2010/07/25
群馬サイクルスポーツセンター フリー走行会 Cコース昼
参加台数20台以上
晴れ、夕方豪雨 気温35度以下
F:RE01R 8部山 225-50-16+TE37 8J+30
R:DIREZZA Z1 8部山 225-50-16+TE37 8J+30
ブレーキF:GP SPORTS SCV 5部山
ブレーキR:WINMAX ARMA SS 3部山
ブースト0.9(マニュアル設定50)
アテーサコントローラ4.5目盛(ウェット時7.5目盛)
減衰力 F6戻し R10戻し
エア圧 冷間2.5
油温 110度以下
水温 100度(6回連続走行時)
エンジンオイル カストロールRS
ブレーキフルード Seiken BFR
参加費\8000 15本以上走行、弁当付
レポート
■車のセット&挙動
タイヤ銘柄は前後バラバラ(普段乗り用)だがバランスは特に悪くは無い。
エア圧は、これまた普段乗りのままの冷間2.5なので走行中は3.0くらいまで上がったと思われる。
フロントのパッドも普段乗り用のGP SPORT。このパッドは冬の筑波2000でフェードを起こす性能という事が判明しているが真夏の群サイで6本連続で走ってもフィーリングに変化無し。コースのレイアウト上、ブレーキが冷える区間が長く、ハードブレーキングポイントがほとんど無い為と思われるが、今後コースに慣れアベレージ速度が上がってくるとブレーキに変化が出るかも?
ベーバーロックは無い。去年の鈴鹿から使っているSeikenフルードにフィーリング変化無し。
ブースト圧は約0.9になるようにマニュアル50に設定。オーバーシュートで0.97だったので高い気温によるブースト圧低下が出ている模様。
アテコンは4.5目盛。ミニサーキットやジムカーナ時の8目盛以上より少ない為、立ち上がりでベタ踏み的なことは出来ないが車のコントロールが楽しめた。
減衰力はF6、R8で走るつもりだったが、うっかりR10で1日走った。不満は無い、というかショックの動きを感じ取れない(いつもの事)。次回はフルハード等も試したい。
油温は問題なしだが、順番待ち時でエアコンを使用したため5本ほど連続して走ると
水温100度付近で走行スタートになる事も。走行して戻ってくると2~3度水温は下がる。電動ファン常時ONとした。
アライメントは5月のSKGジムカーナで好タイムを出した
フロント トーアウトの状態。
2009年9月にフロントの車高を15mmアップしている。
■車の不安要素
ブーストの異常
クラッチの磨耗
燃料計異常
この3点は
2009年12月の鈴鹿と同じで現在も放置中。クラッチは11月の鈴鹿までには治す予定。
エンジンオイル長期使用
5月のSKGより前から使用している。記録を調べたら、ええっ?今年1月に交換?まずい。
再びリアデフ異音
去年デフケースやらリングギアやらを交換し修理したが再び音が大きくなってきた。やはり悪の根源はATSカーボンLSDか。リアデフオイルは
MOTUL 90PA。
■走行記録
午前の前半を正周り、後半を逆周り。午後も前半を正周り、後半を逆周りという流れ。
慣熟走行を終え、念願の群サイのコースへ。しかもCコース、正周りなのでHot Version峠最強伝説で使用される区間を走る事になります。
初走行の1本目。正周り。時刻10:40。走行開始は[
1:38]から。
しょっぱなから、「群馬サイクルスポーツランド」と間違った事を言ってますw
走り始めてすぐ、時々発生する持病のABSと4WDのチェックランプが点灯している事に気がつきます。つまりABSとアテーサETSがOFFの状態になっています。走り始めちゃってから気がついたので、仕方なくそのまま走行を続けました。コースを覚える事が目的の為、7割程度の走行。
峠そのまんまのコースなので、コーナーの先がどうなっているのか目からの情報では分からずアクセルが踏めずにもどかしい。ブラインドコーナーだらけ。本当にコースを覚え切れるのか不安になります。
2本目の走行の為順番待ちをしていると、1台クラッシュのため走行中断であると知らされます。コース復旧のための作業に時間がかかり、午前の正周りは終了。逆周りの時間帯からコースオープンになりました。
