
前回、その2で日産の鍵を作りました。
その時、気づいたこと反省も踏まえ、自分のヴェゼルキーも小窓付で作ってみることにしました。
事前に型紙をプラで作りました。
鉄筆で直接革に小窓の形を書き写し、切り抜いたら、小窓にビニールを当てる場所を革漉き器で薄くしてます。
このこの時点で、ビニール(今回は厚めの0.3ミリくらい)も小窓に合わせて切っておきました。
スマートキーに形を合わせるため10分前後、水に浸し、余分な水分を取って柔らかいうちに刻印します。
銀ペンで打つ位置をあらかじめ書いておき刻印打ちました。
ラップで包み簡易防水したスマートキーに革を押し付け、周囲を引き延ばしながら作った枠をはめ、クリップで潰していきます。
ボタン側の小窓が引き延ばしたことで歪になってしまいました。
小窓は、小さめに開けてボタンに合わせて引き延ばした後に、少しずつ合わせて削り広げた方が綺麗に仕上がりそうです。
ボンドを塗りビニールを貼り付けます。針を通す穴を菱目キリで開けてから縫い付けて、裏表革の縁を縫う目安を決めたら、縁にボンドをつけ、スマートキーを包んで裏と表をしっかりと貼り付け
縫う穴を開けて縫ったら、余分を切り落として、コバを塗り
金具をつけるベルトも作り
なんやかんやで出来ました。
文字が上手く入るとそれっぽく見えますかね
約1年経って右の革が左の飴色のように濃くなりました。艶も出て良い感じ。
模様も入れたらどうなるかともう一つ作ってみます。
その前にこのケースの取り出し口は余白を残して縫わずにいたので、追加で飾り縫いしてみました。
外周は一周縫った方が私の好みとなりました。
Posted at 2024/03/13 08:28:55 | |
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