきて、工場に作り直させるから再度代品を送らせて欲しい。とのこと。
モノを作っている工場は、無限のパーツも作っているので腕はいいはずなんだ、とか。とにかく下請け工場のせいにするんです。あきれてしまいました。
自分のショップの製品として売るんだから工場がどうのではなくて、すべて社長のあなたが責任を持って対応すべきなんじゃないですか?だいたい不良品の代品を送るのに検品もせずに送ってくるなんて、どういうことですか?等々のやり取りをしましたが、もうラチがあかないので再度代品を送ってもらうことに。
やっと届いた代品も左右で反り方がかなり違ったり、穴の大きさが4か所バラバラだったりと60点といった出来ではありましたが、この製品はこれが限界なんだなと思う事としました。
車両へ取り付け前、ダクト自体をかなり手直ししました。
まず標準で貼り付けてある銀色の網は剥ぎ取り、目の細かい黒の網に貼り替え。

加えて穴の大きさの修正に表面のヤスリ掛け。形の修正などなど。
それらの加工を経てやっとクルマへの取り付けとなります。
まず穴をあけまーす
切り取った部分をボコンと取り外しまーす

ここまでで一日目は終了。
板金工場にダクトを持ち込み、塗装してもらいました。
翌週、塗装が完成したダクトの取り付けをします。
リアバンパーをサクッと外して、取り付け面を脱脂。プライマーを塗ります。
薄い超強力両面テープをダクトの裏面に貼り、バンパーに装着します。
あとはバンパーを戻すだけ。

完成の図
今回はいろいろな意味で大変お勉強になりました。
商品を買ったらその場で検品しよう!とか、他の皆さんのレビューをよく読もうとか。
何かと人と違うものを買って痛い目に遭うことが多いので、今後の商品購入には注意をしたいと思います。でもきっとまた珍しいもの買って失敗するんだろうな・・
それと今回のダクトですが、ショップに対して改善ポイントを散々申し伝えましたので、多少は改善しているのではないかと思います。
でも安心感を得たい人は素直にデルタスピードのダクトを買いましょうww
Posted at 2020/12/07 23:12:35 | |
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