逆周りの2本目。時刻11:27。走行開始は[
1:40]から。
逆周りの1本目は録画の準備が出来ませんでしたので、2本目から。正周りだけでも1日で覚えきれるか不安だと言うのに、今度は逆周りとなり、再びコースの学習をゼロからし直しです。
逆周り6本目と7本目。時刻12:08。走行開始は[
0:47]から。
コース上で大きなアクシデントは発生せず、続けて逆周りを走りこみます。午前の走行時間帯が終わろうとしている6本目、7本目ともなるとおバカな私でもちょっとずつコースを覚えてきました。前の走行でミスした部分を記憶し、次の走行でしっかりミスを修正したり、前回より高速コーナーでの速度を乗せる事ができるようになってくるのがとても楽しい。裏の高速セクション(小屋がある所)では6本目144km/h、7本目146km/hという具合に。(サーキットアタックカウンターでの表示。純正メーターではこれよりプラス約10km/hの表示か)
慣れてくると、7本目のように前の車に追いつく事もあります。イニシャルDじゃないので無理に抜いてはいけませんが、譲ってくれるのであれば前に出ても良し。
午後の走行。再び正周りから。
正周り2本目と5本目。時刻14:00付近。走行開始は[
0:09]から。
正周りは午前中に1本しか走れなかった為、コースをほぼゼロから覚えていきます。2本目はギアの選択もままならない状態ですが、5本目ともなるとギア選択はほぼ確定し、ブレーキをつめたり、高速コーナーの速度を上げたり。
正周りが終わる15時前の段階で、群サイ常連の
Minekenさんの助手席に乗せていただき学習。さすがコースを熟知しているだけあり、高速コーナーの速度が素晴らしい。自分の走りと比較したところ、ギアの選択や減速区間やラインなど概ね間違いは無い事が確認できた。
15時を回り、逆周りの時間帯に。しばらく車載の撮影は中断。
selenuszelosさんとshezさんに、私の助手席に乗っていただく。コースの学習もさらに進み、裏の高速セクションではshezさんを乗せた時にこの日の最高速151km/hをマーク。
16時ごろ、雨が降ってくる。皆、荷物の片づけを始めるが私はウェットを走るチャンスと思いコースイン。
逆周り、この日最後の走行。ウェット。時刻15:53。走行開始は[
0:48]から。
この時だけ、アテコンを7.5目盛に上げる。林の中のコースなので、路面はまだ乾いてるところも有り。
■感想、今後の課題
念願のコースを走れ最高の気分。行く前にイメージしていた通りの場所であった。昔から思っていたが、一般的なサーキットコースを攻略する事より、峠を攻略する事のほうが難易度は高い。今回は昼間の峠道なので学習の速度は早かった。過去に昼の峠を全開で攻めた事は無かったが(たぶん)、実際に走るととても快感である。ライコネンがWRCにいった理由も多少分かったような?
コースを覚える為に、7、8割のペースで走り始めて徐々にペースを上げていく方法をとった。人によっては、他車の助手席にも自分の走行と交互に乗ったりすると覚え易い事もあるかも。人員が確保できれば、ラリー競技のようにコドライバーを乗せ、コースをペースノートに書いてもらうのが良さそう。
サーキットと違いコースを覚えるのに時間が掛かるが、1本走るごとに少しずつコースを覚えていく楽しみ、昔峠を走りこんでいた時の楽しさを思い出した。
イベントとしては、参加台数にもよるが\8000で十分満足できるほど走行できる。場所もそれほど遠いとは感じない。消火器などの安全装備無しでも走れ、雰囲気的にもゆるい感じ。コースアウトして廃車になったりドライバーが死んだりってのは自己責任なので、せいぜい気をつけて走ってくれ的なイベント。
タイム計測は無いが、全体的に満足度の高いイベント。9月以降、また参加してみたい。
Posted at 2010/08/19 01:54:07 | |
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峠・ドライブ | 日記