鋼鉄の撃墜王とシュタインベルガー

今日で二十歳です。二十歳＝飲酒解禁＝酒＝シュタインベルガー！（単純）　シュタインベルガーでピーンと来た方、その通りです（笑）　エリア88です。僕が一番影響を受けた漫画です。


エリア88あらすじ
パイロット訓練生の風間真は親友の神崎悟に騙され内戦最中の中東アスラン王国の外人部隊に入隊させられてしまう。配属されたエリア88は最前線中の最前線、地獄の一丁目。エリア88から出て行くには三年間生き残るか150万ドルの違約金を払うか、脱走するか・・・。
シュタインベルガーは登場人物の一人「鋼鉄の撃墜王」、フーバー・キッペンベルグがこよなく愛したワインです。


まずは外泊証明書にサイン。これは基本ですね。


そして、一日が終わるたびにカレンダーに×印を付けます。
さぁ、シュタインベルガーを飲む儀式は終わりました。


この人がフーバー。元西ドイツ空軍少佐。
途中で戦死してしまいますが、その後数回登場します。


エリア88を生きて除隊した数少ない人物、カーライル・ベンディッツ。彼はパリの宿でフーバーを偲んでシュタインベルガーを注文。後日、母国イギリスのヒースロー空港で引ったくりに刺殺されてしまいます。彼はこのエピソードのみの登場でしたが、印象深いキャラです。


そして月日が経ち、主人公の風間真も偶然同じ宿でシュタインベルガーを頼みます。パリでドイツワイン、宿のマダムはベンディッツを思い出します。


ちなみに、これが神崎悟。最期まで悪役を貫きます。最後の辺では黒いF/A-18に搭乗していかにもな悪役です。神崎はこの台詞を一番言いたかったのだと思います。結局、愛を裏切り、愛に裏切られた結構かわいそうな奴です。大学の彼女持ちの奴に向けて言い放ちたい台詞でもあります。

で、肝心の味は、飲みやすかったです。白なので渋みがありません。これがドイツのワインなんですね。でも、毎日酒を飲みたいとは思いませんので、次飲むのは遠い日だと思います。

エリア88は今読んでも面白い漫画だと思います。この漫画で戦闘機が好きになりました。特にクフィルなんか最高にかっこいいですね。あの三角感が素敵です。キャラも魅力的です。一番好きなキャラは元南ベトナム空軍少尉、グエン・ヴァン・チョムです。悪役の「不死鳥のチャーリー」でさえもどこか憎めない。散々大口叩いた挙句、宙返り失敗してミサイルの餌食になったマリオには一片の同情も持てませんが（笑）

なんだか長文になってしまいましたが、今日はここまで。