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2015年10月05日 イイね!

電子パーツカタログ EPCの解析

電子パーツカタログ EPCの解析今日はEPC(電子パーツカタログ)データの解析です。

しかし、一度わかってしまえば金輪際FCのパーツ手配で困る事がなくなりますので、がんばります。

まずはCD-ROMの中身を覗きます。すると謎の番号フォルダが沢山あります。

一体何が入っているフォルダなのか・・・
ピンと来れば良いのですが・・・ピンときました!










EPCの画面を見ると、この謎の番号が表左列で確認できます。

どうやら、謎の番号はカタログ№の様です。






FC後期は「AJFA02」だそうです。

「思ったより楽勝?・・・かも」

まずは第一関門突破です。
EPCに収録されている各車両のデータは、それぞの車両ごとにカタログナンバーでフォルダ分けられ、整理されています。


参考までに、このブログに立ち寄られるだろうであろうメイン層である、
ロータリー車のカタログナンバーを記載しておきます。

FC3S前期:AJFA01

FD3S:「AJFA03」~「AJFA08」。1型から6型までの対応は以下のとおりです。
03:1型
04:2型
05:3型
06:4型
07:5型
08:6型

SA:ADS_AC

SE:AJFA09
※私のEPCは2003年9月版で、当時RX-8は新車ですので、前期?しかありません。順当にいけば次は10なのでしょうが、わかりません。


さて、AJFA02のフォルダの中を見てみます。

「・・・なっ、なるほど。想像つきそうかも?」

それぞれのファイルの中身を簡単に見ての見解ですが、おそらく各ファイルは以下の様なデータを持った構成だと思います。








BUHINO.XXX:部品ナンバーデータ関連
BUHINS.XXX:部品照会関連
BUNKAI.XXX:分解図関連
EMOKUJ.DAT:絵目次データ
HINMCD.XXX:品名コード
IROINF.XXX:色コードデータ
SECMEI.XXX:セクション名関連
TEKIYO.XXX:適用関連


これからを解析の足がかりとして、一番理解できそうな色コードのファイルを見てみます。中身は以下のとおりです。
注:皆さんが見やすいように私が編集していますが、書いている文字や並びは抽出した実データに沿ったものです。

GU シェード グリーン
PZ ブリリアント ブラック
SQ ブレーズ レッド
UC クリスタル ホワイト
X1
1F ウイニング シルバー メタリック
3G シャドー シルバー メタリック
5D ハーバー ブルー メタリック
5N ブレーブ ブルーマイカ

FD8 オフブラック
FE1 ブラック/タン

・・・思った以上に、わかります。苦笑

FCオーナーでなくてもこの情報は外装の色コードとその名前、そして内装色コードと名前であろうことは一目瞭然です。

テンションが上った為、前期型「AJFA01」の同じファイルも見てみます。

J5 アクテック シルバー メタリック
K8 トルネード シルバー メタリック
NP
PZ ブリリアント ブラック
RH サンライズ レッド
UC クリスタル ホワイト
WU ドーバー ホワイト
WY ノーブル ホワイト
X1
1A サツン ゴールド メタリック
3A ロイヤル マルーン メタリック
5A サファイア ブルー メタリック
7V

・・・なんか、上出来です。 \(^o^)/


私のブログにおいて、始めてFC3Sの車両情報を書きました 笑

情報ソースはMAZDAのEPCですから、メーカーのオフィシャル情報・データです。
WikiPediaや、インターネット上にあるFCの情報よりも正確な情報と思います。
※これで間違っていたら・・・私の解析が失敗しているか、MAZDAのデータが間違っているかのどちらかです。


そんな中、なにげに気になります、X1NP7Vです。

おそらく、FCには世に出ていない幻の色があったのかもしれません。
特に、前期型NPは色名称の登録はありませんでしたが、マツダカラーコードを調べたところ「ピュアレッド」らしいです。
これはおそらくFCにおける幻の設定色なのかと。データ上はコードの設定まではされているので、FCに採用する際にボツにしたのかもしれません。 注:都市伝説が誕生した瞬間かもしれません 笑

