2008/10/14
Mote-Laジョイフルスクール ビギナー 外周コース
生徒8名参加 +プロドライバー講師2名
Best 30秒747
曇りのち雨
参加費\20000
今回でモテラに乗るのは2回目。
前回、初めて乗ったら面白くってすっかりはまってしまいました。常に同じ車両を使ったプロドライバーとのタイム比較が出来るので、自分の走りがどれほどなのかすぐに確認できます。
今回、モテラにまた乗りたい、と思ってスクールの予約をしたら申し込み開始から数日経っていたのですでに満員。キャンセル待ち予約というのができるので、予約したらすでに私の前に6人ほどキャンセル待ちをしている状態でした。
いつもなら、走行イベントに一人で行ってもつまらない、というより一人だったら行かないほうがマシくらいの考えなので、いつも走行会やカートでご一緒する方々を誘うのが当たり前ですが、今回は開催間近の平日のイベントでしかもキャンセル待ちという状態だったので、せっかく仕事を休んでも参加できなかったりすると迷惑をかけるので誘いませんでした。
そしたら運良く(悪く?)キャンセル待ち予約の順番が回ってきたというお知らせメールが!
私はこの時期、年休をとりやすい時期だったのでサクッと参加決定。
そして当日。
最近マイブームの集合時刻を偽って記憶させる、自己暗示により見事遅刻せずに到着w
私が時間通りに来ると、驚く方をサーキットなどでよく見かけるのですが、私自身も驚いてしまいます。(アホですね)
到着後、受付をしたり
(参加費は当日支払いOKというのがすごく良い!)着替えたりしていると・・・なにやら私を見つけて近づいてくるお人が・・・えーとえーとどちら様?と思ったらあれま!アップルフォーミュラランドでチャンピオンになっちゃったりしている
Sgrさんでした。あぁ、そうだ、白のRX-8でしたよね、ええ、ええ。Sgrさんとお会いするのは2回目で、初めてお会いしたのはSgrさん提案でみんカラカートクラブで参戦した
F1リゾート秩父のレースの時です。
Sgrさん、モテラは今回初めての乗車という事でしたが、以前から興味があって参加を狙っていたそうです。
当初はひとりぼっちのイベントになると思っていたので、これで楽しめそうです。同時にアップルチャンピオンも参加となると尻に火がついた気持ちにもなりましたw
スクールの内容はこちらの
公式サイトに分かりやすく載っています。
本日の講師は、フォーミュラニッポン、GT選手権にも参戦した事がある
加藤正将選手、それと
山本泰吉選手でした。山本選手はグランツーリスモのアドバイザーもやっている方なんですね。スーツとヘルメットにグランツーリスモのロゴがあり、とてもカッコいい!私も貼りたいな~~。
ビデオを見た後、コースの慣熟歩行。
(写真)
その後、先導車のあとにくっつていゆっくりとラインの学習を2周ほどします。
AとBの二つのグループに4人づつに分かれて走行。各クラスに1人の講師が担当します。
今回の生徒は、Sgrさんのようにモテラ初乗車の方から、10回ほどスクールに参加している方もいて、走行経験も様々、タイムも様々。
講師1人あたり、生徒が4人なので、アドバイスをもらえる時間、コース上で走りをチェックしてもらえる時間もたっぷりです。
モテラジョイフルスクールはビギナークラスとエキスパートクラスが存在し、今日私が参加したのはビギナークラス。この
ビギナークラスで32秒を切る事が出来れば、エキスパートクラスに参加する権利が得られます。
フリー走行1本目(逆バンクにパイロン設置)
(写真)
32秒194
この最初のフリー走行だけは、逆バンクに目印となるパイロンが設置されるので通常の外周コースよりタイムは落ちます。この1本目から32秒切りを狙ったのですがそれは失敗に終わりました。ですが、次回スクールに参加したときには最初の1本目で32秒は切れるはずです。
フリー走行2本目(写真)
31秒160
1本目の走行後、山本先生は各生徒にアドバイス。私に対しては、「リアが安定していない、突っ込みすぎ」というようなアドバイスだったかな?前回のバトルゲームスでの反省から、今回は各コーナーでどこまで突っ込めるかの確認だったので、マシンの挙動が乱れまくってるのは仕方の無いところ。特に1コーナーを重点的に確認しました。と同時に山本先生のラインをパクっていろいろ試しました。
ここで
32秒切り達成です。
そして二人のプロドライバーのタイムもチェックしつつ・・
フリー走行3本目(写真)
30秒747
