2009/09/06
もてぎダートトラック2&4レース第7戦
プレイングミジェットカークラス
ツインリンクもてぎ
参加者11名
練習 5位
予選 1位 14秒121
決勝 1位 13秒758(ファステストラップ)
晴れ 30度くらい?
参加費\5000
いつもは車でもカートでも舗装路を走っているわけですが、この日はグラベルというかダート路面を走ってきました。
この日は祖母の七回忌だったのですが、そちらへの参加は断念。その代わり祖母への追悼の気持ちを込めてレースに挑みました。
ダートトラックで2輪(バイク)のレースと4輪(プレイングミジェットカー)のレースを行うイベントです。バイクは排気量ごとにたくさんのクラスがあり、4輪はプレイングミジェットカーの1クラスのみ。
このレースで使用されるプレイングミジェットカーは、
山本ヤスキチ選手が講師のミジェットカースクールで使用されるものとは別物で、かなりパワーの無いマシンです。
このイベントには初参戦。しかも練習無しのぶっつけ本番です。
Mote-Laでおなじみの方も数名参加されていました。
写真
練習ヒート
5位
くじ引きで1クラスと2クラスに分けられ、私は1クラス、最初の走行です。参加台数11台なので半分の台数の1クラスがコースイン。マシンのハンドルはトラックのような角度で取り付けられており、乗車スペースはロールケージで覆われているため乗り込むときはリアタイヤに一度乗って、そこからロールケージの一番上から入り込みます。多少体が柔らかくないと乗り込めないでしょう。
シートベルトは5点式ですが、モテラの物と違ってバックル部分?がフック式なので頭が悪いと装着に時間がかかります。私はすご~~く時間がかかりました。そのフックにもうひとつ取り付けるものがあります。マシンが横転したときに腕を車外に出さないように紐のついた腕輪を上腕に取り付けるのですが、その腕輪の紐もシートベルトのフックに取り付けます。紐がベルトにくっついているので、腕が車外に飛び出ないようになります。
さて、コースインして走ってみると、非力なエンジンで速度はそれほどでもありませんが、コーナーは予想通り難しい。ほぼアクセル全開のままで周回を重ねますが、コーナーでのドリフトコントロールに苦戦します。11台中5位。Mote-La、SP1クラスでおなじみのN村さんは1位!さすがでした。
くじ引きで引いたマシンはJ。
タイムドプラクティス
1位
予選ヒートです。このタイムで決勝レースのグリッドを決定、そして参加台数が多い場合はDivision1とDivision2へクラス分けされるのですがそのクラスもこのタイムドプラクティスで決定されます。表彰の対象はDiv1のみ。つまりDiv2で1位を獲ってもなんの表彰も無し。Div1に入らなければお話にならないわけです。
常連さんと思われる方々の話を聞いていると、滑らせたらタイムロスだ。との情報が。練習ヒートでドリフトでカウンターステアが綺麗に決まらないな~、とか言っている場合ではなかったようです。ダートだからコーナーはドリフトが普通なのかと思っていたら、あまりそういう走りは良くないようです。
さらに常連さん達はエア圧の調整を始めていました。参加者が車を調整していいのか?と思うのですがこのレースはそういうもののようです。コースにおいてあるエア充填可能なエアゲージで調整可能ですが、私は初参戦なのでエア圧のデータを持っていません。なのでエアは変更せずにそのまま走行。どんなエア圧が良いのかほとんどの方が教えたがらない様子でしたが(競技なのだから当然といえば当然)N村さんが教えてくれました。ありがとうございました。
まあ、面倒くさいのでエアは変更せずにアタック開始。練習ヒートのように素敵なドリフトを目指す努力はやめて、リアのスライドを減らすドライビングに徹します。カウンターステアも減らしたりして、良さそうなドライビング方法を探します。コース上を走れるのは約5分。そのうち後半の2分のみがタイム計測の時間帯。その時間帯にクリアラップが取れるように車間を調整。結果は14秒121で1クラス終了時点で1位。そしてN村さんのいる2クラスの走行が終わっても電光掲示板は1位のまま!うひょーー、初参戦でポールポジションです。N村さんは4位。
乗車マシンはA。
決勝レース
1位(Division1)
予選1位のため、Div1に入れました。決勝レース前にエア圧の調整をしようかと考えましたがやめました。私がモータースポーツで楽しみなのは運転技術の競争であって、車のセッティング技術や車の性能の競争をすることではありません。
そのままのエア圧でコースイン。スタートはローリングスタート方式です。スタートは問題なく成功し、トップで1周を終えたところで1コーナーで2台が接触しコース上で止まって赤旗中断。トップが1周を終えたあとに赤旗が出たので、再スタートのグリッドは赤旗が出る直前のグリッドでやることになるのかと思いましたが、完全にスタートやり直しとなりオリジナルグリッドで再スタートとなりました。再スタート後もスタートは成功。イン側に視線をやるとインを狙っているマシンの姿を確認。しかしそれは2個のターンで確認しただけでその後は後方のマシンの気配はなくなり、2位に5.9秒差をつけて1位フィニッシュ。
タイムは13秒758でファステストラップ。
N村さんは、混乱に巻き込まれ一時は最下位に落ちながらも4位でフィニッシュ。13秒台に入れたのは、私とN村さんのみでした。
乗車マシンはE。
その後は表彰式。トロフィーを頂きました。
決勝レースでペナルティを与えられたドライバーが1人。ターンでインカット、つまりショートカットです。オフィシャルはこういった行為に厳しくペナルティを与えて欲しいです。皆、紳士的に、決められたルールの中で極限までマシンをコントロールして競技をしようとしているわけですから。ちなみに決勝1コーナーで赤旗の原因を作ったのも同じドライバーでした。(録画映像で確認)
あとでリザルトを確認すると、ポールポジション、決勝1位、ファステストラップ、全周回1位、と4つを制覇し初参戦ながらグランドスラム達成となりました。
このイベント中、Mote-Laや数々の走行会でおなじみの
EXM34さんが来場。そしてインプレッサの
かずゆさんも来場で初対面となりました。わざわざお越しいただいてありがとうございました。
今回のイベントは昼過ぎには終了。2輪クラスは丸1日のイベントですが、プレイングミジェットだけは早めに帰れるのが良いですね。
午後からは、私もそうですが、EMX34さんもかずゆさんもロードコースで開催中のJOY耐観戦が目的です。
早めに申し込めば、参加費も安く、1本辺りの走行時間は短いですが計3本走れてレースも楽しめる。プレイングミジェットカーレース、お勧めです。
Posted at 2009/09/07 23:45:32 | |
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