X1や7Vはマツダカラーコードにもありませんので、カラーコードに関係のない符号データなのでしょうか。

これをご覧のFCオーナーで全塗装をご検討されている方がいらっしゃれば、

「NP:ピュアレッド」

の選択肢はいかがでしょうか?
幻のカラーピュアレッドによるFC3Sを再現ということで、話題に事欠かないかと。

・・・信じるか信じないかは、アナタ次第です! 苦笑

これで大体、解析の感じはつかめました。
この時点で、目的とするアンフィニⅢの白の車台番号、アンフィニⅣの車台番号(色は黒・緑問わず)という結果はおそらく得られると確信しました。

ついでにもう一つの都市伝説?アンフィニⅢの白の生産台数も調べてみたいと思います。余力があれば・・・


解析すること小一時間

・・・わからない。笑


予想以上に難航です。そもそも車台番号データがみあたらないのです。
しかし、どこかにあるのです・・・



・・・あっ。これ!? ビンゴ!!!


ついに車台番号っぽいデータを見つけました。色もグレードもバッチリです。

早速データ抽出して車台番号を取り出し、オンラインパーツ検索サイトとEPCの両方に入れます。


これがアンフィニⅢ(UC)の1号生産車両情報です。

車台番号はマスキングしてあります。








EPCでも同じ番号で、同じ情報が確認できます。










ちなみに、FC3S後期型アンフィニⅢの白色(UC)の生産台数は・・・

なんと、63台です。そりゃレアです。
※カウントミスが無ければ、これで確定です。

いいところまで解析できました。車台番号と車両情報は完全に手の内に入りました。
後はアンフィニⅣですが、特定アプローチの仕方は想像できていますので、すぐに答えがでる予定です。

解析後、本編に復帰予定ですm(_ _)m
Posted at 2015/10/06 00:00:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | FC3Sレストア | クルマ
2015年10月04日 イイね!

レストアにおける部品番号捜索 ~その2~

レストアにおける部品番号捜索 ~その2~昨日からの続きです。

本当に大変でしたので、この部品関連については書いていて自分でも力が入っているのがわかります。
これはブログを初めた目的の通り、レストア過程記録しておくことと、できれば他の方にはもっと楽にやっていただきたいなと思っているからであり、極力丁寧にまとめていきたい次第です。


FCのオーナーには、板金のセミプロ、DIYバリバリのプライベーターの方もいらっしゃれば、
それこそ最近FCを購入された方や、免許取り立ててで車の事がまだわからない方もいる?と思います。
そして、FDオーナーの方々、時期に我々FCオーナーと同じ事を思い、それを実行する日が来ますよ!?

そんなオーナーの方々が共通で思うことは、「自分の車の不具合を解消したい」だと思います。

そして、その不具合解消の第一歩が、部品手配であるということです。
部品が無いと話が始まりません。
そして、その部品手配方法に関する情報って、以外に少ないのです・・・_| ̄|○


「DIYやショップで部品交換しました!こんな部品取りました。参考までに品番はこれです!」


と、出ている情報は沢山拝見しました。これはこれで、ありがたい情報です。
しかし、必ずしも自分が欲しい部品情報ではなかったりします。よって、結局のところ、

・その品番はどうやって調べたの?
・どうやって手配したの?


部品を取ったことがない、ディーラーやショップとの付き合いが少ないというオーナーが知りたいのはこの部分なのでは?と感じます。

私のレストア過程を楽しんでももらいつつ、その過程において他の皆さんに役立つ事は、そのまま共有するほうが良いなと感じた次第です。

これが私がこの部品手配編に力を入れる理由です。


前置きが大分長くなりましたが、前回から部品の特定作業において、始めの一歩は部品図を手に入れる
この話を進めたいと思います。


そんな部品図ですが、入手には大きく3つの方法があります。

1.MAZDA発行の部品カタログ(パーツカタログ)を購入する。
または、ディーラーでそのコピーを貰う。




2.上記のディーラ用電子部品カタログ「EPC(ElectricPartsCatalog)」を入手する
※写真は私所有のEPCです。旧車:2003年4月版、現行(当時)2003年9月版


