
今年の夏は暑すぎて、オテントサンの下で活動する気が起こらず、つまらない時間を費やしてしまいそうだったんだけど、面白い暇つぶしアイテムが我が家にやってきました。
皆さん宮崎駿ラスト作品の『風立ちぬ』って見ました?大ファンってわけじゃないけど、部長はなぜか劇場に行きました。
主人公の堀越さんでしたっけ、飛行機の設計者で、劇中でも何やら設計するのに図面ひいたり計算したりするシーンが出てきます。
その中でも、部長は何やら物差しみたいなモノを使って計算してるのが気になってました。
それがこの『計算尺』と呼ばれるモノです。
某熱帯雨林的なショッピングサイトで見つけました。
製品は紙の包みに入ってて、なんと厚紙で出来てます。とってもチャチ。どーりで安かった(^_^;)
包みには何やら書いてあり、完全に中国語でして
『上海市七一中学』?
?
中国の中学生用の教材か?(^_^;)
あまり細かい事は気にせず、使い方を紹介しているサイトを探して早速使ってみた。
どうやらこの計算尺、掛け算と割り算をするためのツールらしい。
対数を利用しているみたいだ。
10を底にした常用対数に変換された数直線同士をスライドさせて乗除算をしちゃう。
たとえば
log(A*B)=logA+logB
とかの法則を利用すれば乗除算を数値のスライド(加減算)に置き換えれる仕掛け。
まあ、サラサラと使いこなすには相当経験を積まないと無理っぽいけど、手も足も出ないほどではない。
なぜなら、物差しなので、たとえば7.8×5.2を計算したい時、それに近い8×5を計算してみて、それから目盛りを少しずらせば操作ミスを防げる。
作中の堀越さんみたいに片手でサラサラと計算できたらカッコイいなあ!
Posted at 2016/08/21 15:32:55 | |
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