3本目は生徒の走りを、先生が後ろから追いかけながらチェックです。
私はまだ試したい事があるので、各コーナーで挙動を乱しながら走行。1周のまとめ方の完成度がやや高まってきたところで、キレイにタイムを出す走りに変更。ピタッとクリッピングポイントを通過するたびに
「どう?いまの」
「ほら、どうですか?これ」
と後ろに張り付く山本先生に心の中で訴えながらwアタックすると・・・
出たーーー!30秒747。
この時点で二人のプロドライバーのタイムを上回りました。こりゃ、乗車2回目でオーバーオールできちゃうかも?の野望が・・・
フリー走行4本目(写真)
30秒991
講師のお二人は、生徒の走りをチェックする事がメインなのでマキシマムアタックをしているのかは不明です。ですので本当の戦いはシリーズ戦であるバトルゲームスで行う事になるのでしょう。
ひとまず今回のスクールでは、
加藤先生は30秒780でしたので、わずかに私が上回る事になりました。しかしフリー走行4本目にて
山本先生は30秒587!あっさり負けました。
でもこの4本目はとてもアツかったです。山本先生に後ろにピタリと張り付かれながら、1周ごとにトップが入れ替わるファステスト合戦でした。テールトゥノーズの接近戦は、もはやスクールだかなんだか分からない状態でしたが、とてもエンジョイできました。
今回は写真盛りだくさんで、レポートは計5点のフォトギャラリーにも書いてみました。
ベストタイムだけで見ると、プロドライバーと互角に見えてしまうのですが参加した私本人から見ると、その差はまだまだ大きいです。なにが違うかというと、精度ですね。これは練習する事でしか向上できないのでしょうが、私のポリシーのひとつに、
いかに少ない練習量で高いパフォーマンスを出せるかという考えがあるので、たくさん練習したくないという気持ちもあります。(金銭面的にも厳しいので)
ひとつのコースをひとつのマシンを1000LAPも10000LAPも走れば、上手くなったり速くなったりするのは当たり前。そんな走行量豊富な相手に、自分はより少ない100LAPのみの走行量だけで勝てたらカッコいいな、と考えています。
プロドライバーは初コース、初マシンで高いパフォーマンスを出すわけですからね。尊敬してしまいます。
トータルで55分の走行を終えると、最後にミーティングです。タイムシートの配布もあります。32秒切り達成は、Sgrさんと私の2名でした。
山本先生からは「特に指摘するところはない、タイムも出てるしね。タイヤが冷えてるときは気をつけて」とのお言葉をいただきました。
タイヤの件は、私が走行開始2周目あたりの3コーナーでコースをはみ出してしまった為の指摘です。その走行枠では、最初からいきなり山本先生が私の後ろについて走りをチェックする体制になったのですが、そこで私は「先生を引き離し、走行をチェックできない状態に持っていけたらどんなアドバイスがもらえるのだろう?」とバカな事を思いついてしまい、その数秒後には冷えたタイヤに足元をすくわれるという恥ずかしい結果になったのでしたw
フォーミュラマシンをレンタルで約60分の走行に加え、プロドライバーのレッスン付。
マイカーでミニサーキットの参加費約¥13000、筑波2000は約¥20000、国際サーキットなら約¥25000~であり、さらにブレーキパッド&ローター、ガソリン、タイヤ、各部オイルなどの消耗品の費用がかかります。それと比較すればこのモテラスクールは非常にお得といえるでしょう。
レンタルカートと比較しても、2回分ほどレースを我慢すればモテラに乗れちゃいます。
スクールの後、モテラの会員走行の時間になったのですが、なんとそこに
ftkさん参上。バトルゲームス直前という事もあり、常連さん達が集まってきました。平日なんですけどねw
私も前回のバトルゲームス パフォーマンス賞で頂いた走行券で1本走る事にしました。車両No16。しかし午後から雨が降り始め路面はウェットに。わーい雨だ~、と喜んで走行開始、そして3周で最終(第2)ヘアピンでグラベルに埋まりましたw
ほんとにF1中継を見ているように、グラベルに埋まるとリアタイヤは悲しく空転するだけで何も出来ません。
タイムは
55秒391(ウェット路面、フルコース)
貴重なウェット路面のモテラ走行のチャンスを一瞬で不意にしてしまいました。
この記事は、
10/14 Mote-la ビギナークラス スクール について書いています。
この記事は、
雨にたたられる について書いています。