3.EPCに代わるオンラインパーツカタログを利用する


以下、それぞれ詳しく見ていきます。

1.パーツカタログの入手
製本された本その物の入手です。本が出た当時と2015年現在、欲しい部品の品番が同じであれば(つまり改訂されていなければ)本でも確認や調べはできます。
パーツカタログは稀にオークションで売っているのも見かけますが、このアイテムはコレクター向きと思います・・・

私が思う最も致命的な点が、紙を目で追うことです。
検索もできませんし、とにかく必要な情報にたどり着くのに、そして品番を控えるのも一苦労です。私が経験した苦労のおそらく10倍は苦労すると思います。

※ちなみに、ディーラーではパソコンで(2.EPCを発展させたオンラインによるEPC2)検索行っているので、コピーをもらおうとしても、マツダディーラーでも「本・紙」のパーツカタログは無いと思います。
バンパーだけとか、部分的であればEPC2の画面をプリントアウトしくれるかもしれません。


2.EPCの入手
これはCD-ROMで存在します。しかし、ディーラーが使っていたソフトで、市販されていません。
入手はオークションでの購入や知人にコピーしてもらう事での入手しかありません。
私は10数年前に入手し、それで品番を調べ何度も近所のディーラーでパーツ購入をしていました。

しかし、この方法も現在では問題があります。EPCが出た当時、Windowsは98、2000、Me、XPの時代でした。EPCは32BitOSにしか対応していません

32Bit OSのパソコンをお持ちであればEPCが使えますが、この方法も結局1と同じでCD-ROMがプレスされた時点での品番収録のため、品番改訂問題には対応できません。
そして、そもそもEPCの入手が面倒で難しいという最大の問題点があります。

※どうしても欲しいと言う場合、1も2も、MAZDAにサイトにありましたのでDLできます。
難ありなので、URLは伏せておきます。IDもパスワードも不要でアクセス出来るのですが、これが意図して公開されている情報かどうかがわからず、不正アクセスに当たるかもしれません。カタログやパンフデータなども参照可能です。


最後に3の方法ですが、現在のオンラインEPC2と同様にパーツ図がブラウザで確認できるオンラインパーツ検索サイトが世の中にはあります。

私も今回EPCを使おうとメインのPCへインストールを試みましたが、OSがWindows7の64Bitだったのでインストールできずでした。
仕方なく、退役させたPCがVistaの32Bitだったので、EPCを動かして見ましたが、EPCは操作がなれるまで面倒という事と、やはり仕事中にパーツ検索できないインストールしないと使えないという事で、別の方法を模索しました。 笑

3.オンライン検索サイト
所詮は凡人が考える事。私がオンラインでパーツ検索できると良いなと思えば、世の中にはゴマンと同じことを思う人間がいます。
オンラインパーツ検索サイトが見つかりました。発見した時、大興奮したのを覚えています。

この発見により、本もソフトも不要で、極論、タブレットでも部品図と最新品番が確認出来るようになりました。
※思うところがあり、サイトは伏せておきます。興味があればお尋ねください。

しかも、この方法であれば「FCだろうが、FDだろうが、それこそ私のポルシェ911(997)であろうが」部品図と品番が確認できます。



さて、無事に部品図が入手できたら、後はひたすら必要な部品を絵または品番から確認するだけです。

注意点はただ一つ。車検証に記載がある自分の車の車台番号(ナンバープレートの車両番号ではりません)をメモっておきましょう。

部品には前・後期型の違いや、グレード、色による適合・非適合がありますので、自分の車両に適合する部品の品番を拾う必要があります。
これを行うために車台番号が必要になります。

ここで∞(アンフィニ)の部品が欲しいと思ったGT-R、X、LTD、カブリオレオーナーの方々。
ディーラーで部品を取ろうにも苦労された経験があるのでは・・・


安心して下さい。私もです。(^^)※10数年前


ディーラーで車台番号が無いと部品が出せない。と言われた経験がありませんか?その理由は、こうしたEPC上で車台番号とマッチングを行い、非適合部品の誤手配等を防いでいるのと、担当者が本当にわからない(その車両に詳しくないとわからない)為と思います。

では∞(アンフィニ)の車台番号があればアンフィニ部品は取れるのでょうか?


