☆みるく@はいふり☆のブログ一覧

昨日は、鹿児島県出水市の針原地区土石流災害から21年になる日でした。当該地区では、1997年7月10日未明、降り続いた雨が止んだおよそ4時間後に集落裏手の山が崩れました。地下深くから地盤が崩れる「深層崩壊(しんそうほうかい)」による土石流で大量の土砂が集落に流れ込み、21人が犠牲になるという惨事になりました。

平成に入ってから鹿児島で発生した自然災害としては、この災害のおよそ4年前、1993年の鹿児島市竜ヶ水地区で起きた梅雨の長雨の影響による土砂崩れで48人もの犠牲者が出た、いわゆる8・6水害に次ぐものでした。

今年もまた、梅雨と台風が重なったことによる大雨が引き起こした水害で多くの犠牲者が出てしまいました…。

私の祖母は、毎年この時期になると常々いう言葉があります。「梅雨は、誰かが犠牲にならない限り、明ける事はない」と…。