
昨日行われたエイトリアンカップ2016Springで、4秒台を無事達成することができました。しかし、RX-8ノーマルエンジン最速の座は奪取することができず、課題が残る1日でした。
OS技研のスーパーロックLSDへの交換は非常に効果が絶大で、どのコーナー、特にヘアピンでの高いトラクション能力は絶品です。いつでもどこでもアクセルコントロールでトラクションを制御できるというのは、コーナリングマシンとしてのRX-8に最強の武器であることを確信できました。
この日は雪が降ると言われていて微妙な天候が予想されていましたが、走行時間には全く雪も雨も降らず、気温は2~4度程度と想定よりは少し高めでしたが、路面コンディションも非常によくタイムアタックには最適だったと思います。
Best 1'04.546 26.362 26.761 11.423 160.523km/h
セクター仮想ベストは以下です。
Virtual 1'04.254 26.176 26.669 11.409
この日の最高速:160.690km/h
ベストラップの1ラップ後がセクター1、セクター2共に全LAP中ベストで、最終コーナーで3速に入らず5速に入ってしまうミスのため失敗し、4秒7に終わっていますが、このミスさえなければ4秒2~3程度には入っていて、RX-8ノーマルエンジン最速を獲得できていたことを考えると、非常に悔やまれます。
ミッション不調をごまかしはそろそろやめないと、すごく後悔しそうな気がしていますので、この辺りもきちんと対策を取っておきたいところです。
なお、この結果として、Expertクラス4位に入賞することができました。
トップとの差は0.3秒以内。十分ターゲット範囲です。
そろそろエンジンも、オイルシールからのオイル漏れも激しくなってきており、16万キロオーバーの過走行車の限界は近そうです。おそらく圧縮もやばめでしょう。
ただ、内装も全部入り、助手席も外さないでという自分レギュレーションを守ってはいますが、タイヤは現地で交換しています。同じような自分レギュレーションの目標としているM崎さんは、タイヤ交換すらしないというルールを守っていて、きちんと「普段使いのエイトで結果を残す」というレギュレーションの範囲で結果を出しています。それと比較すると自分は少し違反気味です。
一応、Moreクラスのリファレンスモデル的な車両、という位置づけであるソニハチ号ですが、もう一度原点に立ち返り、タイヤ交換すらせずにふらっと来てさくっと走り、そそっと帰るそんなモータースポーツを改めて目指したいです。
今年の3月くらいにはまたそういう仕様に戻そうかと思っています。
とは言え、今回のエイトリアンカップでは、目標に対しクルマの仮説を組み立ててその対策を採ってセットアップする、ということを行えただけでなく、それが結果にもきちんと現れたことなど、クルマという媒介に対する知的好奇心の充足、というものが自分にとっての楽しみの一つである、ということを再確認できました。非常に楽しいです。また、まだまだ上に倒すべきライバルがいる、ということも。
エイトリアンカップは、このような同車種のライバルがたくさんいる、というのがとても楽しいです。
また参加したいです。
エイトリアンカップ最高!
Posted at 2016/01/24 11:33:48 | |
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サーキット走行 | 日記