安心して下さい。取れますよ!?


私のFCにはアンフィニ部品が多数使われています。それこそ、足マットまでアンフィニです。
※フロアカーペットと、ドア内張り、ガラス以外は全部アンフィニかもしれません。

これは当時お世話になったショップがアンフィニⅣを所有しており、その車台番号で部品を取っていたためです。
今回レストアを検討するにあたり、今付いているアンフィニ部品で交換が必要な物は、当然、アンフィニ部品で交換したいと思っています。
しかし、今さら10数年前に知っていたアンフィニ車台番号なんて思い出せるわけありません

ドウシヨ・・・_| ̄|○

私のFCは後期型の白です。後期型アンフィニの白はⅢのみ。そして、アンフィニⅣ専用部品(ブレーキマスター等)もある為、アンフィニⅢの白と、アンフィニⅣの黒か緑の車台番号を特定する必要が出てきました。

本当に次から次へと面倒事が増えます (T_T)

このブログでレストアに決着がついたあかつきには、それは結構な記録になると信じて、更新をがんばります。


早速、アンフィニの車台番号についてインターネットで検索してみますが、そもそも車台番号を公開することなど普通はありえないわけで。ましてやアンフィニの番号など本当に調べれるのか?

ちなみに、アンフィニⅢの白は、相当レアだそうで、Yahoo!知恵袋で拝見しましたが生産台数もはっきりしない(つまり不明)だとか。


・・・そんなバカな!?ほんとに?


流石に生産台数不明なんて。この辺りから、知的好奇心というか、自分でアンフィニの車台番号を調べてやるという気持ちがフツフツと湧いてきた記憶があります。

私は幸か不幸かEPCを持っていますので、EPCでは車台番号から車種情報を取得し、グレードや色を表示することを知っています。

つまり、理屈的にはEPCにはFC3Sの全車台番号とグレード、色が紐付きされているということです。
早い話、その情報が参照できればアンフィニ車台番号はもとより、色や生産台数だってわかる理屈です。

次回は、自分の部品手配ためアンフィニⅢ白の車台番号と、アンフィニⅣの車台番号の特定したいと思います。
そして、知恵袋でも解決できていないアンフィニⅢ白の生産台数の謎を解き明かしてやろうと。

これがわかれば、FC3Sの部品照会で私が困ることは今後一切なくなるはずです。

車台番号の解析なんて誰もアプローチしたこと無いのでは?と思いますが、果たしてどんな解析結果がでるのやら・・・お楽しみに下さい。

解析はすでにある程度あたりがついていますので、「わかりませんでした」というオチは回避できそうです。必ず答えがでると思います。

話が微妙に脱線していますが、その3へ続きます。
※一応、部品を追いかけています 苦笑
Posted at 2015/10/04 23:01:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | FC3Sレストア | クルマ
2015年10月02日 イイね!

レストア交換パーツの部品番号を特定せよ!

レストア交換パーツの部品番号を特定せよ!さて、FCのレストアにおける交換部品代70万の件ですが、私に送られてきた概算見積もりにおける手配パーツリストを確認するにあたり、部品に対してある程度知識を持っておく必要があります。

※プライベーターの方は読み飛ばしちゃって下さい。苦笑


板金屋さんからは、「交換が必要と思われる部品はこれだ」というリストが送られてきます。

こんな感じで来ます。

品番 品名 数量
1 FC01-50-1E0 左FrバンパセットプレートNO.3 1
2 FC01-50-1D0 右FrバンパセットプレートNO.3 1
3 FB01-50-050A Frバンパリテーナ 1
4 FC01-50-1C0 左FrバンパセットプレートNO.2 1
5 FB01-50-06Y 左Frバンパセットプレート(インナ) 1
6 FC01-50-1B0 右左FrバンパセットプレートNO.2 1
7 FB01-50-05Y 右Frバンパセットプレート(インナ) 1

