
11月7日の
Zummy走行会TC1000にて、同じ仕様で0.9秒ものタイムダウンをきっかけにGT-Rのリフレッシュを行おうかと検討中です。12月1日のREV SPEED鈴鹿走行会という遠出の大イベントを控えている事も理由です。
古い車なのでくたびれているところだらけですが、予算も限られてるので少ししか治せないでしょう。
1、純正クラッチの消耗
エンジンを載せ替えた2006年6月にクラッチディスクのみを交換。そのほかの部分であるカバー、フライホイール、ベアリングはそのまま使用し続けているので、何年間使用されているのかは不明。ディスクは2006年からなので
3年5ヶ月使用。その間、毎月1回以上はスポーツ走行を実施、つまり年間12回以上走行。それを3年なので36回以上走行。その中にはレースでのグリッドスタート、ジムカーナでのタイム計測時のタイム狙いのスタートも2~3割ほど含む。普段はブースト0.9で使用だが、私にとってモナコGPと言えるSKGジムカーナのみはブースト1.1を使用(ブースト1.1時、423ps、47kg/m)。こんな使い方を続けて、純正クラッチのフィーリングは悪化もせず、変わる事もありませんでした。が!2008年10月あたりのSKGジムカーナのスタートでクラッチを滑らせすぎてしまい、そのたった1回のミスだけでクラッチのミートポイントが変化してしまいました。でもそこでご臨終とはならず、その後も普段乗りもOKだし、2009年7月のSKGジムカーナではコースレコードを出すほど問題なく使用。まだ使えそうではありますが、先日のTC1000にて、ホームストレート3速加速時にクラッチの滑りらしいものを1度体感。
SKG後はミートポイントも変わってしまったし、3年以上もハードな使い方だし、クラッチの踏力の重さを改善できるかもしれないし、鈴鹿での旅先で立ち往生になったら大変だし、という理由でクラッチの交換は決定です。
出来る事なら自分が実験台となり、このようなハードな使い方をクラッチが終了するまで続け、どれくらい純正クラッチを持たせられるのかという実験をし、世の中の第2世代GT-Rユーザーに伝えたかったです。これからクラッチ交換を迎えるGT-Rオーナーが、無駄に強化クラッチに交換して、毎日の運転が苦痛にならないために。
2、燃料ポンプ、壊れる前にリフレッシュ
燃料ポンプの故障は、だんだんと調子が悪くなるものではなくある日突然壊れる、と聞きました。壊れると車は全く動かず。こんな事が旅先で発生したらレッカー代だけで燃料ポンプ交換が出来てしまいますよ、ってな事で怖くなって交換したくなりました。平成5年の車ですから16年も使ったポンプなわけですから。
ブレーキサイズも小さく、これ以上パワーを上げる事は出来ないバランスに仕上げているので、燃料ポンプは純正品で十分。万が一にもタービンをサイズアップする事は無いとは思っていますが、例えばこの先タービンブローして修理となった時、純正タービンが超値上がりしていて1機20万になったらツインターボなので合計40万円。さすがにそこまでの金額になってしまったら通販で30万円で買えるGT-SSタービンを買うかもしれません。GT-SSタービンをまともに動かすために必要な補器類(インジェクターやカムなど)を含めた金額が、純正タービンを買って修理するより安いとなったら純正を選ばない可能性も高まります。
そんな事を考えると、その補器類のひとつである燃料ポンプを大容量のものにするのも悪くは無い。ポンプだけ大容量になる事でのデメリットはどうやらなさそうです。逆にパワーアップなどのメリットも無し。ECUのリセッティングも必要ないとの事。さらに、純正品のポンプは結構値段が高く、大容量ポンプと値段の差がほとんど無し。じゃあ、大容量ポンプに決まりかな、と思うのですが
心配なことがひとつ。それは燃料ポンプの作動音。とくにサーキットで見かける大パワーGT-Rはほとんどがミーーーーーンという大きなポンプ音を出しています。あれは耐えられません。ニスモのポンプはそんな感じらしいので候補から外れます。GT-Rマガジンで見かける
RH9の
燃料ポンプが気になっています。音が静かな設計と書いてありますが本当に静かなのか?純正に比べてどうなのか?¥29000前後と値段も安い。
ということでRH9製が本命です。
