五反田君のマセラティ

かなり限定されたネタで申し訳ないのですが、村上春樹『ダンス･ダンス･ダンス』の主人公の友達である「五反田君」のマセラティについて書きます。作中ではマセラティのどのモデルかについては書かれていません。取りあえず作中から分かる情報を総合すると
・1983年ごろが舞台なので、1970年～1983年に生産されていたモデル（それ以上古いモデルだとは考えにくい）
・中古だけど経費で買うくらい高い（そもそもマセラティは高いですが）
・MT車
・あるものを運んだ→トランクがあるボディ形状

ここから導くとギブリかキャラミ、そしてクアトロポルテ3あたりでしょうか。しかし、ギブリはトランクが小さいので疑問が残ります。キャラミは生産台数が少ないそうなので線は薄そうですが、2ドアというのが五反田君のイメージに合っていると思います。クアトロポルテは4ドア…独身男性が乗るには大きすぎる気がしますが、マセラティ＝クアトロポルテと言っても差し支えがないくらい有名なので、考えられないこともないです。
『ダンス･ダンス･ダンス』を読んだ方なら分かると思いますが、五反田君の最後はちょっとかわいそうかなーって思います。村上作品の中でも鼠と並んで好きなキャラクターです。

僕も将来、何かの拍子に大成功したらマセラティを所有してみたい（笑）

他に何か情報、意見がございましたらコメントで教えてくださると助かります。