詳しい方はこの情報だけでどこの部品かのあたりがつくのでしょう。
しかし、私はフロントバンパーを取り付ける部品であるということ以外、わかりません。
私がリストを確認していくには、その部品がどこの部品であるのか?以下の様なが必要です。



そして、その図に対応した品番/品名が確認できる以下の様な対応表がないと全くわかりません。

50-015C ボルト
50-030 ライセンス プレート ホルダー
50-031B フロント バンパー フェイス
50-036E クリップ
50-040 バンパー リーンフォースメント
50-071 フロントバンパー シール プレート
50-110A バンパー ブラケット
50-111B フロント バンパー フォーム(R)
50-112A フロント バンパー フォーム(L)
50-122A フロント バンパー リテーナー
50-180E ナンバー プレート プロテクター
50-1AX バンパーセット プレート NO.1
50-1B0 F. セット プレート NO.2(R)
50-1B0A F. セット プレート NO.2(L)
50-1D0 F. セット プレート NO.3(R)
50-1D0A セット F. プレート NO.3(L)
50-335 クリップ ナット
56-905A スプリング ナット
68-865E ファスナー
99-263 リベット
90-786 タッピング スクリュー&ワッシャー
99-175 タッピング スクリュー
90-906 フランジ ナット
99-720 スクリュ
90-780 ボルト



板金屋さんから送られてくる部品リストにある部品を
迎え撃つ(確認する)必要があり、これは結構重要です。

・本当に交換せねばならない部品かどうか?
・他に交換する必要があるだろう部品はないか?
・オーナーである自分自身が交換したいと思っている部品が拾われているか?


板金屋さんはプロですが、それはあくまで板金のプロであって、
FC3Sについて詳しいという事は別問題だと思っています。

FC特有の事項であれば、私のほうが詳しいはずです。


当然です。オーナーですから。・・・たぶん。うん。・・・内装であれば。苦笑


これは、レストアにおいて間違いなく、車両オーナーでありレストア依頼者側の最大の難所で、とてつもなく面倒くさい

「手配部品チェック&ピックアップ」という山場です。


私は何社か板金屋さんをあたっていますので・・・

A社は拾っている。B社も拾っている。C社は拾っていない。
 → A、B社が拾った部品を確認。

A社は拾っていない。B社も拾っていない。C社は拾っている
 → えっ!?この部品なんで拾ったの?A社、B社はなんで拾わないの?C社が拾った部品を確認。

結局、各社が拾った全部の部品に目を通す事になりました。

内装や外装はオーナーですから理解はありますが、前段で書きましたとおり、外装の下にあるフレームやパネル、機関、駆動系に関する部品となると車の構造まで理解していないと、部品図や対応表がなければ完全お手上げです。


おかげでこの夏、FCの部品に関して大分詳しくなりました。

夏休みの自由研究として発表できるくらいに。笑



また、実際のレストア作業が進めば、現車確認時点と、作業工程において追加で必要な部品が出てきます。
その度にやるわけです・・・一発で終わりませんし、本当にめんどうで1番キライな作業です。


この部品特定を行うにあたって、色々と模索し学習できました。

・部品図の入手方法
・限定車/グレードパーツの車両番号、部品番号の特定方法
・部品在確(在庫確認)の仕方
・部品手配と値引について
・製廃(製造廃止)部品捜索と入手方法

部品図程度は心得がありますので、それを元に部品手配をディーラーでやったことはあります。
しかし、今回はいろんな問題があり他の方法を模索し、結構苦労しました。

ホント、どなたかブログで書かれていないかなと、いろんなサイトを徘徊していました。

私のようにレストアという大事や、自分でわざわざ面倒事をやる方はあまりいないと思いますが、一応、FCに限らずFDや、マツダ車以外でも一部を除き基本的に同じ過程を踏めるはずです。

ですので、私が辿った過程でよければ公開していきたいと思っています。
いろんな方の役に立てば・・・

・これからDIYする方(部品を壊してしまった方)
・自分で部品を手配したことがない方
・ショップやディーラーで頼むことに気後れする方
・ヤフオクで純正新品部品を探して買っているという方

私よりも良い方法をお持ちの方は、こっそり教えてください 苦笑
※一部のノウハウは限定公開?で、伏せるかもしれません。


長くなったので続きは次回。その2で。
Posted at 2015/10/03 01:06:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | FC3Sレストア | クルマ
2015年10月01日 イイね!

