昨日からの続きです。
本当に大変でしたので、この部品関連については書いていて自分でも力が入っているのがわかります。
これは
ブログを初めた目的の通り、
レストア過程記録しておくことと、できれば他の方には
もっと楽にやっていただきたいなと思っているからであり、極力丁寧にまとめていきたい次第です。
FCのオーナーには、板金のセミプロ、DIYバリバリのプライベーターの方もいらっしゃれば、
それこそ最近FCを購入された方や、免許取り立ててで車の事がまだわからない方もいる?と思います。
そして、
FDオーナーの方々、時期に我々FCオーナーと同じ事を思い、それを実行する日が来ますよ!?
そんなオーナーの方々が共通で思うことは、
「自分の車の不具合を解消したい」だと思います。
そして、その不具合解消の第一歩が、部品手配であるということです。
部品が無いと話が始まりません。
そして、その部品手配方法に関する情報って、以外に少ないのです・・・_| ̄|○
「DIYやショップで部品交換しました!こんな部品取りました。参考までに品番はこれです!」
と、出ている情報は沢山拝見しました。これはこれで、ありがたい情報です。
しかし、必ずしも自分が欲しい部品情報ではなかったりします。よって、結局のところ、
・その品番はどうやって調べたの?
・どうやって手配したの?
部品を取ったことがない、ディーラーやショップとの付き合いが少ないというオーナーが知りたいのはこの部分なのでは?と感じます。
私のレストア過程を楽しんでももらいつつ、その過程において他の皆さんに役立つ事は、そのまま共有するほうが良いなと感じた次第です。
これが私がこの部品手配編に力を入れる理由です。
前置きが大分長くなりましたが、
前回から部品の特定作業において、
始めの一歩は部品図を手に入れる。
この話を進めたいと思います。
そんな部品図ですが、入手には大きく
3つの方法があります。
1.MAZDA
発行の部品カタログ(パーツカタログ)を購入する。
または、ディーラーでその
コピーを貰う。
2.上記のディーラ用電子部品カタログ「EPC(ElectricPartsCatalog)」を入手する
※写真は私所有のEPCです。旧車:2003年4月版、現行(当時)2003年9月版
3.EPCに代わ
るオンラインパーツカタログを利用する
以下、それぞれ詳しく見ていきます。
1.パーツカタログの入手
製本された本その物の入手です。本が出た当時と2015年現在、欲しい部品の品番が同じであれば(つまり改訂されていなければ)本でも確認や調べはできます。
パーツカタログは稀にオークションで売っているのも見かけますが、このアイテムは
コレクター向きと思います・・・
私が思う最も
致命的な点が、
紙を目で追うことです。
検索もできませんし、とにかく必要な情報にたどり着くのに、そして品番を控えるのも一苦労です。私が経験した苦労のおそらく10倍は苦労すると思います。
※ちなみに、ディーラーではパソコンで(2.EPCを発展させたオンラインによるEPC2)検索行っているので、コピーをもらおうとしても、マツダディーラーでも「本・紙」のパーツカタログは無いと思います。
バンパーだけとか、部分的であればEPC2の画面をプリントアウトしくれるかもしれません。
2.EPCの入手
これはCD-ROMで存在します。しかし、ディーラーが使っていたソフトで、
市販されていません。
入手はオークションでの購入や知人にコピーしてもらう事での入手しかありません。
私は10数年前に入手し、それで品番を調べ何度も近所のディーラーでパーツ購入をしていました。
しかし、この方法も
現在では問題があります。EPCが出た当時、Windowsは98、2000、Me、XPの時代でした。EPCは
32BitOSにしか対応していません。
32Bit OSのパソコンをお持ちであればEPCが使えますが、この方法も結局1と同じでCD-ROMがプレスされた時点での品番収録のため、品番改訂問題には対応できません。
そして、そもそも
EPCの入手が面倒で難しいという
最大の問題点があります。
※どうしても欲しいと言う場合、1も2も、MAZDAにサイトにありましたのでDLできます。
難ありなので、URLは伏せておきます。IDもパスワードも不要でアクセス出来るのですが、これが意図して公開されている情報かどうかがわからず、不正アクセスに当たるかもしれません。カタログやパンフデータなども参照可能です。
最後に3の方法ですが、現在のオンラインEPC2と同様にパーツ図がブラウザで確認できる
オンラインパーツ検索サイトが世の中にはあります。
私も今回EPCを使おうとメインのPCへインストールを試みましたが、OSがWindows7の64Bitだったのでインストールできずでした。