東名など他にもメーカーはありますが、結局中身はサードだかボッシュが作っていてどれもニスモと変わらないという情報もありますがどうなんでしょうか。
RH9燃料ポンプが良い品で無いならば、BNR34純正ポンプを選ぶ事になりそうです。
3、ブーストの異常、パワーダウン
なんとなく今年5月くらいから感じてました。5月のポテンザエキサイティングステージで、気温30度以上とはいえ、タイムの落ち幅が周りの車より大きい。そして前日に発覚した
TOMEIエキマニ割れ。後日、純正エキマニに交換して、まあ普通に走れてるな~って感じでした。でも加速時にチェックするとなんとなく変な感じ。
2速全開で加速したときにグオオオオオとブースト計の針が0.7くらいまで上がり一旦止まりその後ブーストコントローラーの設定値である0.9に達する状態。んん?なんか今までと違う、おかしいぞ。
以前の元気な時は、
2速で加速時、グワン!と一気に設定値の0.9を超えてオーバーシュートで約1.0くらいまで上がり、その後瞬時に0.9に落ち着く、という一般的に言う正常なブーストの動きだったのに。
そんな変なブーストも知らん振りをして乗ってましたが、先日11月7日のTC1000での0.9秒ものタイムダウンをきっかけにやはりパワーダウンしてるのか?という疑いが再発。(以前の良いタイムのときと最高速の比較は出来てませんが)
なので、知らん振りしないで、ちゃんと治したほうが良いかもしれません。
この不具合の原因が、ブーストのホースからエア漏れ、点火時期のズレ、などであれば簡単に治せそうで助かるのですが、エンジンの圧縮低下、タービンの性能低下(ブロー)などの重症だとすると予算的に治す事が難しくなりそうです。
ターボ周りの不具合か?エンジン側のトラブルか?あ、あとリサーキュレーションバルブ(ブローオフバルブ)とアクチュエータの可能性もありそうです、これなら予算も安そうです。鈴鹿に行く前に治したいのですが、ちょっと間に合わないようです。
4、各ギアに入りづらくなってきたミッション
中古車なので最初から多少はギアの入りが悪い事もありましたが、次第に悪化。一番気になっていたのはサーキットなどでの全開時に4から5速に入れるときにギャッと鳴る事。普段の街乗りでは常にダブルクラッチを使うなどしてミッションを労わっていました。FSWや鈴鹿などを走行時には5速に入れるときのみはサーキットでもダブルクラッチを使用。そして今回の11月7日のTC1000で、2から3速に入れるときにド派手にギャァァァとシフトミス。あれほどギアが入りづらい瞬間はサーキットでは初でした。いよいよ傷みは深刻になってきました。
予算的にすぐには治せないので、壊れる寸前まで乗ることになるかも?Gマガなどでミッション載せ替え大特価が出たタイミングで治すかもしれません。
5、アラゴスタ車高長O/H&仕様変更
バッコンバッコンと縁石乗りまくり走行をしまくりで、これまた3年以上使用した中古のアラゴスタ車高長ですが、特にショックが抜けた感触は感じられないのですが、ジャッキアップしたときにショックからシュコーーーと音がするのですがそれこそが抜けてる証拠らしい?
サーキットのタイムより乗り心地重視なので、超低いバネレートを使用していますが、今より乗り心地が向上できてサーキット走行も多少良くなるならば、1~2キロくらいバネレートをアップしショックのO/Hついでに仕様変更もしてみたい。アラゴスタなので、候補は緑整備センターかジーイングになるのかな。以前試乗させてもらった緑アラゴスタ(車種はZ33)の乗り心地の良さにひどく驚いたので、第一候補は緑整備センターです。
6、すじがねくん or ガッチリサポート導入
マルシェのすじがねくんか
ナギサオートのガッチリサポートの導入を検討中。フロントのフェンダー内に取り付ける骨格のようなもんですな。ナギサオートは11月末にお台場でセールをやるみたいです。行ってみたいけど29日は筑波でジムカーナだしなぁ。
1,2は鈴鹿前に実施、3は根がふかそうなので鈴鹿の跡にゆっくりと、4,5は症状がさらに悪化したときに、6は財布に余裕があればいつでも、というスケジュールで治していこうと思います。
Posted at 2009/11/18 00:04:33 | |
トラックバック(0) |
車修理・メンテナンス | 日記