FC3Sレストア概算費用

FC3Sレストア概算費用前回、朽ち果てている我がFCを、新車のようにレストアしたいという無理難題?をリクエストしましたが、
いよいよ、恐怖の概算見積もり編に突入です。


※仕事が忙しすぎて、更新がなかなかできずすみません。


写真を送ってその次の日。ある鈑金屋さんより速攻で連絡がきました。

以下要約です。
・車の写真拝見する限り、かなり大掛かりな修理が必要と思われる。
・現在、外板の部品の在庫を確認しいる。
・部品が無いもので、再生が可能であれば修理・修復を行う。
・内装部品などは車の状態を拝見してから確認。(内装写真は送っていないため)


もうこの時点でドキドキ。そして、問題の概算費用です。

・概算のお見積りは外装の修理だけでも部品が約70万前後
鈑金塗装を含めると約200万くらい


「ふぅ~~~~~~っ・・・」溜息


椅子の背もたれに体を預け、目を閉じ、静かに宙を仰ぎます。
正直、もっとインパクトを受けると思っていましたが、
以外に冷静に受け止めれました。


・・・これは安いのか? 高いのか?
いや、妥当なのか? 妥当ではないのか?

そして、部品代70万・・・これってどこまで入っているの?
全パネル交換?何の部品を買う算段なのか?これ、どこまできちんとやる想定なのか?


目を閉じてからここまで、一気に頭が回転したことを記憶しています。


椅子から体を起こして、メールの続きを・・・

・不動の期間が長い為、燃料系や足回り等修理が必要であれば別途費用が掛かる。
・高額の修理となる為、ご検討した上での連絡をお待ちします。


つまり、冷やかしお断りということですね。

安心して下さい!真剣ですよ!?笑


さて、一旦整理して質問を内容を考えます。
・エンジン降ろして、内装も剥がして、ドンガラでやるのか?
・塗装は剥離して塗り直すのか?
・部品は何を取る予定なのか?
・一回、200万の見積り明細が欲しい

こんなところでしょうか?


質問メールを送りつつ、他の鈑金屋さんからのやり取りも同様にこなしていきます。大体、似たような150万~250万という金額でした。
やり取りする内容はほぼ同じですが、最大100万の金額差が何か?を確認するのが一番面倒で手間でした。


それにしても200万(平均値)か・・・
う~ん、200万、200マン、にひゃくまん、ニヒャクマン。
ウォンじゃなくて、よね。※200万ウォン=約20万円
ほんとに冗談の一言も言いたくなります(-_-)


確かに。確かに、新車の様にとは言ったけど・・・


まさか、本気で新車のFCが買える金額になるとは・・・(T_T)



FC3S 新車価格 209~376万円
http://www.goo-net.com/market/MAZDA/10251504/


人間、現実逃避したい時ほど、無意味な検討をしちゃいますよね。でも、

あと50万
だせばGT-Xが新車で買え、
同じ250万出すなら、27年前のFCよりも、現代の新車、トヨタ86http://toyota.jp/86/grade/だって買えちゃいます。

200万を払える払えない以前に、私の中でお金を払う価値という点で「ブレ」というか「ゆらぎ」が生まれてきます。


この時のリアルな心境
「はぁっ・・・ホント、どうしよう。」


結局、わからないのに悩んでもしかたありませんので、ここは返事がくるまでの間、
気を取り直して、次に来るであろうパーツ代の詳細・内訳の精査が出来るよう、
環境の準備に取り掛かることに。

この辺りの切替というか割り切りは、この後の工程で大変重要になります。
レストアは「割り切り」という「悟り」を開かないと先に進めないことが多そうです。


次回のFC3Sレストアシリーズは「手配パーツ精査」の予定です。
が、別の話題(ポルシェ)も少し挟もうかなと考えております。
Posted at 2015/10/01 23:22:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | FC3Sレストア | クルマ
2015年09月29日 イイね!

