ランクルプラドのキーケースを頼まれたので作ってみました
今回のスマートキーは、本体から引き抜ける鍵が、片側に寄っており、鍵にある穴が3㎜程度の物しか通らないため
ベルトを通す穴は作らず、穴に組ネジスリムタイプ(長さ15㎜)を使ってベルトを留めるか
ネジ式Dカンを使うことにしました。
今回は、文字スタンプで文字も入れるので、銀ペンで位置を印付けた後、革を約20分水に浸けて柔らかくして拭き取った後、スタンプしました。
行程は以前と変わりありませんが、キー本体を守るためにラップで防水してから柔らかくなった革で挟み、大きいクリップで徐々に革を本体に密着させ、小さいクリップが挟めるように周りを切り取りながら細かく密着させます。ボタン部分も型取りして切り取りやすいように密着させます。
ボタン部分を切り抜き、縫い穴開けてボタン部分の窓を縫って、周囲の取り出し出来るところまでを、接着剤で止めてクリップで乾くまで固定。
乾いたら取り出し口は、1枚ずつ飾り縫い。
接着したところは2枚を合わせ縫いしています。
周囲切って、コバ整えて完成。
組ネジは、10㎜では足りず、15㎜ではネジが若干飛び出ました。
ネジ部が飛び出してしまうため、ポケットとかに入れてると何かに引っ掛けてしまう可能性があります。
ネジ間を革を貼ったりしてかさ増しすれば良いのかもしれません。
そこで、ネジ式Dカンを付けてみました。U字の間は10㎜のものです。
ネジ式Dカンは、ピンがネジになってるので精密ドライバーが無いと取り外し出来ないのが難点ですが見た目は良いかなと思います。
今回の黒革は、今までより薄めの革で表面の加工もいつもと違うもので、フニャフニャして全体的にあまり上手く出来ませんでした。
革によって、厚みや加工によって思ったより仕上がりが変わってしまうと知りました。
昔は、ユニディの姉妹店?ユニアートや
ユザワヤとかオカダヤとか、でも革を種類多く扱ってて、直接手にとって買うことか出来ましたけど、今は、ユニディの一部と東急ハンズくらいしか見当たらず、買い辛くなりました。
通販は、届いてみないと質感とか分からないのが難点ですね。
Posted at 2025/02/15 21:21:19 | |
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