仕方なく、退役させたPCがVistaの32Bitだったので、EPCを動かして見ましたが、EPCは操作がなれるまで面倒という事と、やはり
仕事中にパーツ検索できないインストールしないと使えないという事で、別の方法を模索しました。 笑
3.オンライン検索サイト
所詮は凡人が考える事。私がオンラインでパーツ検索できると良いなと思えば、世の中にはゴマンと同じことを思う人間がいます。
オンラインパーツ検索サイトが見つかりました。発見した時、
大興奮したのを覚えています。
この発見により、
本もソフトも不要で、極論、
タブレットでも部品図と最新品番が確認出来るようになりました。
※思うところがあり、サイトは伏せておきます。興味があればお尋ねください。
しかも、この方法であれば「
FCだろうが、FDだろうが、それこそ私のポルシェ911(997)であろうが」部品図と品番が確認できます。

さて、無事に部品図が入手できたら、後はひたすら必要な部品を
絵または品番から確認するだけです。
注意点はただ一つ。車検証に記載がある自分の車の
車台番号(ナンバープレートの車両番号ではりません)をメモっておきましょう。
部品には前・後期型の違いや、グレード、色による適合・非適合がありますので、
自分の車両に適合する部品の品番を拾う必要があります。
これを行うために車台番号が必要になります。
ここで∞(アンフィニ)の部品が欲しいと思ったGT-R、X、LTD、カブリオレオーナーの方々。
ディーラーで部品を取ろうにも苦労された経験があるのでは・・・
安心して下さい。私もです。(^^)※10数年前
ディーラーで車台番号が無いと部品が出せない。と言われた経験がありませんか?その理由は、こうしたEPC上で車台番号とマッチングを行い、非適合部品の誤手配等を防いでいるのと、担当者が本当にわからない(その車両に詳しくないとわからない)為と思います。
では∞(アンフィニ)の車台番号があればアンフィニ部品は取れるのでょうか?
安心して下さい。取れますよ!?
私のFCにはアンフィニ部品が多数使われています。それこそ、
足マットまでアンフィニです。
※フロアカーペットと、ドア内張り、ガラス以外は全部アンフィニかもしれません。
これは当時お世話になったショップがアンフィニⅣを所有しており、その車台番号で部品を取っていたためです。
今回レストアを検討するにあたり、今付いているアンフィニ部品で交換が必要な物は、当然、アンフィニ部品で交換したいと思っています。
しかし、今さら10数年前に知っていたアンフィニ車台番号なんて
思い出せるわけありません
ドウシヨ・・・_| ̄|○
私のFCは後期型の白です。後期型アンフィニの白はⅢのみ。そして、アンフィニⅣ専用部品(ブレーキマスター等)もある為、アンフィニⅢの白と、アンフィニⅣの黒か緑の車台番号を特定する必要が出てきました。
本当に次から次へと面倒事が増えます (T_T)
このブログでレストアに決着がついたあかつきには、それは結構な記録になると信じて、更新をがんばります。
早速、アンフィニの車台番号についてインターネットで検索してみますが、そもそも車台番号を公開することなど普通はありえないわけで。ましてやアンフィニの番号など本当に調べれるのか?
ちなみに、アンフィニⅢの白は、相当レアだそうで、
Yahoo!知恵袋で拝見しましたが生産台数もはっきりしない(つまり不明)だとか。
・・・そんなバカな!?ほんとに?
流石に生産台数不明なんて。この辺りから、知的好奇心というか、自分でアンフィニの車台番号を調べてやるという気持ちがフツフツと湧いてきた記憶があります。
私は幸か不幸かEPCを持っていますので、EPCでは車台番号から車種情報を取得し、グレードや色を表示することを知っています。
つまり、理屈的には
EPCにはFC3Sの全車台番号とグレード、色が紐付きされているということです。
早い話、その情報が参照できればアンフィニ車台番号はもとより、
色や生産台数だってわかる理屈です。
次回は、自分の部品手配ため
アンフィニⅢ白の車台番号と、
アンフィニⅣの車台番号の特定したいと思います。
そして、
知恵袋でも解決できていないアンフィニⅢ白の生産台数の謎を解き明かしてやろうと。
これがわかれば、FC3Sの部品照会で私が困ることは今後一切なくなるはずです。
車台番号の解析なんて誰もアプローチしたこと無いのでは?と思いますが、果たしてどんな解析結果がでるのやら・・・お楽しみに下さい。
解析はすでにある程度あたりがついていますので、「わかりませんでした」というオチは回避できそうです。必ず答えがでると思います。
話が微妙に脱線していますが、その3へ続きます。
※一応、部品を追いかけています 苦笑