10年間不動放置されたFC3Sを激写!

10年間不動放置されたFC3Sを激写!一昨日上げたブログのPVが恐ろしい事になっています。
やはりインパクトあるタイトルと画像の効果なのでしょうか?

昨晩は0時を回るまで仕事で、タクシーで帰宅。
みなさんのアクセスに目を通すまで精一杯で、ブログの更新には及びませんでした・・・


ようやく、写真の撮影です。
今回もタイトルに工夫と、画像を頑張って沢山貼ってみました。
それでは・・・どうぞ。


私のデジカメはコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)ですが、
SONYのDSC-RX100を自宅から持って行きました。

いざ撮影する際に気が付いてしまいました・・・偶然にもRXつながりです。

RX100でRX-7を撮影。ファインダー越しに私は心のなかで


「・・・93。か」注:100 - 7


と、無意識につぶやいたのはここだけの秘密です。


2015年における一番無意味な計算であることは明白で、
残りの月日においても、これを超える無意味な計算はないのではと思います。


肝心の撮影ですが、各パネル毎に撮影しろとあるので、以下、私の現在のFCの姿です。
晒すのはものすごい恥ずかしいですね・・・




では、ボンネットから・・・



とっ、塗装が剥がれています・・・なんとムゴイ。
ボンネットはアルミなのが救いです。




次は左ドアです・・・



ウソでしょ!?と、塗装崩落!?あっ、サっ、サビがっ!
・・・ヤバイです。この時点で倒れそうです。




次はルーフ・・・もう見たくない。怖すぎます。



サビてるし!!!
もう感覚が麻痺してきます。



もうハッチ開けましょう。水抜き穴は!?



ふーっ。ここは期待を裏切りません。
これはもう、FCにおける伝統芸能の様な定番光景ですね。
むしろ、こうなっていないと逆におかしい的な。

現役の際にも何度か見てきましたが、10年経っても安定の詰まり方です。




続いて右ドア行きます。
伝統芸能のおかげで気持ちが大分落ち着いてきました。
エンジンを掛けた後なので、ガルウイングオープン状態です。



そっ、ソラは青いのに、ドッ、ドアの下が茶色い・・・



茶色の正体が想像できて恐ろしいですが、ドアの落下も恐ろしいです。
しかし、この茶色の裏側を見ないわけにはいきません。
ドアが落ちてこないように慎重に・・・



くっ、朽ち始めてるし・・・



では、ラスト。エンジンルームです。



えっ!?バンパー、バンパーの奥がなんかおかしい・・・




アップです。



ものすごい気持ち悪さです。

まだまだ写真はありますが、もうこの辺にしておきましょう。


我ながら本当にひどい状況です。
空の青さ以上に、私の顔は青ざめ心はブルーに (T_T)

正直、これは治せるレベル・・・なのか?


私が学んだ事
 ・車を青空駐車で10年も放置してはいけない。
 ・車検を通さない場合、ボディカバーを掛ける。
 ・定期的に動かす。



すべてを諦め、ふて寝しそうになるところですが、
撮影した写真を各板金屋さんへ送らねばなりません。

大量の写真とともに添えた言葉は・・・



「新車のようにして下さい」


エッ!?・・・今、なんて?(・_・;)


次回、いよいよ概算見積もり判明です。
Posted at 2015/09/30 00:09:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | FC3Sレストア | クルマ

プロフィール

現在はポルシェ911(997)に乗っておりますが、昔はRX-7 FC3Sに乗っていました。 そして、FCを降りて10年… ボチボチ乗りたいなという気がフ...
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