
2016年12月16日(金)、JR九州が2017年3月4日(土)に実施するダイヤ改正の概要を発表しました。
【画像】熊本~人吉間に登場する2両編成の「かわせみ やませみ」

九州新幹線は、2016年4月に発生した熊本地震の影響により、熊本~新八代間で徐行運転が行われていますが、ほぼ1年ぶりに通常の速度に戻されます。これにより所要時間は現行よりおよそ5分短縮され、地震前と同じになります。
熊本~人吉間には観光特急「かわせみ やませみ」がデビュー。現在、同区間を走る快速列車を置き換える形で、毎日3往復が運転されます。うち1往復は、人吉駅で「いさぶろう」「しんぺい」と接続します。
熊本地震で不通の豊肥本線、ダイヤ改正後はどうなる
長崎本線では特急「かもめ」を増発。平日運転の佐賀発7時38分・吉塚行き「かもめ104号」は、鳥栖~吉塚間において特急「有明」と併結して運転されます(博多~吉塚間は普通列車)。現在、佐賀駅止まりの「かもめ103号」は、「かもめ45号」として長崎駅まで運転区間を延長。また、長崎発19時56分・博多行きの「かもめ48号」が増発されます。
筑豊本線の若松~折尾間(若松線)を走る普通列車は、すべてが新型の蓄電池電車「DENCHA」に。直方~博多間の一部列車も「DENCHA」で運転されます。
なお、熊本地震により不通の豊肥本線・肥後大津~阿蘇間は、依然として運転再開の見通しが立っておらず、ダイヤ改正後も引き続き運転を見合わせるといいます。この区間を経由していた特急「九州横断特急」は、ダイヤ改正後、阿蘇~大分・別府間で2往復が運転される計画です。3月新3月新ダイヤ改正で。
Posted at 2016/12/20 11:48:10 | |
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