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弟が10月のチャオ・イタリアで旧知の方とバッタリ出会ったのを機に、11年ぶり(!)の「年忘れ出石ツーリングオフ」をやろうという話になり、家庭を持って以来遠乗りツーリングとはパッタリご無沙汰だった私も今回めでたく家族の快諾を得て行ってきました。

メンバーは私を含めて京阪神から4台(156×2・147・アバルト500)・6名でした。大阪組は道の駅・能勢(くりの郷)で落ち合い、次に瑞穂の里・さらびきで京都&神戸組が加わり国道9・426号線で出石までという行程です。

10時集合の予定でしたが早く着いたので、147の写真など撮ってみました(笑)。前の晩洗車したのにご覧の通りあいにくの雨ですが、ここまで高速も使って60km走った割には汚れは目立ちませんね。水たまりが鏡になってくれるのもこれはこれで雰囲気かもしれません!?


往路の途中は晴れ間も覗いていました。以前所有していた156は今は弟が乗っているのですが、連れだって走るのは初めてでした。自分のものだった車の後ろを走るのは、実にヘンな気分です。
ちなみに画像では勇ましく羽根を生やしたり、なぜか排気量エンブレムが3.0になってたりしますが、私が乗っていた頃はほぼノーマルの外見だったことをお断りしておきます(笑)。


北近畿の道路は改良が進んでおり流れも概ねスムーズで、11時半には目的地の「さらそば甚兵衛」へ到着。ここは子供の頃から家族で度々訪れてきましたが、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に載るまでになった今もお店の雰囲気は当時と変わりません。
雨なのであまり混まないかと思っていましたが、この時間でもすんなり入れるギリギリのところでした。めでたく席に着いたら、あとはひたすら食べるだけ!!


…ということはもちろんなく、車をメインに話に花を咲かせながら美味しくいただきました。一人17枚食べると(積んだお皿が割り箸の長さより高くなる)もらえる小物はもれなく全員頂きましたが(笑)。


前回は出石の街中を散策しましたが、雨とあって今回は近くのドライブインに場所を移してお土産タイムのあと帰路につき、私も夕方には家に着きました。
京都から往復250kmちょっとと楽に日帰りでき、程々に曲がりくねった田舎道を楽しみつつ美味しいお蕎麦も頂け、気が向けば日帰り温泉にも立ち寄れるこのコース、帰ってきたばかりですがまた行きたいです。

目隠しで助手席に同乗して車種を当てる「ブラインドテスト」をやってみたというある自動車評論家の記事を読みました。
視覚以外の感覚を駆使して要素ごとに分析されていたのですが、その中でサンバイザーに仕込まれたバニティミラーを見る時に使うランプが天井に付いていたことに触れ、「他の要素(電動シートやソフトパッド張りのコンソールなど)は高級を装っているがここに関してはBセグメント並みのセコさ」と評されていました。サンバイザー自体にライトを付けるにはそこまで配線を通さねばならずコストがかかる、というのが理由です。
こういうのを見てしまうと(普段あまり見ない所なので)自分のが気になってしまうわけでして、さっそく確かめてみました。


まずは147。寄る年波が表地のシワに現れてますが（笑）、ライトは見事にサンバイザーに、しかもご丁寧にミラーの左右に付いています。さすがイタリア。

で、A5です。147より上位のセグメントとあって結果は疑いもしなかったのですが…


(ﾟдﾟ)！

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ…

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!

天井に付いてる…。
アウディは他のモデル共々目に付くところはコストがかかってそうに見えるだけに、始めはちょっとした衝撃でした。
しかしA5はミラーのシャッターを開けるとライトが点く仕組みで、少なくともスイッチの配線はサンバイザーまで通っているはず。となると「ランプは天井でいい」と考えたということでしょうか。

(2016/12/6追記)
ネットで画像を漁ってみたところ、現行のアウディA6・A7・A8はいずれもA5同様天井に照明が付いていました。メーカーとしてあまりこの辺に拘りがないのかもしれません。